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【人財育成論21回】やる気を上げる秘策はこれだ!②

やる気はどうやったら起きるのだろうか?
ビジネスパーソンの永遠の課題だろう。俺も知りたい(笑)個人的にはやる気が起きるのは場面や置かれた状況によって様々、千差万別である。根本的にやる気になるのは人それぞれなのだ。なかなか人によって場合によって様々なのである。答えはない。つまり、状況によってケースバイケースというところだが、それでは答えになっていないので考えていきたい。

一般的な方法がダメな理由

一般的に言われているのは以下のような「方法」だ。

  1. 作業をする場所を変える

  2. 環境を変えてみる

  3. ToDoリストを作ってひとつずつタスクをこなしていく

  4. 生活リズムを整えて健康を維持する

  5. 好きな音楽を聴いたり動画を見たりしてリフレッシュする

  6. 目標を達成したあとのご褒美を用意しておく

  7. マッサージやストレッチをしてみる

などがあるが、短期的なものが多い。
また、
・自分の現状と課題や悩みを書き出して整理する
・目標を明確化
・とにかく着手
といった取り組みも言われている。とにかく行動すること。これは重要でとにかく作業に入ってしまえば、そのうちやる気も出てくるという考え方。うーむ、これもなかなか実践してみればわかるがそううまくいかない。

ではどうする?

なんだかんだ、小手先の「問題解決」では不十分です。根本的な解決にはやはり、仕事のやりがい、意味、将来への可能性、キャリアにおける位置づけなどを考えることが重要だと思っています。

仕事のやりがいがなければ、やる気も起きません。やって意味があるの?ブルシットジョブじゃない?意味ある?という意味で、仕事が経営に貢献する、誰かの役に立つ、自分の価値を証明できる、自分の成長につながる・実感できるという点が必要でしょう。やる気をどうやっても生み出さない仕事が業務の何%かはあってもそれは仕方ありませんが(お金のために働いている面もありますから)、それが全てではまったくもって労働生産性の高い仕事はできませんし、高いパフォーマンスも期待できません。DX、ITによってかなりどうでもいい「作業」に費やす時間は最小化できますので、できるだけブルシットジョブは減らしていく必要があります。

とりあえず自分で考える

結局やる気がない時はやる気ないな・・・でいいのです。自分の将来、目指す姿が明確であれば、やる気がそのうち出てくるものです。自分の状況で言えば、睡眠、バイオリズム、運気の流れ、他人からのアクションなどを待ってみるのもいいでしょう。自分のやる気がでない場合、「今向き合っている仕事・業務」についてふと考えてみることをお勧めします。
次回は、やる気の構造を考察していきます。

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