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お子様の笑顔の写真を追求したい

きょうの舞台は、福岡にある展望タワーです。

その日も朝から晴天に恵まれ、多くのお客様がお越しになられていました。

アミーゴたちは、地上階の入口で、記念写真を提供しています。

記念撮影終了後、スムーズに展望台行きエレベーターにご案内が出来るよう、多忙時は少ないカットで、笑顔の写真を撮影することが求められます。

そんな中、小さなお子様を連れたご家族が、お越しになられました。

短い撮影時間でも、カメラ目線をもらうだけではなく、立ち位置・ポーズ・表情にもこだわりをもって撮影を行ないました。

まずは、立ち位置。お子様は必ず真ん中に来てもらって、ご両親がお子様を包みこむような温かい絵になるよう並んでいただきます。

しっかり並びも決まると、お子様に真似をしてもらえるようポーズの手本を見せます。

そして

「おてて、パッー!とできるかな?」

「みんなでギューッと伸びてタワーのポーズです!」

伝わりやすい擬音に、アクセントをつけてお子様と会話し、ポーズにチャレンジしてもらいます。ここで、お子様は違うポーズをとってしまったのですが、「お得意のポーズでたねっ!」と言って、お子様の撮影体験を応援しながら、一緒に盛り上げます。

身ぶり・手ぶりまでまるで「体操のお兄さん」のようなオーバーリアクションです。

お子様は、最初は不安そうな表情を浮かべられていましたが、表情を引き出せるよう撮影前からアイコンタクトや問いかけを繰り返しました。

そして、最終的にはアイキャッチのための、ぬいぐるみをリズムよく動かしていたのが、大変気に入ってくれたようで、お子様の笑顔の想い出を創ることができました。

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そのご家族が、見学を終えて展望台から降りてこられたので、入口で撮影した写真をご覧いただきました。

すると……お子様のかわいい笑顔の写真に、親御様は大喜びで

「え!?可愛い~~~~~~!」

と一番、嬉しい言葉をいただくことが出来ました。

嬉し過ぎて、お客様に写真をお渡しした後、思わずひとり後ろを向いてガッツポーズをしていました。

これまでたくさんのお子様を撮影してきた経験によって、笑顔の写真を提供できる機会も多くなってきましたが、上手くいかない時もたくさんあります。

試行錯誤の毎日ですが、今回のように自分が撮影した写真が、ご家族のお気に入りの1枚になる喜びを忘れず、これからもオーダーメイドの対応を心がけて、笑顔の写真を追求していきます。

石田彩乃①

記念撮影を通して、親御様もお子様も、より写真を好きになってもらえれば嬉しいです。