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初めての味 2023年9月

近ごろ、「初めて食べる味」にはまっている。
いわゆる定番料理ではない、人生初の味に出会うことがたのしい。

特に、味覚的に多彩で、初めてなのについつい食べ進めてしまうような、次の一口を予想しながら食べるような料理に、好奇心が満たされる。

最近初めて食べた料理は以下のとおり。

バインミー

バインミーとは、ベトナムのサンドイッチである。
パンはパリッとした表面で噛み応えはあるが、バケットよりは軽い。
具材は肉や魚や野菜など、お店によって様々である。

とはいうものの、私は1種類のバインミーしか食べたことがない。
正しくは、バインミーというより、「バインミーバーバー」にはまったのである。

「バインミーバーバー」(店名)の「バインミーハーバー」(メニュー)には、①魚醤風味のチキンフレーク、②ベトナムハム、③五香粉が香る豚肉チャーシューの3種類が入っている。

サクッとしたパンと
クセになるチキンフレーク&レバーパテ

端から食べ進めていくと、味に慣れてきたころに次の新しい味に驚くという、非常にたのしい料理である。

都内の下北沢、吉祥寺、下赤塚、中目黒で食べられるので、ぜひ足を運んでかぶりついてみてほしい。

カレー(ノーマルじゃないカレー)

言わずもがな、カレーである。
しかし、給食のカレーや市販のカレールーをつかったカレーしか食べたことがなかった私にとって、ノーマルじゃないカレーとの出会いにより、カレーはもはや新たな料理になった。

お店によって異なる、
ルー、具材、ごはん・・・。

新たなお店に足を踏み入れることは、まさに自分の中のカレーを切り拓く開拓である。

野菜もりもり
かつお節が薫るサバカレー

ちなみに、辛みが苦手な人は、中辛を頼んで、ラッシーと一緒に食べてほしい。
すっきりとしたヨーグルトの甘味が口をリセットしてくれるおかげで、辛さを楽しみながら最後まで食べきることができる。

新しい味との出会いは

新たな味に出会いによって、自分の中にあった食べ物の定義が広がり、変わっていくことは、日常でできる未知の世界への冒険であり、とても幸せなこと。

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