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全く経験がない状態で、鹿の前脚をナイフ1つで解体、調理するまで

鹿の前脚が我が家に来た

先日、鹿肉をいただけるという連絡があった。

鹿肉ですか??はい、いただきます!

…いただいたのが、これです。

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鹿肉じゃない?!?!!

これは「鹿の前脚」ですね。でかい。あと、異常に重たい。

これ、どうしたらいいですかね?と聞くと
「あー、簡単ですよ!こう肉が『ここで剥がれるよー』ってところに沿ってナイフをいれていけば、簡単にできますから!がんばってください!」

肉が『ここで剥がれるよー』ってところとは???

ぼくにはさっぱりわからないが、幸い、手元にアウトドアナイフが一本ありました。それで、ぶっつけ本番で肉を削いでいくことにした。というかやらないとこの巨大なブツがいつまでもここに居座ることになってしまう…。

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(解体パート飛ばして)解体終わり。調理します。

結論から言うと、”肉が『ここで剥がれるよー』ってところ”が分かった(笑)その結果、無事に肉を削ぐことができました!約1時間です。

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これは、牛乳に浸して肉の臭みをとっているところ。


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お酒を加えて下茹で。けっこう、アクがでます。

こうなってくると「食材としての鹿肉」って感じです。

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試しに切ってみるとローストビーフの様でした。すでにうまそう。

このあと、圧力鍋で砂糖・醤油・にんにくを加えてしっかり火を通す。

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美味しそう〜!!
じっさい、ものすごく美味しいです。鹿特有の匂い(風味?)は多少あるものの、味自体は牛肉に近い。全然パサパサしてない、柔らかい。腱の部分も「コラーゲン」!って感じでプルプルしていて最高。そして何より脚の肉は特に脂質が少ない!貴重な赤身肉。筋トレ勢としては非常に嬉しい肉です。

この肉を毎朝、軽く焼いて塩を降ってシンプルにいただいています。感謝感謝…。

いやはや、貴重な経験でした。

以下、ちょっと人によってはショッキングな画像かと思うので、有料記事にしました。

ぼくがナイフ一本で肉を削いでいく過程と、肉を削ぐ・鹿肉の解体という経験を通して強く感じたことを記しています。なかなか見る機会も少ないと思うので、もし気になる方がいたらぜひ。。
もしお金をいただけたらそれを元手に、もうちょっと良い解体用のナイフを買ったりしたいですね。

ではどうぞ〜。

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