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セクシー田中さん

普段はなかなか連続ドラマを継続して観ることができないわたしが、久しぶりにきちんと、放送時刻にテレビの前に座り、観た番組。

主役が木南晴夏さんだから観たってのがでかいが、まあはまった。
日曜日のサザエさんブルーを吹き飛ばすだけのパワー。

ああ明日から仕事頑張ろう、なんならアフター5に習いごとなんかしちゃおうかな!
みたいなドラマハイになる毎週だった。

主要人物が、それぞれにキラキラしいとこもありながら、誰にも言えない鬱々した面も持ち合わせて悩みながら生きている。

が、要所要所で出てくるベリーダンス、そして主人公が踊る料理屋の場面が出てくると、一気に治外法権というか、現実のあれやこれやが少しずつほぐれていく。

そんな日曜日のなんとも言えない夜にふさわしいドラマだった。

原作があること、漫画があることを全く知らなかったわたしにとっては、「セクシー田中さん」というものがドラマが基準になり、原作が後追いになる。

放映期間中、原作漫画を買おうかどうか迷ったが、わたしの中の田中さんたちはドラマの面々であり、今ドラマを楽しんでいるならば、最終回を終えた後に買って読もう、、、

と決めていた。

そして、Xのタイムラインに流れてくる作者と脚本家の呟きを見た週末。
まあ、いつもの話だ、、、こじれるよな、、、お互いに真摯に仕事してるゆえに。
ぐらいにしか思わなかった。

ドラマの最終回、登場人物たちがキラキラとベリーダンスをし、楽器を演奏し、リズムにのり、思い思いに過ごしていた場面が出てくる。

楽しい時は、一瞬だけれども
日曜日に毎回ワクワクしながらテレビの前にいられた、そんな幸せをもらえた
「セクシー田中さん」を作り上げた方々に感謝しながら、今日を終えたい。

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