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仮面ライダーセイバー40「力を求める時、月光の剣士あり。」

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とある日の学校終わり

??:翔琉君!一緒に帰ろ?

翔琉:いいよ。"守屋"

麗奈:も〜"守屋"じゃなくて"麗奈"でしょ?

翔琉:なんでだよ。守屋は守屋だろ?

翔琉と麗奈は教室を出て行く。

恭太郎:なあ、最近翔琉と守屋ちゃん、一緒に行動すること多くなったよな。

保乃:確かにな。

○○:付き合ってんじゃね?笑

ひかる:翔琉君にも彼女か〜チラッチラッ

横目で○○をチラチラと見るひかる。

○○:ん?どうした?ひかる

ひかる:なーんにも

??:……

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麗奈:それでさ〜昨日ね、家族と一緒にプラネタリウム見に行こうって話になったんだけど最初「フルーツなのかな?」って思っちゃったんだよね。

翔琉:それってプラムじゃね?

麗奈:プラムだ!も〜私ったら〜コツコツ♡

翔琉:……

麗奈:ちょっと〜引かないでよ〜

翔琉と麗奈が帰宅していると二人の前に謎の仮面ライダーが現れた。

翔琉:ん?あの聖剣…ファルシオンか?

麗奈:翔琉君…怖いよ…

翔琉:守屋…逃げろ…

ファルシオンは逃げる麗奈に襲いかかった。

翔琉:狙いは守屋か!

麗奈:キャァァァァ!

間一髪でファルシオンの攻撃を雷鳴剣黄雷で防いだ。

麗奈:翔琉君…?

翔琉:守屋…この事は内緒にしててくれ。

麗奈:え?

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

翔琉:変身

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!
ランプドアランジーナ!

翔琉は仮面ライダーエスパーダへと変身した。

麗奈:嘘…翔琉君が…

エスパーダはファルシオンと交戦を始めた。

エスパーダ:ハッ!

エスパーダが優勢に立ち回った。

ファルシオン:ハッ!

エスパーダ:グッ!

雷鳴剣黄雷:必殺読破!
黄雷抜刀!アランジーナ一冊斬り!
サンダー!

エスパーダ:トルエノ・デストローダ

エスパーダは雷鳴剣黄雷を納刀しトリガーを引き抜刀して必殺技を発動して雷の速度で移動し、ファルシオンを斬り裂いた。

ファルシオン:グッ!

無銘剣虚無:必殺黙読!
抜刀…!神獣無双斬り!

無銘剣虚無をブレードライバーに戻し、トリガーを一回引いてから抜刀して発動し、真っ白なオーラを纏った斬撃をエスパーダに放ち、変身解除に追い込んだ。

翔琉:グァァァァッ!

麗奈:翔琉君…!

麗奈は翔琉の元へ走り出した。

翔琉:来るな!あいつの狙いはお前だ!

麗奈:えっ?

アメイジングセイレーンWRB:『アメイジングセイレーン!』

WRBのページを押し込んで発動し、麗奈を眠らし、担いで何処かに消えた。

翔琉:守屋!クソっ!

翔琉はノーザンベースへと戻った。

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ソフィア:それは本当ですか!?

翔琉:はい。

ソフィア:まさか…消息不明の無銘剣虚無を使う剣士が出たとは…

○○:守屋はどうしたんだ?

翔琉:あいつに連れ去られた…

恭太郎:何っ!?

翔琉:ソフィア様。マスターロゴスの件もありますが今回の件、俺に単独でやらせください!

ソフィア:翔琉君…分かりました。単独で動くことを許可します。

翔琉:ありがとうございます。

ソフィア:翔琉君、これを。

ソフィアは翔琉に白いWRBを渡した。

翔琉:これは?

ソフィア:きっと、貴方の力になると思います。

翔琉:ありがとうございます。

翔琉はファルシオンと麗奈を探しに行った。

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翔琉:守屋!何処だーッ!

翔琉の元にファルシオンが現れた。

翔琉:守屋を何処にやった!

ファルシオンは剣を向けた。

翔琉:話し合いは無理みたいだな…

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

ニードルヘッジホッグWRB:『ニードルヘッジホッグ!』

トライケルベロスWRB:『トライケルベロス!』

翔琉:変身

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!ゴールデンアランジーナ!

