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仮面ライダーセイバー特別編「界賊来たりて、交わる世界。」

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○○:ん〜…やっぱり夜風は気持ちいいな〜

ひかる:見て!○○。星が綺麗!

○○:ほんとだ、綺麗だな。

○○達が星を見ている時、宇宙にワームホールが開いて、中から宇宙船のようなものが現れた。

恭太郎:お、流れ星だ。

保乃:ちょっ!こっち向かってきてへん!?

○○:ヤバっ!

ひかる:逃げろ〜!

○○とひかるは間一髪で避けた。

怪人:着地成功

○○:メギド…じゃないな…

怪人:さあ、仕事を始めるオリヒメ。「恋人たちが喧嘩をしますように」

怪人が短冊にお願い事をすると一斉にその場にいたカップルが喧嘩をし始めた。

怪人:愉快、愉快。この短冊は書いた願いが叶うんだオリヒメ。

○○:おいお前!目的が分からないことをするのは止めろ!

怪人:言われて止めるなら、やならいオリヒメ。

ブレイブドラゴンWRB:『ブレイブドラゴン!』

○○:変身!

火炎剣烈火:烈火抜刀!

ブレイブドラゴン!

○○は仮面ライダーセイバーに変身して怪人と戦闘を始める。

セイバー:ハアッ!

怪人:危ないオリヒメ!ヤッ!

怪人はセイバーに流れ星状のエネルギー弾を浴びせる。

セイバー:グアァァァァッ!!

??:ヨホホーイ!やっぱり居た!トジテンド!

怪人:界賊が現れるとは…

怪人:「邪魔が入りますように」

怪人は短冊にお願い事をした。

??:ハッ!

??は発砲した。

セイバー:グッ!

??:えっ!?

??は再び発砲した。

セイバー:グハッ!

??が発砲する度にセイバーが盾となり怪人を守る。

怪人:ここはひとまず撤退を…

怪人はひかるに躓き、転けた。

怪人:ちょっとアンタ、ぼーっとしてんじゃないわよ!

怪人は撤退していった。

ひかる:痛たたた…ん?

ひかるは怪人が落とした短冊を拾う。

??は変身解除する。

??:ちょっと!貴方のせいで逃げられたんですけど!?

セイバー:ち、ちょっと落ち着いてください…

保乃:あれ?"果歩"ちゃん!?

果歩:保乃さん!?

○○:知り合い?

保乃:そうか…○○は消えてたから知らんのか…日向坂46の4期生の藤嶌果歩ちゃんやで!

果歩:ペコリ

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事務所の一室を借り、話をする○○達。

○○:説明してくれない?さっきの奴ら一体何?

果歩:奴はオリヒメワルド。こことは違う並行世界からやって来たんです。

○○:並行世界?

果歩:トジテンドの奴らが、並行世界間ゲートに何か仕掛けてくるのを妹が見つけてくれたんです。

○○:ちょっと何を言ってるか分かんないんだけど…とりあえず果歩ちゃんは敵を追って来たってこと?

翔琉:たくさんある世界を守って戦ってるってわけか。

果歩:そんな感じです!

保乃:今日はトジなんとかを探すのは明日にして、短冊にお願い書こうや!

恭太郎:探すなら朝の方が良いもんな。

保乃:決まりや!

各々は部屋に置いてある短冊を手に取る。

ひかる:はい!○○!

ひかるは怪人が落とした短冊を○○に渡した。

○○:おっ!ありがとうな、ひかる。

各々は短冊に願いを書いていく。

○○:「大切な物が消えませんように」

○○:うわっ!?

○○が短冊に願いを書くと辺りに眩い光が散りばった。

恭太郎:な、なんだ今の?

翔琉:何も変わってないな。

○○:あーーーーっ!!!

ひかる:びっくりした!どうしたの○○?

○○:な、無い…

保乃:何か無いん?

○○:ブックが無くなった!

果歩:分かった!それがオリヒメワルドの能力だ!短冊に書いた願い事は現実になるんです!

○○:や、やらかした…

果歩:オリヒメワルドを倒さない限り、恐らく元には戻りません。私が倒します!

○○:お願いします!!

〜〜〜〜〜〜〜〜翌日〜〜〜〜〜〜〜〜

恭太郎:あいつが短冊に何かを書いたとたん、恋人たちが喧嘩を始めたのを俺たち見たよな。

○○:喧嘩している恋人たちを見つければその近くに奴がいるって、そんな都合よく…

男:ざっけんなよ!

女:待てって!かき氷のシロップは普通イチゴでしょ!?

