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文字を読む②

中高生向けにIT・プログラミング教育サービスを提供している、ライフイズテック株式会社でデザイナーをしているおんちゃんです。
ゴールドシップ(ウマ娘)の漫画がコロコロコミックで見れるらしいですよ!

こっちの記事のちょこっと続きです。

突然ですがこれは何と読みますか?

ちょっと変な感じ、、そう、これカタカナの「ン(ん)」が「ソ(そ)」になってます。
改めて考えると、これを見分けられるのってすごくないですか、、?

「ン(ん)」が「ソ(そ)」の見分けについては以下の記事が面白かったです。
【図を見て答えて】どこまでが「ン」でどこから「ソ」に見える?「ン」と「ソ」の境界線を考える

こちらのMVには(わざとかなと思いますが)「ガソバレ」の表記がでてきます。
Kanye West - Stronger

他にも見分けにくい文字はたくさんあります。特に日本語はひらがな、カタカナ、漢字が混在するので結構カオス、、

でも、(たまに間違えますが、、)みんなちゃんと読めています。なんでなんでしょう?

文字を書く練習

これは完全な仮説なんですが、、小学校で文字のハネ、トめ、ハラいを教わってお習字やかきかたの時間に「文字を書く」練習をしているのが関係してるんじゃないかな?と思ってるんです。

むかし、中国旅行したときに中国語も英語もできなかったので漢字の筆談でやりとりしたんですが、中国の方に私が書いた漢字をお習字の先生みたいに直されるんです。特にハネ、トめ、ハラいの部分を。
100%想像ですが、中国では日本とは比べ物にならない種類の漢字を使っているので、同じような形の文字でもハネる部分が違うだけで違う文字になったりと、見分けるのが難しい文字が結構あるんじゃないかな?と。
それを「ここはハネるんだよね?」って確認をしてくれていたんじゃないかと思ったりしました。

フォント(文字の種類)にはハネ、トめ、ハラいなど、筆などで書いた筆跡が文字の形状のデザインに盛り込まれているので、文字を見分ける手がかりにできます。
小学校で「書く」練習をするのは文字を見分ける解像度をあげるため、そのくらいしないと文字を見分けることって難しいからなんじゃないかなと思うんです。

ユニバーサルフォント

ゆうても紛らわしい文字は多いので、、
そこで登場したのがユニバーサルフォントです。

こっちの記事で、コードエディタで使用される文字を見て行きましたが、このユニバーサルフォントはより汎用的に、たくさんの人が読みやすいよう工夫されています。
「汎用的な読みやすさ」を目指すと、気をつけるポイントがコードエディタの文字とはちょっと変わってくるかもしれません。

この工夫は、特に、視力が弱い人に対してとても効果があると思います。
遠くからでも読みやくなるので、駅の看板や表札などに利用されます。

上の条件が全ての場面に置いて読みやすいものなわけではないんですが、ユニバーサルフォントを使用することで救われる人が増えるのなら、積極的に取り入れていきたいですね。

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