ワンフォレスト@読書垢

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2021.11~ 趣味で、小説やエッセイなどを中心に読んでおり、このアカウントで紹介をしております。 いいね・コメント嬉しいです😊 ⚠️DM対応不可 ・読了数 2021:23冊 2022:48冊 2023:51冊 https://lit.link/oneforest

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名刺代わりの小説10選 2024.3

    • 出会いなおし

      森絵都 2017年 ・あらすじ ・感想 森絵都さんの作品、とても心温まる作品が多い印象です。 2021年に『カラフル』を読んだのですが、とても「自分とは何か」という、一番大事だけど普段は忘れてしまっていることに気づかされたように感じました。あれからもう3年も経つんですね。このアカウントも開設初期でした。 先日、図書館をまたいつものようにうろついていたら、森絵都さんの作品を発見!これは面白そうと思って借りてきました。 様々な人間関係が描かれていました。カブの入っているは

      • まだ間に合う!GWに読みたいおすすめの本5選

        皆さん!GWのご予定はもうお決まりでしょうか? どこかを旅する、友達と遊ぶ、仕事がある、いろいろあるかと思います。 この期間に暇になりそうな人に向けて、私が是非ともお薦めしたい作品を5冊紹介します。特に1冊目はこのGW中にされるものですので、見逃し注意ですよ!! ご参考までにー! ・クマのプーさん A.A.ミルン ディズニーなどで有名な『くまのプーさん』。 その起源は1926年発表の原作小説『クマのプーさん』である。 プーをはじめかわいくて愉快な仲間たちとの日常が10エピソ

        • 成瀬は天下を取りにいく

          宮島未奈 2023年 ・あらすじ ・感想 Xをご覧の方はご存知かもしれませんが、先週本屋大賞の受賞作が発表されたとのことで、翌日に大学の本屋で購入しました。前々からSNSなどでいろいろな人が紹介しているのを見ていて気になっておりました。 開いて最初に思ったことは、「何で西武の大津店を出してくるんだ」ということです。今までにはないスタイルの始め方といってよいでしょう。読み進めていくうちに、閉店する日まで、毎日のように西武に通いつめ「この人は目立ちたいのかな」と思いました

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        名刺代わりの小説10選 2024.3

          どこかへ行きたい? 旅にまつわる本5選

          今週は旅にまつわる本を5選紹介いたします。 日々忙しくて大変、疲れた! たまには本を通してどこかへ旅をした気分になりませんか? 気軽に読める本を選んだつもりです。 お時間があればぜひチェックしてみてくださいね😉 ・祖母姫、ロンドンへ行く!  椹野 道流 2023年 祖母と孫娘の笑いあり、涙ありの英国旅! 著者が子どものころ、祖母と旅をすることになった。 「お姫様のような旅をしたい」という祖母に応えて。 しかし、最短ルートで済ませる旅しかしてこなかった著者 親族からの支援

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          そして生活はつづく

          星野源 2009年 ・あらすじ 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう!音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。巻末に俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。 『そして生活はつづく』あらすじより引用 ・感想 約2年ぶりに、星野さんの作品を読みました。前読んだ時も、等々に下ネタを出してきたり、

          そして生活はつづく

          『成瀬は天下を取りにいく』 おめでとうございます㊗️ 2024年本屋大賞に選ばれましたね。 授業終わりに大学の中にある本屋で買ってきました。 んーっ、早く読みたい!

          『成瀬は天下を取りにいく』 おめでとうございます㊗️ 2024年本屋大賞に選ばれましたね。 授業終わりに大学の中にある本屋で買ってきました。 んーっ、早く読みたい!

          私の気になる新刊5選! 2024年4月

          4月もたくさんの本が発売されますね!今月も私が最も気になった本を5冊まで絞り、まとめてみました。 ・読む本に困っている人 ・最近本を読んでいない人 この投稿をきっかけにチェックしてみてはいかがでしょうか? ・ものがたり洋菓子店月と私 ふたつの奇跡 野村美月 4/4発売 ポプラ社(文庫) ・マンモスの抜け殻  相場英雄 4/9発売 文春文庫(文庫) ・電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました やーこ 4/24発売 KADOKAWA ・ブランド

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          すずめの戸締まり

          新海誠 2022年(再) ・あらすじ ・感想 映画『すずめの戸締まり』の原作小説です。映画が公開されたばかりの2022年12月頃に購入して、一度読みこのアカウントでも紹介しました。あれから1年と数か月、4月5日の金曜ロードショー(日テレ)で当作品が初放送されることになったそうなので、再び読み返してみることにしました。 この作品は地震が題材となった小説です。著者の新海監督は30代後半で東日本大震災を経験しております。新海監督の作品は、他にも『君の名は』や『天気の子』とい