翔琉は仮面ライダーエスパーダ ゴールデンアランジーナに変身した。

エスパーダ:お前を倒して、守屋の居場所を聞き出す!ハアッ!

ファルシオン:ハッ!

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

ニードルヘッジホッグWRB:『ニードルヘッジホッグ!』

エスパーダ:アランジーナ・ヘッジホッグ・ワンダー!

エスパーダは雷を帯びた無数のトゲを打ち出した

ファルシオン:グッ!

エスパーダ:これで終わりだ!

雷鳴剣黄雷:必殺読破!
黄雷抜刀!ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!
サ・サ・サ・サンダー!

エスパーダ:トルエノ・デル・ヴィエント

エスパーダは雷の速度に乗りながらファルシオンをすれ違いざまに斬り裂いた。

??:グワァァァァァァァァッ!

エスパーダ:お前は…!黒井!?

ファルシオンの正体は翔琉たちのクラスメイトの黒井音寧だった。

翔琉:なんで黒井が変身してるんだ?

音寧:なんでって…あいつが憎いからよ!

翔琉:憎い?

音寧:私は翔琉君のことが好きなの!なのに…あのぶりっ子女が近づいて…!

翔琉:……俺の事が好きでもこんなことするのはおかしい…

音寧:おかしい?全くそう思わない!

翔琉:守屋は何処だ?

音寧:口を開けば守屋…守屋…気色悪いんだよ!!そんなに助けたいんだったら助けたらいいじゃない!

アメイジングセイレーンWRB:『アメイジングセイレーン!』

音寧はアメイジングセイレーンWRBを使い、翔琉と自分を教会にワープした。

翔琉:守屋!

麗奈は木のツタで拘束されていた。

音寧:起きな、お前の好きな人が来てくれたぞ。

音寧は麗奈の頬を叩きながら起こした。

麗奈:んん…翔琉君…?黒井さん?

音寧は麗奈に剣を向けた。

翔琉:やめろ!

音寧:翔琉君…私と一緒に死んでくれない?

翔琉:……それで守屋が解放されるのか?

音寧:えぇ、解放してあげる。

翔琉:分かった。

翔琉は音寧も元へと歩き出した。

音寧:ほら!とっとと向こうに行きな!

麗奈は翔琉がいた場所に移動させられた。

音寧:フフフッやっと翔琉君が手に入った😊……でも、あいつはウザイ、消えろ!

バンッ!

音寧は麗奈に向けて発砲した。

翔琉:守屋!

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

翔琉はWRBからランプの魔人を召喚し、銃弾を防いだ。

音寧:なんで…なんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!なんで邪魔をするの!!

アメイジングセイレーンWRB:『アメイジングセイレーン!』『かつてから伝わる美しい歌声が今こだまする!』

音寧はアメイジングセイレーンWRBをブレードライバーに装填し、抜刀した。

抜刀…!

音寧:変身!

エターナルワンダー!

『虚無! 神獣の炎で、全てが無に帰す!』

音寧は仮面ライダーファルシオン アメイジングセイレーンに変身した。

翔琉:守屋は俺が守る!

ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』

翔琉はソードライバーに装填し、抜刀した。

翔琉:変身!

雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!
ランプドアランジーナ!

翔琉は仮面ライダーエスパーダへと変身した。

エスパーダ:ハアァァァァーッ!

ファルシオン:ハアァァァァーッ!

両者激突した。

エスパーダ:ハアッ!

エスパーダは雷を纏った斬撃を放った。

ファルシオン:効かない!ハアッ!

エスパーダ:グッ!

エスパーダの攻撃を躱し、反撃をくらわした。

エスパーダ:グァァァァッ!

ファルシオン:これで終わりだァァァァ!翔琉ゥゥゥゥ!

無銘剣虚無:必殺黙読!
抜刀…!神獣無双斬り!

ファルシオンは必殺技をエスパーダに放った。

ファルシオン:ハアァァァァーッ!

翔琉:グワァァァァァァァァッ!

ファルシオン:先に守屋を始末して、その後に翔琉君、その後に私…フフフッ🤭

翔琉:クソッ!俺が…もっと強ければ…!俺に…俺に麗奈を守る力を!

