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夏のはじまりは、蓼科で。

夏の蓼科たてしな。聞くだけで心が穏やかになるような、魅力的な響き。
毎年、初夏の数日間を蓼科とその周辺で過ごすのですが、
小鳥の囀りをききながら新鮮な野菜をいただく朝、木陰で過ごす贅沢な昼下がり、少しひんやりした風を感じながら眠る心地のよい夜…。素敵な時間に癒され、この夏もきっといいものにしていこう!と背筋を正しています。
そんな甘美なひとときがさらに楽しくなるような場所を5つ紹介します。

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①森の空気を感じながら「竜神池」を散歩

新鮮な森の空気を感じたい時には、まず「三井の森」の中にある竜神池へ行きます。車を走らせて三井の森に入った途端、ひんやりおいしい山の空気に変わるので、びっくりすることと思います。

池は一周するとちょうど良い散歩コースで、ランニングをする人とすれ違ったり、バードウォッチングや風景のスケッチを楽しむ人もいたり。ベンチに腰掛けて元気をチャージするのも至福です。

どの時間帯でも気持ちよく過ごせます。


②「HERBAL NOTE simples(ハーバルノート シンプルズ)」

三井の森といえば、行きつけのお店があります。こちらです。

オリジナルブレンドのハーブティーや精油、雑貨が売られているのですが、
なんといってもこの趣深い建物に心躍ります。時々、猫が遊びに来ます。

外観


ランプの灯りと蝋燭の灯り。そして、窓から差し込んでくる太陽の光。

建物のすぐ隣には森が広がっていて、ここで少し休憩していくのもいいでしょう。雨上がりなら、緑が生き生きしていて一層綺麗に見えます。

③山アジサイの小径を行く「富士見パノラマリゾート」

もし、アジサイの季節を楽しもうと思ったら、うってつけの場所があります。富士見パノラマリゾートの、チケット売り場からゴンドラに向かう途中にある「山アジサイの小径」です。

7月上旬。満開でした。

都会の街中で出会うアジサイとはまた違った、繊細なかわいさ。この近くには温泉や自然文化園などの観光スポットもあるので、ふらっと立ち寄ってみると気持ちが安らぐと思います。5月に一度訪れたときは、ツツジが咲いていました。

④「八ヶ岳自然文化園」でほっとひと息

ほっとひと息、ついてばかりの旅ですがたまにはそんな日もいいのでは。先ほどちらっと出てきた自然文化園がこちらです。

プラネタリウムやゴルフ場もありますが、カフェでのんびりとランチやティータイムを楽しんで、八ヶ岳を間近に見ながら少し散歩をするのがわたしのお気に入りです。高原野菜など地元の食材が使われているメニューが味わえるのが嬉しいです。

この日はスパークリングビネガーをテイクアウトして、散歩をしながら飲みました。
ベンチで休憩。ドッグランもあります。


⑤夕方〜夜の「諏訪湖」

少し足を伸ばして諏訪湖へ。神社や美術館はもう閉まっている時間ですが、夏の夕方から夜にかけての諏訪湖は格別です。湖畔から眺める夕焼けに心洗われます。
それから、湖畔には無料で入れる足湯もあります。夏場は18時半まで営業。日没の前にちょこっと。歩き疲れた時なんかにも、いかがでしょう。

昼間よりも人が少ないと思います。
日の沈む頃

それから諏訪湖では、期間中は毎日10分間花火が上がります。(2023年は7月28日(金)~8月27日(日)が対象です。今回の記事のテーマ「夏のはじまり」からは少しそれてしまいますが、日が合えばおすすめです。)
大きな花火大会もいいですが、こちらはもっと好きな場所で、人混みにくたびれることもなく湖から空高く上がる花火を眺められます。
とは言っても、土日や祝日はそれなりに混むので駐車場に車を停めるのはお早めに。

こっそりお伝えするのですが、諏訪湖畔にある、レトロな建築が素敵な天然温泉がお気に入りです。夕焼けを見て、花火が始まるまでの間。湖畔を歩いて汗を流す時。1日を振り返りながら、身も心も解きほぐしてまったり。


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ここまでお付き合いいただきありがとうございました。自然の中で過ごす夏のスローテンポな旅、忙しい日常のことは少しだけ忘れて、貴重なひとときを楽しんでみませんか。夏場とはいえ、山の方へ行くと涼しいを通り越して寒いと感じることもあります。羽織るものはお忘れなく。

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