見出し画像

【人財育成論24回】やる気を上げる秘策はこれだ!⑤仕事の意味を見つけよう

やる気・モチベーション・・・・なかなか上がらない時もある。それもそれでいいですが、本当にやる気が全く起きない日々のときもあるでしょう。心象風景はこんな感じでしょう。

・なぜこの仕事をやる必要があるの?
・これの担当は俺でなくてもいいよね?
・色々面倒だし、負荷がかかるからやりたくないよね・・・・
・そもそも俺は得意じゃないし、この仕事は向いていないし・・・
・向いていないので頑張るにしても、将来的に意味があるとは思えないし・・・・
ブルシットジョブじゃないのか?

こういった感情や思いを持ってしまうこともあるでしょう。こういった場合はどうすりゃいいのかと言うことなのです。

まずはこの仕事の意味を問う。

与えられた仕事であることが多いでしょう。ですから、
・仕事の目的・役割:経営や事業の何に貢献するのか?
・仕事の必要性:上位目的から見て必要な仕事なのか?組織において必要なのか?
・仕事の意味:成果は何?やって何にある?
・自分にとってのメリット:
を徹底的に考えてみましょう。

自分なりに考えてみて、目的×、必要性×、意味?、メリット?になるかもしれませんし、目的×、必要性〇、意味?、メリット△になるかもしれません。まずはこの4軸で考えてみましょう。全然考えてみて〇△の評価はつくのではないでしょうか。
目的×、必要性×、意味×・・・・目的も必要性も意味もないと思っている仕事はある意味、苦痛でしかありません。今すぐ、手を止めましょう。上司に相談です。

評価できない場合、わからなかった場合は、上司に質問するしかないです。そこで的確な回答を得て納得するかもしれません。納得しなくて、上司から「なんかわからないが、いつかあなたのためになるかもしれないから我慢してやってくれ」と言われたりしたのだったら、他人(上司や仲間)を助ける、恩を売るという意味で、少しは頑張る気も出てくるのではないでしょうか?我慢してやってみることで、何か新たな「景色」が見えるかもしれないものなのです。

我慢は成長につながる?!

人間、普通は我慢したくないものです。筆者は我慢するタイプであはないですが筆者のようにならないためにもw、ビジネスキャリアにおいては我慢というのは結構重要なスキルです。

1.空気を読んで言いたいことを我慢する
【メリット】相手の意向や思いを尊重する。何かしら意図があるのだから、必要なタイミングを見て言うまで待つ。
2.やりたいことを我慢する
【メリット】チームの一員としての優先順位を優先することを実感する。相手のやりたいことを優先することで、恩を売れる。自分が他人をリードする場合にその姿勢の重要性が理解できるようになる。

我慢と言っても、未来永劫「そのことをしない」「やらない」と言う意味ではないです。行動をいったん「我慢」「忍耐」するスキルと言うことです。自分が言いたい言動、やりたい行動をいったん「我慢」していたら、別に自分が言う必要がなかったり、やる必要がなかったりすることもあります。

我慢のメリットも理解できたのではないでしょうか?

もちろん、仕事の負荷は軽減

目的〇or△、必要性〇or△、意味〇or△、メリット〇or△といった仕事であっても、業務量が多い、精神的・肉体的負荷が多い場合は注意が必要です。少しぐらいなんとかできそうですが、目的〇or△、必要性〇or△、意味〇or△、メリット〇or△であっても、「やる気」がでない場合もあります。その場合、すぐにでも上司と交渉するべきでしょう。

次回は組織が「やる気」にもたらす影響を考えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?