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そもそもチバニアって何?

誕生から46億年という長い歴史を持つ地球は、いくつもの時代に分けられています。恐竜がいたジュラ紀や白亜紀などが有名です。ほとんどの時代はすでに名前が決まっていますが、まだ決まっていない時代もあります。地球の時代を分けるとき、生物の出現や絶滅など地球規模の大きな出来事を示す化石が使われてきました。最近では地磁気の逆転が起こった時期もあわせて使われています。

千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、令和2年1月、時代を分ける境界がよくわかる地層として、世界的に認められました。このことにより、いままで名前がなかった約77万4千年前から12万9千年前までの時代がラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と呼ばれることになりました。日本の地名にちなんだ名前が地質年代につけられることは初めての快挙です。

チバニアンとOMOSHIRO

チバニアンへはOMOSHIROから車で約20分。世界的な地磁場逆転地層を簡単に見に行くことができます。ただ少し地味な地層なので、事前に学習したり、現地のガイドさんにいろいろとお話を聞くのが良いと思います。

なんでも、チバニアン案内施設を隈研吾氏が設計してつくることになっているらしい。これはなかなかの観光スポットになりそう。自然を大事に、訪れる人が地球の雄大さ、想像を超える時間の流れを、感じることができるそんな場所になればよいなと思います。

ロードバイクと田舎暮らしを楽しむ一棟貸の宿
OMOSHIRO
https://omoshiro.space/

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