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バエることしに行ってるのに、写真バエてない問題。

花火と言ったら夏のイメージだけど、最近は秋の花火も増えてきている。
夏がとてつもなく苦手なわたしは、寒さは心配でありながらも夏より断然良いなぁと思っていた。

なぜなら、虫がいないから。
虫のいない夜は最高なんだ。

虫がいたら、花火より虫を見てしまうからね。
やつの行方を追ってそのままトイレに並んだら花火大会がおわっていることなんてあるあるなんだから。

異例の高温が続く中、夜も過ごしやすい気候で。
160デニールを2枚重ねてはいたオリジナル320デニールのタイツはむしろ暑かった。

2時間半の花火大会を、チケットを取って有料席で見た。初の有料席。
1番安い席だけど。

肉眼で見た方が777倍きれい。

花火はどうしたって写真には写らない。
だから儚くて美しいんだってばよ。

肉眼で見た方が150万倍おいしそう。
帰り道の夜ご飯。茶色バエないけどおいしい。

「電波ないからストーリーズ上げられないんだけどー!!」というバエたい女子を横目に

「おら、インスタに載せれる写真自体ないぞな
」と思っていたよ。

それより、このキレイな花火を心のアルバムに保存してみないかいベイビー。

無事に家に着いて、鍵をさがしている時。
蓋のよく閉まっていないペットボトルのお茶を小脇に抱えていたので、なんと丁寧にかばんの中に注いだ。

かばんだって、喉がかわいたろうから
飲ましてやったんだ。

中はびしょ濡れ、きっとかばんの喉も潤った。
携帯を手に持っていたのが不幸中の幸いで。

かまわんよ、かばんにはいつもお世話になっているから。お茶、おれのおごりー。

最後までバエない、それがわたしの通常運転。

夫よ。そろそろ諦めてくれ。

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