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永守重信さんのような経営者になる方法①すぐやる、かならずやる、できるまでやる

「すぐやる、かならずやる、できるまでやる」。この言葉は永守重信さん、日本電産の会長、社長の名言である。

永守さんはたった数人の会社から創業し、モーター業界で屈指の企業になり、世界シェア首位の企業、売上1兆円を超える企業に育て上げた、日本屈指のカリスマ経営者である。「平成の名経営者ランキング」では1位になったほど。87億ドルの資産を持つ、日本長者番付で4位だそう。大学の経営にも参画し教育改革も進めている。

独自の経営哲学を持ち、物凄い業績を上げた立志伝中の偉人のような方である。個性が強いためなのか毀誉褒貶があり、最近は、後継者問題で経済界を騒がしている(そのニュースで私は彼の存在を知った)。

向日市HP「永守重信市民会館」のご寄附について」より写真右が永守さん

永守重信さんプロフ

日本電産株式会社の代表取締役会長、最高経営責任者、日本電産シンポ㈱取締役会長、日本電産トーソク㈱取締役会長、日本電産テクノモータ㈱取締役会長、日本電産モビリティ㈱取締役会長といったところが現在のプロフィールになる。

1944年8月28日生まれ、御年78歳。京都府向日市出身。血液型O型。苦学をして職業訓練大学校を卒業し、28歳のときに起業。仕事が大好き、「太陽より熱い男」と呼ばれるほどの情熱とハードワーク、そして冷静に企業を買収してM&Aを「すべて成功」させて買収した企業を再生させ、グループを拡大させてきた。詳しくはこの漫画を見ると理解できる。熱い情熱、やり抜く執念、そのための徹底的な思考。「伝説」のよう人で、個人的には神様だとあがめているほど尊敬している。

永守重信さんになるために必要な「条件」


筆者撮影

そもそも永守さんにはなれないのだが、永守さんのような経営者にはなれるかもしれない。まずは彼の行動要件をあげていこう。

■1.行動哲学
◇すぐやる、かならずやる、できるまでやる
先手必勝
◇その時点では実現不可能なことをまず言える

■2.心・姿勢
日本電産の三大精神「情熱・熱意・執念」を持っている
◇「泣かない、逃げない、やめない」スピリッツを持っている

■3.考え方
◇志や夢を持って生きていくべき
◇挑戦することが大切
◇楽して儲けたらあかんと考える

■4.意識
◇危機ほど楽しいと思い、困難を克服しようと思う
◇苦しいときこそチャンスだと思い、常に怠りない準備をして、必ず実行できる

■5.日々の守る事
◇朝5時50分起床、7時前に出社。仕事は翌日に先送りしない
◇自己管理ができている
◇常にやり方を見直し、改善している
自分と真剣に向き合って、「今どんな経験が自分に必要なのか」を日々問いている

彼の著作などでの言葉などから探ると以上になる。ビズネスパーソンとしての永守さんのようになるには、基本、これはできていないといけないようだ。

永守さんとは一体何者なのか?その本質を探り、彼のような、結果を出せる経営者になるにはどうすればいいのだろうか?について、その言葉、考え方、思考、経営手法などから考えていきたい。

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