やっぱりあの看護師さん…
開口一番

「さっき行ったばかりばかりですよね！
　　　　　　もう！ですか！！」

この看護師さんは心の声をモロに外に出すんだな…
あまりにも酷い態度に、見せるつもりの無かったスマホの文章を見せる。

初めはせせら笑いながら読んでいたのだけど、さいごの一文あたりで硬い表情に。

それからは、週末の夜勤は人が少なくて大変だとか、なんだかんだと言い訳。
きちんと謝る様子なし。

この事が無ければ貴方本人に見せるつもりはなかったと伝えると、「どうぞ！誰に言ってもらっても私は構いませんから！」と。

夜なので声が響いたのでしょう、別の看護師さんが様子を見に来たけど何も言えない。

私が、「この様に患者に言われた事を貴方自身が今夜の報告として上司に報告してください。」と伝えると

「自分の都合の良いように言われたと思われたら嫌だから、患者さんから言って貰ってかまいませんよ！」と激昂

「都合の良いように言おうが、みんな気づいてるはず」

「他の患者さんもそう思っているって事ですか！！！」

「そうかも…　何を言っても言い返して来る人だし」

ここで看護師さんは何か気付いたようで、助っ人に来た看護師さんに「お願いします…」
と言って立ち去りました。
一生懸命な人だと言うのはわかりますが、私は治療に来ているので眠れなくなってしまうのは困ってしまう。

謝罪が欲しいわけでなく、
彼女を正したいわけでもなく、
ただ姿が見えなければ、接触が無くなればこういった嫌な思いをせずに済むとの一心でした。

　翌朝、

「あの後、凄く反省しました。
　　　　　申し訳ありませんでした。」

と、あの看護師さんが謝りにきました。

看護師長さんにも報告したそうで、後ほど看護師長さんが私の部屋へ話しをしに来るとの事。

看護師長さんは、患者さんには全く非がなく、全て看護師が悪い。しいては、きちんと教育していない私の責任。と謝罪の言葉と供に謝りに来ました。
重篤な年配の方は意思表示が出来ないので、態度がエスカレートしがち、悪い慣れがこの様な態度に出てしまって申し訳無いとも。
　
その日から全ての看護師を初めとするスタッフさん達の様子が、誰に対しても柔らかくなりました。
きっと看護師長さんが、何らかの話をしたのかなぁと思います。

たくさんの看護師さんが居るので、あの看護師さんと顔を合わせたのはあれから数日経ってから。
若干顔が柔らかくなったようにみえました。
お互いに何事も無かった様に、必要以上に接触する事も無く過ごしています。

後日談、
この話を病院関係に詳しい妹に話したら

そうゆう時は本人に言っちゃダメ！
(握り潰すから）

同僚看護師に相談してもダメ！
(握り潰すから）

担当のケースワーカーさんは看護師より弱いから頼りにならない。
(言えないから）

絶対！！看護師長に直接伝えるべき！！
(今回の看護師長の対応は良い人でもなんでもなく当たり前！）

何かの時はこの3つを思い出して下さい(笑）