気分をミュージックで測る。
気が付きゃあ、ひさしぶりのことだ。朝からMETAFIVEをかけて、タイピングしはじめるだなんて。
ちょっと前までは、昨日のこと今日のことでごっちゃになった頭をリセットすべく、一発目に「Maisie's Avenue」を聴いて、かるやかにゆるやかに心を整えてから、作業に入っていた。これが一つのルーティンになっていて、うまくが回っていた。
だけど、今日も同じように同じ曲をかけてみても、なぜだかしっくりこない。シャッフルしてみて、「Radio」に標準を合わせて、イントロを聴いてみる。いや、これも違う。次にきたのが、「Gravetrippin'」。あ、これは不思議と馴染むぞ。
静けさからのドンドコドンドコが襲いかかってくるアップテンポで、なんとなく「はじまり」を感じるし、このリズムがどことなく心地いい。サビに入っていくと、香港アクション映画のBGMに使われてそうなエキゾチックさを増して、だけど、言語しては英語なので新鮮さがあって、そのせいか、脳みそが刺激される感じがある。ちょっとだけ、タイプする指に力が宿るよう。
はて、なんで前は「Maisie's Avenue」がよくて、今は「Gravetrippin'」がいいのか。それは、スピード感の問題なのかもしれない。
ちょっと前までは、日々のモヤモヤが多すぎて、思考→行動までに時間がかかっていた。つまり、身体のリズムと、曲のリズムがいいあんばいにシンクロしているのかも。
今は、動け、動け、あたってくだけろ、こけてから考えろ、という心境で、とにかくピュッと動きたくて、目の前のものを動かしたくてしょうがない。そういう前のめりな気持ちから、ぼくの脊髄が、「一発目にはこの曲がいいぜ」という、Amazonレコメンド機能のような本能的指令を出してくれてるのだろうか。いや、気のせいかもしらんけど。
まあなにはともあれ、無駄なことを考えることなく、日記をつけられているのだから、よし、ということにしよう。
その後シャッフルで流れてきたDJみそしるとMCごはん「ピーマンの肉詰め」がゆるみがあって落ち着く。リピート再生で作業がはかどる。二曲目以降は、まったりと聴きたいのかしら。
最近のぼくはそんな感じです。ぼくはそこそこ元気です。おそらくは。
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