最近の記事

闇夜の入口

    • 風邪の日

      風邪をひいている ずっとねむい いつもよりごはんをたくさん食べている気がするけどお腹いっぱいにならない 原始的な欲求が多い 考える力も読む力ももうない 外は風が強く吹いていて 風が吹くたびに 故障したスピーカーから なぜだか海のおとがする しかたなく 友人のおすすめの本を2冊 ネットでかった

      • 責任

        「ママ絶対いなくならないでね」 と息子が言う。 罪悪感がすごい。 私は、1日に必ず数時間、家族や家と物理的に離れて一人の時間を持たないと息ができない人間なのだが、昨日から一人時間を全く取れておらず、限界が来ていた。どうしても息抜きが必要。 だから、出て行くと決めて、いま出てきたところ。 息子は、怒っていい、恨んでいい、嫌いになっていい。 ママに罪悪感を与えるからなんだというのか、全く関係ない。 君はこれからも絶対に空気を読まなくていい。ママの心を読まなくていい。 罪悪感

        • 卵の膜のような自我

          寝不足。 金曜夜はMIU404を朝4時まで観てしまった。 土曜日は子の好きなように過ごした。 私の意思を持つと、それに子を沿わせるための気力を使うことになるので、意思はなるべく持たないように、ぼんやりする。 自我は薄く引き延ばされて、子をぴったりとおおう膜になる。 卵の膜のようなもの。 その状態の渦中にいると、知覚の感度を下げているので、気付かないでいることができるが。 その後、一人の時間が持てたときに、ものすごく、ぐったりする。 ストレスだったと気づく。 この感覚、今では

        闇夜の入口

          どこかとおく

          旅行にひとりで行く というのは 100%じぶんをだいじにすることなんだなと思った いま行きたいところを考えないようにしていた わざと 考えてしまって行きたくなってしまったらいまが息苦しくなってしまうからだった 行きたくなったとき わたしはあわてて考える 行ってなにになるの? と なんの意味があるの? なんの価値があるの? 行ったあと その意味と価値がなかったことを知ったらがっかりするのではないか? そんな声が私をはばむのだった 私を倒してからいけと 私を説得してからいけと い

          どこかとおく

          はるの夜

          体内が溶け出すような春の夜 湿気の多い大気に 排気ガスの臭いが混ざって どうにも きれいでない 雑な感じの 甘やかな 優しい空気 よる 命の匂いは 人の動くときのにおい 排ガスのにおい こんなになにかがうまれるのに こんなになにかがうごくのに 今日とたいして変わらない明日が来るなんて耐えられない 飛び出してしまいたいよ

          はるの夜

          母の教育は報われたか

          母はよく本を読んでいた。教育関係の本だった。 彼女はとても熱心に娘の私に通信教育や知育パズルを与えたり、絶対音感のためのピアノ教室などに通わせたが、その効果を彼女は娘に見つけることができなかったから、あらゆる彼女の娘を使ったチャンレジは「無駄になった」と結論づけた。 私は無駄ではなかったと思っていて、伝えもしたが、彼女は結局その考えを変えなかった。彼女と彼女の娘の工夫は「いくらやっても必ず報われない」という物語を確認したいようだった。 私は通信教育のペーパーや反復する練習が

          母の教育は報われたか

          ゆうめい「姿」の感想①

          (いまからやるよ、どんどんやるよ) やりたいことやる人生だもん やらなきゃいけないことやった後にね これは主人公の母親の台詞である。 今の私の心持ちそのままで衝撃だった。 母業をしている人の多くはこの感覚を持って生活しているのではないだろうか? やりたいことはある、やりたい。でも、仕事と家庭で忙しい、今はできない、いつか、いつか、いつか。いつかやる! 一方で本当は、 そう思っているうちに、きっと、いつまでもやりたいことができないまま人生が終わってしまう。 と薄々気づいてい

