a lie

1993年1月14日生まれ  栃木県出身、尾道在住

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1993年1月14日生まれ  栃木県出身、尾道在住

マガジン

最近の記事

Ka na taへ

わたしがかなたを見つけたのは、たしか2013年とかそのくらい。もう10年だ。 0.8秒と衝撃。やtoldが好きで眺めていた有島コレスケさんや、東京に出てすぐの頃にBOYで見かけてから今日までずっとファンです、な7Aさんのかなたを着たスナップがわたしにとっての初めてのかなたでした。 それから、かなたはわたしの中にひとつの時代を作りました。 わたしに自我が芽生えたのは、高校生の頃だったと明確に思うのだけれど、かなたに出会ってようやくそれは確立したのだと思う。 キチムの試着

    • 春の匂いを嗅いでいる

      4月1日 猫モノレール 家で1人、ベッドに横たわって過ごした。本当に1日中。 窓辺からは猫モノレールが冷ややかな視線を送ってくれてたり、あくびをしたりしていた。(本当にかわいい) 4月2日 尾道 蚤の市 駅前で蚤の市があったのでふらっと出かけた。 以前は、3,000円でマルニ?だったかのキャスターワゴンを掘り出したり、その昔に慶事などの際に食事を入れて持ち運ぶのに使われたという行器〈ホカイ〉を1,000円でゲットしたりしたこともあったけど、最近ではそういうことは随分少な

      • 春の花木

        桜吹雪が舞うと先が全然見えなくなって、雪山に迷い込んだのかと、今は春じゃなかったのかと狼狽して、桜吹雪はまさしく吹雪だと実感した。夜に桜並木沿いを運転するのは怖い。 春の花木 卒業シーズンも終わってもうすぐ入学シーズン。 通勤路にある学習塾では、卒業生の置き荷物であろう参考書なんかが大きな袋に詰め込まれて入口横に寂しげにまとめられていた。 卒業のテーマにした商材にはよく桜が使われるがちだけど、桜はまだその頃は咲いてないのに何故だろうと不思議に思う。昔からそうなのか分からな

        • 親愛なるアレックスさんへ

          アレックスさんという知人はいないので特に宛名はない。 2月が終わった。いつだって足早だ。早すぎて借りている駐車場の賃料を払うのを忘れて焦る。 3月の頭には神奈川への出張の予定もあり、それに合わせて帰省しようと思っていたけれど、予定が遅れ行先も名古屋に変更になったので、結局帰らずに過ごした。 日々の抜粋。演目はこちら。 2月2日(木) まりもをお迎えしてかわいいの話。 1月中旬からの2週間の長いトライアルを経て、家族に迎えたふたり目の猫様がひたすらにかわいい。名前は保護

        Ka na taへ

        マガジン

        • たわごと
          44本
        • お熱
          32本
        • 桃源郷
          5本
        • シネマ
          4本

        記事

          松の内

          あけましておめでとうございます。 昨日、鏡開きをしました。と言っても小さい鏡餅の形をしたプラスチック容器の底面のシールを剥がして、中に入った個包装の餅を取り出すだけの鏡開き。 例年は実家からもらって帰った餅を余らせてしまうのですが、今年はなぜか既にほとんど残っておりません。 砂糖醤油をつけたり納豆餅やお雑煮にしてジャンジャン平らげていきました。きなこ餅はまだしてないから、鏡餅の分はきなこ餅にしようかなぁとか大根おろしの餅も食べたいなぁなどと残餅消費計画を巡らせています。 そ

          松の内

          花椿

          前に書いたのが10月の終わりだから、ちょうど2ヶ月空いた、というこの下書きを発掘したのはそれから7か月半が経った6月も半ばの事、と一度は投稿しようと編集したものの、再び下書き保存を押して眠らせてしまい、改めてこの記事を開いているのは8月9日の事です。 これからは月報くらいは書きたいなと、ななえさんのうれしいよそおい通信を読んで改めて思ったので、三度掘り返した次第です。 初めてBOYに行った18歳の夏、今から何年前になるんだろうかと数えるみると、11年前だ!すごいね。あの時から

          白波の立つわずかな勢い

          ひと月ほど前から車で会社に行くようになった。 行きと帰りでちょうどアルバム1枚を聴き終えるくらいの時間で、これはちょうど良いなと思いながら運転する。 自宅の棚から持ち出した恋はもうもくのテントもしくは一杯の水やbedのIndirect memoriesと聴いてきて、今はやまねむるのH.O.P.Eを聴いてる。本当にすばらしくて、序盤の凡人達と終盤のサイレンとノイズに毎日やられてる。 年を経て環境が変わって音楽の聴き方が変わるという話を数年前から周りの人が話していた。だんだん分

          白波の立つわずかな勢い

          衆議院選挙と最高裁判官の国民審査です。

          今週末は衆議院選挙の投票日です。 投票先を選ぶのも難しい。だって情報が多い。でも投票するのはめちゃくちゃ簡単なので散歩がてらひょいと行ってみましょう。 ・持っていくもの 自宅に送られてきた投票所入場券だけ。 (なくても本人確認ができれば投票できます。運転免許証などを持って行きましょう。) 筆記用具は用意されてるのでご心配なく。 ・日にちと時間と場所 2021年10月31日(日) 原則、午前8時30分から午後8時まで 当日、都合が悪い場合は、「期日前投票」を利用するこ