          ほっとひと息...。我を忘れることのできる本

          春は出会いと別れの季節。見てくださっている皆さんもこの春、新たな場所で生活を始めた方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか? 新生活に慣れず、疲れを感じている方に向けて何冊か本を紹介したいと思います。 ・月曜日の抹茶カフェ 青山美智子 いつもやってる店が定休日。そんな時に行った抹茶屋で――。 一杯の抹茶から始まる、東京と京都の縁を結ぶ心温まる物語。 人の繋がりはいつも「縁」だと実感できる作品でした。これからもいろんな人との縁を大切にしたいと思う作品です。 ・パリ

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          今月の本紹介まとめ 2024年3月

          ・コロナと潜水服 奥田英朗 過去と今を繋ぐ彩り豊かな5編の作品から成り立つ短編集。 何でこの題名なのだろうとずっと思っていました 一見心霊ぽい要素もある作品で、最初は少々不気味に感じましたが、とても人情味があり温かみのある作品ばかりでした ・君たちはどう生きるか 吉野源三郎 生きる上で必要なことは社会科学的認識とは何かを問題として考えるということだった。著者はコペルくんを通してこれを伝えようとした。 章末に必ず綴られている叔父さんの手紙、大昔に書かれたことなのに、とても

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          ナミヤ雑貨店の奇蹟

          東野圭吾 2012年 ・あらすじ ・感想 6年ぐらい前に金曜ロードショーか何かで放送されていたのを少しだけ見たような気がします。前々からずっと気になっていた作品の一つです。名前だけは聞いたことがありましたが、読んだことがなかったのです。2017年に映画化、20年、22年にある劇団によって舞台化されたようです。最近舞台もあったということを知り、これは一度読もうと考え始めました。 平穏な雑貨屋を営んでいるお爺さんが、ちょっとした遊び心で始めた悩み事を聞くことを始めました。本

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          心にキュッと!恋愛系小説5選!!

          なんだこのふざけたタイトルは…。 今週は恋愛系小説を集めてみました。最近誰かに恋をしていない人、恋愛未経験で失敗したくない人向けですかね…。 ちなみに、私は恋愛未経験です。 大丈夫なのかこれ(小声) ・余命10年 小坂流加 ・おしまいのデート 瀬尾まいこ ・傲慢と善良 辻村深月 ・汝、星のごとく 凪良ゆう ・推し、燃ゆ 宇佐見りん 📚このアカウントでは本について紹介しております。「読書したいけど何読んでいいかわからなーい!」と思ったら、参考にしてみてくださいね!!

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          夜に星を放つ

          窪美澄 2022年 ・あらすじ 2022年上半期直木賞受賞作 ・感想 SNSでもよく見かけていて、前々から気になっておりました。今年に入り、私の興味のある俳優さんが紹介していました。そんなこともあって、この本を読んでみたいと思いました。 とても切ない話が多い作品だと思いました。周りにいる人を突如失い、傷ついた者たちが、再び誰かと出会い心をめぐり合わせることができるかという話が集められた小説集です。婚活アプリで知り合った恋人との関係、早世した双子の妹への思い、母を亡く

          2024年版 至高の100冊

          インスタにてm.kubonoさんの企画、#至高の100冊 に参加させていただきます。 今まで読んだ本の中で、ワンフォレストが自信を持ってお薦めできる作品を集めました。80冊目以降は特に面白かったと感じたものを集めました。この投稿を参考に書店でぜひチェックしてみてください! 1-10 1.カレーライス 重松清 2.ももこの世界あっちこっちめぐり さくらももこ 3.それからはスープのことばかり考えて暮らした吉田篤弘 4.文豪の凄い語彙力 山口謠司 5.赤毛のアン モンゴメリ 6

          2024年版 至高の100冊

          ボトルネック

          米澤穂信 2006年 ・あらすじ ・感想 SNSで紹介している人が多く気になっていた作品です。先日、また図書館に行って、何か読む本を探していた時にこの本を見つけましたので借りてきました。 とても不思議作品でした。主人公の男は一度東尋坊から飛び降りたとはずなのに、無傷の状態で見慣れた金沢の街にいたところから始まります。ここからしてよく分からないですよね。読み進めるにつれて、いろいろな人と出会っていきますが、その中に「ノゾミ」という死んだはずの人が生きているといわれたりし