          ゆうめい「姿」の感想①

          寝不足まじやばい

          寝不足まじでやばいという話。 せっかくの休日なのに、寝不足ゆえに軽い鬱のような状態になっている。 なにしてもコレジャナイ感、満足感がない。 やりたいことがはっきりしない。 意志が不明確なため常に判断に自信が持てず一度した判断をうじうじ考え直しているため結局判断を誤る。 頭がモヤモヤしている。 「お前はどこにもいけない」という言葉が頭のなかで響き続ける。 というじょうたい。 かろうじて今日は1時間ほど、ウクレレをひいたり歌ったりして頭を使わない時間をもつことはできた、それは

          寝不足まじやばい

          理想の生活

          月 動く 火 考える 水 動く 木 考える 金 動く 土 考える 日 考える 毎日何かをするというのがとても苦手なので、1日おきに次の向かう方向をゆっくり吟味して調整しながらやっていくのが体質に合っているんじゃないかと思う。 時間単位でなく、1日単位で考える。 時間単位だと、◯時までに◯◯しなくちゃ!とか焦るし、予定時間通りにできないと後悔するしで、ストレスしかない。 今日1日まるごと、時間を気にせずに、◯◯に使えるよ。という感覚が好ましい。

          理想の生活

          子供と遊ぶのがつらい

          子供と遊ぶのがときどきつらい。 子供と遊んでいるのがつらくなるとき、自分の中の子供が「私と遊んでよー!」と暴れるのだ。 時間が有限だと思えば思うほど子供と遊ぶのが辛くなる。 なんで子供はお母さんと遊びたがるのかな。 私は実母が遊んでくれたことはほとんどなかったけど、一人で遊んでいて満足して気がする。 時間を決めてみようかな、30分。 30分がっつり遊んで、一人で休んで、を繰り返してみようか。 つまらなそうに遊ぶより、よっぽどましだ。

          子供と遊ぶのがつらい

          20200523 書くことについて

          言葉にした瞬間から思考は残念な感じになる。 私の考えていることは頭の中にある間がもっとも素敵。 言葉にした瞬間から輝きが失われる。 だから書くのは嫌いだ。 言葉は私の思考の展開スピードに追い付けない。 それがもどかしい。 書くのは嫌いだ。

          20200523 書くことについて

          女が決めるときに、どう決めるのか(川上未映子さんのイベントメモ)

          she isのメンバーズイベントで「川上未映子さんと話す、わたしたちの生・性・死のこと」に行ってきたので個人用メモ。 ※うろ覚えな部分もあり発言そのままより意訳になってる箇所も多くあります ●「夏物語」について ・女が何かを決めるときにどう決めるかをしっかり書いておきたかった ・女が唯一の人に会いたいときに 誰にも欲望されずに叶えることができるのかということを書いた ・実際にやってみることができるように(実在の団体を)書いた ●判断に迷うときどう決めればよいか ①自分を

          女が決めるときに、どう決めるのか(川上未映子さんのイベントメモ)

          一人時間が足りない

          いつも一人時間が足りない。 一人時間がもう十分となるときはどんなときなんだろう。 もう二度と一人以外になれないときだろうか。 皮肉だな。 たとえば母とか、配偶者が死んで、子供も絶縁した状態で、もう二度と一人以外になれないと思えてしまうが。(そんなことないのだとしても、本当のところは知らない) 一人時間はもう十分だと思っているのだろうか。 一人時間はもう十分となったときに人は死ぬのだろうか。 それならたしかに死は甘い。 いまやりたいことがいっぱいあって、なのに動けないのは、

          一人時間が足りない

          母親には思想が必要

          私が哲学とか思想とかを意識しはじめたのは、思想(この表現もざっくりでいまいちだからもっと適した言い方を探してるけど)っていう軸がないと、母親は、自分の内側(欲望や抑圧された感情の反動としての衝動)や外側(他人、家族や社会)からの雑音や雑念にぐちゃぐちゃにされてしまう気がするからだ。 私はぐちゃぐちゃな状態で生きていくのが不安すぎて、なんとかぐちゃぐちゃにならない方法をさがしたいのだ。 本をたくさん読む、ネットでニュースや意見をみるがそれはあくまで私に合った言葉や道具を探す

          母親には思想が必要

          プレイリスト:Pamper Mom

          0歳児の子育て中に聞き流していたもの、育児BGM。 どこにも甘えられないママを甘やかしてくれるような音楽

          プレイリスト:Pamper Mom