          衆議院選挙と最高裁判官の国民審査です。

          木造築103年 工事開始

          2021年9月13日(にちようび) せっかくの初日なので、休暇を取って1日現場に立会うことにした。 朝10時、到着すると既に和室の畳は取り払われて、畳下板の上に敷かれた防虫シートが姿を現していた。 工事開始と言っても室内には残留物が多く、まずはその片付けから。 工務店の兄さんと何が必要でどれは残すかを確認しながら、処理業者のおじいちゃん3人がてきぱきと運び出していく。兄さんは同い年くらいかなと勝手に予想していたけれど、ついに年齢を聞くと4つほど年上だということが分かった。

          木造築103年 工事開始

          石畳に足を滑らせても

          明け方4時、ガラスが割れるような雷の音で目を覚ました。窓の外は雨の絶え間ない線で真っ白になってる。 雨を怖いと思うようになったのはいつからだろう。斜面地に住むことを望んで、その反面でおびえながら生きてる。3年前の昼前、外から爆発音のような音がして家を飛び出したら隣のごみ屋敷がつぶれてた時からだろうなきっとと思いながら、とりあえず窓ガラスが割れていない事に安堵して、もう一度毛布に潜った。 栃木の夕立はこんなモンじゃなかったなぁと思う。夏の日はほとんど毎日とんでもない勢いの夕立

          石畳に足を滑らせても

          空き家を購入/修繕する際の融資にまつわる話

          尾道で空き家を取得したり購入したりして、自分の手で直して暮らしたり、お店をやったりする人は多かれど、全面的に建築会社に修繕を任せる人の話はあまり聞かないような気がする。 建築会社に任せなければならない程の状態の物件は敬遠するからか、建築会社へ依頼する場合の費用の工面が大変だからか。 今回の工事では、自分のような若輩者には融資を受けなければ到底支払えない額の費用が掛かり、融資を受けるためのハードルは相当に高かった。が、なんとかなった。 物件属性を理由に融資を受ける事が困難とさ

          空き家を購入/修繕する際の融資にまつわる話

          歳末

          歳末わくわく機材リニューアルキャンペーンで色々購入した。このキャンペーンはわたしが個人的に開催しているものであって、どこかの楽器店が猛烈なセールを開催している等の話ではないです。 ◆G&L ASAT CLASSIC これは10月頃、探し続けていたG&L ASAT。ASAT Specialやらローズ指版やらと悩んでいたけど一番好みだったハニーバーストボディが見つかり、set up date : 14/1/2016が決め手となった。狙った訳ではないけどMirror機材になった

          生まれてくる5分前、聞こえた爆音はどんなにも複雑な和音なんだろうな

          ここ数日、急激な寒さがアクセルをぶっ飛ばしてすり抜けていく。12月の坊主よりも早く走る寒さは、隙間の空いた古家に住み原付バイクを主な移動手段とする自分には相当堪える。なるべく暖を取るために、移動時は不格好な茶色のダウンベストを上着の内側に着込むようにしていても、それでも寒さには敵わない。このベストは巷では”マタギベスト”と呼ばれている。 11月の3連休、勤労に感謝しながらウサギバニーボーイとetosのライブを広島まで観に行った。用意周到に宿まで用意してライブ後は迷い家で明け

          生まれてくる5分前、聞こえた爆音はどんなにも複雑な和音なんだろうな

          秋の隙間をいずれ良き日に

          10月に途中のままにしていた日記を今頃になって書き上げたのは11月も半ばのことだった。年末になって供養する。 台風がかなり煩わしい。来る、来ると言って大体来ないか、強さを表す過剰な冠を被っているけど大抵は大した事はない。とは言っても来ると言われれば構えてしまう。どうせ、と思いながらもびくびくしてしまって恥ずかしい気持ちになる。 10/10 2020年初めてのライブをした。バンドは変わらず動けずにいるので、7月の終わりに買ったエレガットで弾き語りをした。 意味もなくリハの

          秋の隙間をいずれ良き日に

          盆の国

          年末に8月に書いた日記の供養をする。 しばらくの間、じんわりとした空気が家中に充満して、トイレの砂壁に白い綿のようなカビが生えていて絶望した。砂ごと削り落としてスプレー材を噴射してみたけれど、数日後にはまたしても白い綿がふわっと付着していてまたしても辛い。 幾日か、仕事が終わる時間に強めの雨が降り、雨合羽を家に置いてきてしまっていたので、ヘルメットだけが雨を凌ぐ防具という状態で原付で雨の中に飛び込んでいくように帰宅する日を過ごした後、むわっとする暑さが押し寄せてきた。完全

          盆の国

          探索するは地下か雲の上か

          世の中の繋がりとは良く分からないもので、目に見える物理的な距離や目には見えない精神的な距離をもひょいと飛び越えて出来上がることがある。 この数年、そんな出来事が幾度かあって、そこでしか起こりえない出来事や存在を盲信していた頃の考えは霞んでしまう。ここは夏休みの街なんじゃないかなんて、昨日読み返した町田洋の漫画を思い出した。 2020年6月15日 日本国内のバンドで3指に入る事は間違いないという程に敬愛している札幌のcuthbartsがノルウェーのslow down reco

          探索するは地下か雲の上か