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脳梗塞と運転免許証③【検査検査の日々】

前回のnoteで退院が3/14に決まりました。と書いていましたが、その後リハビリ中に肩を痛めるハプニングがあった事と、運転再開に向けた検査をより進めて、入院期間中に終らなかった検査を外来で通う頻度を減らす目的で退院を1週間先延ばしにして3/22に変更しました。

変更した後に、またリハビリ中に肩を痛めしまい身体もメンタルもボロボロな状態で残りの検査を進める事になってしまいました。

最初に痛めた部分も良くなって来ていたこともあり安心していた所に、担当以外の理学療法士の無理なリハビリで痛めてしまった事、痛める前にNO!と言えなかった事が悔やまれてしかたありません。


前回のnoteでは、SDSA検査が始まって、脳に後遺症が無いと言われているのに言語聴覚士さんと脳トレを積んでいた理由がわかり、真面目に脳トレしてて良かったとホッとしましたが、SDSA検査はまだ序の口でした。
その後検査の順番は定かではありませんが、
受けた検査と練習をリストアップしてみました。

【簡易検査】

  • MMSE(認知機能)

  • KBDT(認知機能)

  • FAB(前頭葉機能)

  • TMT(注意機能)

【練習・複雑検査】

  •  DS練習1〜6

  • CAT(注意機能検査)

  • WAIS(知能検査)

  • SDSA

各項目を長い時は2日〜3日かけて行い、机上の検査を終了しました。

検査の進み具合とは後遺症の度合いで様々なようです。難易度は知能検査以外は特別な知識が無くても出来る問題ですが、単純なだけに後遺症の度合いによっては苦労している方がいらっしゃいました。
入院中に終わらせられる人は少ないようです。

 SDSA検査と同様、検査で運転不可と判断された場合原則180日間は再評価ができません。なので知能系の検査は、病院規定で定められた診断書が交付出来る発症から6ヶ月後、の近くまで回復を待って行う場合も多いようです。

SDSA検査の時に感じた様に、日々の脳トレはこの日の為だったのだ…と感じる事が多く、検査内容はあかせませんが、これから検査を受ける患者仲間には、「毎日毎日脳トレてて意味あるの?」なんて拒絶する方も少なくは無い(病院では無理じいをしないので、すんなり拒絶が受け入れられる)ので、脳トレは必要だよ!と伝えました。


検査の日々のなかで、検査結果は途中では知らされないので、上手く行っているのかどうか解らないのが一番モヤモヤしました。
モヤモヤを抱えたまま次の検査に入るので気持の切り替えも重要。
問題も制限時間内にどれだけこなせるかとい
う所と、正確さが問われます。問題が進むにつれて凄く難しくなるので、ここまで出来なくちゃいけないの?と、運転免許証の失効がどれだけ重いのか…と思い知らさせます。
しかしながら聞く所によると、全質問に答えられなくても良いようです。

どの程度出来ていれば良いのかは知らされないので、本当に最後まで出来た人にしか達成感は無いのでは?と。
そして、最後まで出来る人は後遺症が無い人でも少ないそうなので、そこまで出来なくても大丈夫だそうです。

私の場合は、退院1週間前には全ての検査が終わり、あとはドライビングシミュレーターを使って運転の練習と危険予測の訓練をして行く事になります。


ドライビングシミュレーター
院内で試運転した時にほぼ全員
車酔いしたのだそう…

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