翔琉の強い力を欲する願いに反応するように、白い本と雷鳴剣黄雷が光る。

ファルシオン:なにッ!?

アラビアーナナイトWRB:『アラビアーナナイト!』

月光雷鳴剣黄雷:『月光雷鳴剣黄雷!』

白い本はアラビアーナナイトWRBに、雷鳴剣黄雷は月光雷鳴剣黄雷に変化した。

翔琉:俺には魔法が使えなかった…でも、絶対に麗奈も、黒井も助ける!

アラビアーナナイトWRB:『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』

翔琉はアラビアーナナイトWRBをソードライバーに装填し、抜刀した。

月光雷鳴剣黄雷:月光黄雷抜刀!

翔琉:変身!

月光雷鳴剣黄雷:月華が闇を照らし出す
千と一つの物語
アラビアーナナイト!
SPARKLE NIGHT!

翔琉は仮面ライダーエスパーダ アラビアーナナイトに変身した。

ファルシオン:うっぜぇんだよォォォォォォォ!!

ファルシオンはエスパーダに攻撃を仕掛けた。

エスパーダ:フッ!ハッ!

エスパーダはファルシオンの攻撃を躱し、月光雷鳴剣黄雷で攻撃する度に稲妻の残光が走る。

ファルシオン:グワァァァァァァァァッ!!!!!

ファルシオン:消えろォ!消えろ!消えろ!消えろォォォォーーッ!!

ファルシオンはエスパーダの元へ走り出す。

月光雷鳴剣黄雷:必殺読破!
月光黄雷抜刀!アラビアーナナイト必殺斬り!

エスパーダ:トルエノ・クラロ・デ・ルーナ

月光雷鳴剣黄雷のトリガーを押し込み抜刀して発動し、周辺が三日月の月夜になり、稲妻の如き速さで斬撃を放ち、ファルシオンを撃破した。

ファルシオン:グアァァァァァァァァァァァッ!!

ファルシオンは変身解除した。

音寧:はぁ、はぁ…うぁぁぁぁぁぁぁっ!!

翔琉:大丈夫か?黒井。

翔琉は音寧に手を差し出した。

音寧:なんで…こんな私に…

翔琉:いいから!

翔琉は無理やり手を掴ませ、引き上げた。

音寧:……

翔琉:確かにお前がやったことは最低だ…でも、それでも…

音寧:分かってる…私がやった事はちゃんと償う。

翔琉:分かった。

音寧と翔琉が話していると、無銘剣虚無がひとりでに動き、剣を向けた。

翔琉:黒井!危ない!

音寧は後ろを向き、翔琉を突き飛ばした。

グサッ!

音寧の腹部に無銘剣虚無が突き刺さった。

音寧:カハッ!

音寧は吐血した。

翔琉:黒井!黒井!

翔琉と麗奈は音寧の元に駆け寄った。

翔琉:大丈夫かっ!黒井!

麗奈:黒井さん!

音寧:最後に…翔琉君…貴方に看取って貰えて…良かった…そして、守屋さん…本当に…ごめんなさい…謝っても許して貰えないこと…くらい分かってる…だから…翔琉君のこと…頼んだよ…

音寧は目を瞑り、体温が段々と冷たくなってゆく

翔琉:うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!

麗奈:黒井さん…任せて…

黒井の身体は光となって消滅した。

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麗奈:あのさ、私嬉しかったよ?

翔琉:嬉しかった?

麗奈:私の事"守屋"じゃなくて"麗奈"って呼んでくれたこと。

翔琉:ごめん、あの時は咄嗟に…

麗奈:分かってる…だから、答えは出さなくていいからこれだけは言わせて?

麗奈:迅翔琉君。私は貴方の事が好きです。付き合ってください。

翔琉:……ごめん、今は答えられない。

麗奈:知ってるよ。私たちを守るために戦ってくれてたんだね。それに、やることあるんじゃないの?

翔琉:麗奈…あぁ、やらないといけない事を終わらせたら、答えを出すよ。それまで待ってて。

麗奈:うん!

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何者かが教会に刺さっている無銘剣虚無を引き抜く。

??:これで…聖剣が手に入ったぞ!

Fin.

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