猫の図太さにジェラる。
今日になってガクンと温度が下がった。鳥取内でもちらほら雪が降りはじめたようだ。うちで飼っている5匹のたちは生まれて初めての冬ということで、まだ寒さに慣れないのか、ずっとこたつから出れずにいた一日だった。
少しでもぬくいところを探して、こたつの下に潜り込んだり、ちょっと暑いかなぁと思ったら人間さながらこたつから顔だけちょこんと出したり、膝の上に乗っかってきたり、こっちの都合おかまいなしに、とにかく自分の居心地のよい場所をみつけにいく。
膝上で寝ているときも、絶妙のあんばいで気持ちよく、お気に入りの姿勢があるらしく、ちょっとでもズラすと、形状記憶合金のようにのびやかに体を戻し、ご機嫌の表情になる。
その様子を何度もみていると、なんだか、たくましさすら覚えてしまう。
だれかに居心地のいい環境をつくってもらうのを待つのではなく、今ある環境のなかで最大限に快適な場所をみつけ、そこに自分の身を置きに行く。
家においては、エサなりうんちの掃除などこっちがやらないと、何もできない存在であるのは間違いないけど、「わたしが気持ちいいときはここなんだ!」と主張してくる図太さは、正直うらやましい。
猫はいいよなぁ、と思うときがたまにあるけど、その何がいいのか、の一つだろうし、おそらくそれは自分に足りない、憧れの何かでもあるのだろう。
手がかじかんてきたので、ここいらでお終い。
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