男:ハァ!?ブルーハワイだろ!

女:何言ってんのよ!ふつうはイチゴなの!!

何と○○達の目の前で喧嘩をし始めた。

○○:嘘だろ?

○○達が周りを見渡すとカップルたちが喧嘩をしていた。

一同:ええええーーーっ!?

オリヒメワルド:ウフフフ…オホホホ…みんな喧嘩して離れ離れになればいいオリヒメ!

○○:本当に居たよ…

果歩:チェンジ痛快!

果歩は舵輪が付いた銃と一つのギアの様な物を取り出し、銃に装填した。

『回せー!』

『ツーーカイザー!』

すると果歩は海賊に流れてそうな音楽と共に踊り出した。

〜♪

恭太郎:な、なんで踊るんだ…?

果歩は踊り終わるとトリガーを引いた。

『ヨーソロー!』
『ツーーカイに、レボリューーション!』

果歩はツーカイザーに変身した。

ツーカイザー:ツーカイに行くよ!!

ツーカイザーはオリヒメワルドと交戦した。

ツーカイザー:ハッ!

オリヒメワルド:グッ!

ツーカイザーは徒手空拳で攻撃した。

ツーカイザー:行くよ!カッタナー!

カッタナー:わかったぜ姉貴!

『回せー!』

『シーーンケンジャー!』

ツーカイザーは違うギアを銃に装填するとまた踊り出した。

〜♪

恭太郎:ま、また踊ってる…

『ヨーソロー!シーーンケンに、レボリューション!』

ツーカイザー:クールに侍、シンケンフォーム…いざ参る!

ツーカイザーは姿を変えた。

ツーカイザー:ハッ!

銃を剣に変えて攻撃した。

オリヒメワルド:グッ!

オリヒメワルド:もう、イライラマックス、オリヒメ!くらうがいい!オリヒメ!

オリヒメワルドはまたもや流れ星状のエネルギー弾を発射した。

ツーカイザー:よっ!

○○:ヤバっ!

ツーカイザーと○○達は間一髪で躱し、オリヒメワルドに向かって走り出す。

オリヒメワルド:「逃げられますように」

○○達は足を止められ前へ進めなくなる。

その間にオリヒメワルドは逃げてしまった。

恭太郎:俺が追いかける!

唯一足止めを喰らわなかった恭太郎がオリヒメワルドを追いかけて行った。

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翔琉:……

○○:どうしたんだ?翔琉。

翔琉:ちょっと気になったことがあってな…

果歩:気になったこと?

翔琉:あの怪人、逆のこと書いてないか?恋人たちに喧嘩させて…

○○:奴の狙いが侵略だとしたら、なんで書かないんだろうか…?「この世界を侵略出来ますように」とかでもいいはずだ…

ひかる:ねぇねぇ、あの短冊って…本当に願いが叶うのかな?

翔琉:そういえばあいつ…

○○:逃げるための願い事してたな…もし願いが叶うなら勝つために使うはず…

翔琉:そうか!あいつの短冊の力って…!

プルルルルルル…

○○:もしもし?

恭太郎📞:○○!あいつを見つけた!

○○:分かった!

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オリヒメワルド:フンッ!

恭太郎:グハッ!

素面でオリヒメワルドと交戦し、苦戦する恭太郎。

○○:恭太郎!

恭太郎:大丈夫だ…

果歩:私に任せてください!チェンジ痛快!

『回せー!』

『ツーーカイザー!』

〜♪

恭太郎:どうしても踊らなきゃならないのか…?

『ヨーソロー!』
『ツーーカイに、レボリューーション!』

ツーカイザー:ツーカイに行くよ!

オリヒメワルド:今度こそ、返り討ちにしてあげるわ、オリヒメ。

ツーカイザー:あんたこそ、いつまで余裕ぶっていられるのかな!

恭太郎:変身できないのは厄介だな…○○…

○○:ブックは取り返した。

恭太郎:取り返し…取り返した!?何処に!?

○○:ここだ

○○は恭太郎に何も乗っていない手を見せる。

恭太郎:は?え?○○…おかしくなったのか?

○○:そう、おかしくなったんだ!あいつのせいでな!

翔琉:あいつの短冊は願いを叶える力なんてない。人の心理に影響するだけなんだ。

○○:そう、俺が短冊に「大切な物が消えませんように」って書いたらブックが消えた。俺に取ってはひかるやみんなを守るためにブックは大切な物だ。

翔琉:でも、ブックを大切に思ってない人間には…

ひかる:仕方ないでしょ!変身してた時は大切に思ってたけど今は戦わなくて良くなったし…ちゃんと持ってるように見えるよ。

○○:という訳だ、ひかるお願い。

ひかる:了解!

