ごめんな、モルモル
8年間、うちにいてくれたモルモットが召されてしまった。ぼくの猛反対を押し切って飼うことを決めた子供たちは既に家を出ていて、それどころか家内も留守がちで、近頃は専らぼくが世話をしていた。それだけにかなり情が移ってしまっていて、なんでここまで仲良くなってからこういうことになるんだろうかと。シコリと間違うくらい骨がでっぱってきたり、ぼくが容易に捕まえられるくらい動きが鈍くなったり、柵から草をひっぱりだすことができなくなってきたりと、予感はあった。それでも餌は大量に食していたし、水も