ブレイブドラゴンWRB:『ブレイブドラゴン!』

ひかるはWRBのページを開き、ソードライバーに装填した。

○○:変身!

刃王剣十聖刃:『刃王剣クロスセイバー!創世の十字!
煌めく星たちの奇跡とともに!
気高き力よ勇気の炎!
クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー!』

『交わる、十本の剣!』

○○は仮面ライダークロスセイバーに変身した。

刃王剣十聖刃:刃王必殺読破!
聖刃抜刀!刃王一冊斬り!
セイバー!

セイバーはタテガミ氷獣戦記WRBとエスパーダのワンダーコンボ用のWRBを生成した。

刃王剣十聖刃:既読!流水!黄雷!クロス斬り!

セイバーは水勢剣流水と雷鳴剣黄雷を出現させた。

恭太郎:これなら!

翔琉:行ける!

タテガミ氷獣戦記WRB:『タテガミ氷獣戦記!』

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

ニードルヘッジホッグWRB:『ニードルヘッジホッグ!』

トライケルベロスWRB:『トライケルベロス!』

恭太郎と翔琉はソードライバーに聖剣を納刀し、WRBを装填した。

恭太郎&翔琉:変身!

水勢剣流水:流水抜刀!タテガミ展開!

タテガミ氷獣戦記WRB:『全てを率いし、タテガミ!氷獣戦記〜!』

『ガオーッ! LONG GET!』

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!ランプの魔神が真の力を発揮する!ゴールデンアランジーナ!


『黄雷三冊!稲妻の剣が光り輝き、雷鳴が轟く!』

恭太郎は仮面ライダーブレイズ タテガミ氷獣戦記に翔琉は仮面ライダーエスパーダ ゴールデンアランジーナに変身した。

ツーカイザー:やっと来た!

セイバー、ブレイズ、エスパーダ、ツーカイザーが並ぶ。

セイバー:行くぞ!

ツーカイザー:ハッ!

オリヒメワルド:グッ!

ブレイズ&エスパーダ:ハッ!

オリヒメワルド:グハッ!

セイバー:ハアッ!

オリヒメワルド:グァァァァァァァッ!!

セイバー達はオリヒメワルドを追い詰めていく。

オリヒメワルド:こうなったら願い事を…!

ブレイズ:書かせねぇよ!

ブレイズはオリヒメワルドの短冊が付いた武器を凍らせた。

オリヒメワルド:なぬっ!?

エスパーダ:ハッ!

さらにエスパーダの雷撃で破壊した。

ツーカイザー:トドメ、行きますよ!○○さん!

セイバー:あぁ!

ツーカイザー:ツーカイザー・ゴールドスクランブル!

セイバー:刃王星烈斬!

オリヒメワルド:やっぱり季節外れだったかオリヒメ〜!!!

セイバーとツーカイザーの必殺技で撃破した。

ツーカイザー:あれ?ギア、壊れちゃった?

セイバー:何の話?

ツーカイザー:いや、○○さんのパワー凄いですねって話です。

セイバー:いやいや、果歩ちゃんこそ。

○○達は変身を解除した。

恭太郎:あっ、ブックと聖剣が…

翔琉:消えた…

恭太郎と翔琉が使ったWRBと聖剣が光となって消えた。

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○○:もう行くの?

果歩:はい!オリヒメワルドも倒しましたし!

○○:そっか…

ひかる:向こうの世界の私達はどんな感じなの?

果歩:そうですね〜…この世界と同じような感じですね!

恭太郎:それなら向こうでは保乃と付き合ってるんだな…

ゴゴゴゴゴ…

上空に果歩が乗ってきた船が現れた。

果歩:あ、来たきた!

果歩:それじゃあ、さようなら〜

果歩は船に乗り込み、帰って行った。

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翔琉:ただいま〜

??:おかえりなさい!翔琉!

翔琉:ただいま!”麗奈”!

麗奈:仕事お疲れ様!今日もひかるちゃん達に目移りしてない〜?

翔琉:してないよ、俺は麗奈が大好きなんだからさ!

麗奈:私も翔琉が大好き〜!

ギュッ

翔琉は優しく麗奈を抱き締める。

麗奈:翔琉?

翔琉:麗奈…これからは数え切れないほど喧嘩すると思う、だけど何時までも一緒にいよう。

麗奈:当たり前じゃん!さ、ごはん食べよ!

翔琉:あぁ!

Fin.

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