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解散する芸人は必ず解散ライブをしたほうがいいよ。

あまりにも、タイトルがナイチンゲールダンスの入りになってしまった。

この、話は少し日が経ったから話そうと思う。

お笑いファンならば絶対は通っていると言っても過言でない芸人が解散することを発表した。

私は、朝起きて、アラームを止めようと思ったら、友人から通知があって、その芸人の解散を知ったのだ。
起床後すぐのことであったから、夢かと思った。
信じられなかった。

あんなにも賞レースで活躍し、成績を残してきたコンビでも解散するのかと思うと、怖かった。解散の理由は諸所で様々な認識をされている。
でも、所属事務所のサイトが本当の話であるはずであるから、私はその話だけを信じ、深読みは辞めておく。

彼らにはたくさんの笑顔になるきっかけをもらった。

彼ら見たさでひとりで大阪に旅行しに行った時もあった。

二泊三日の二日間は1人で、森ノ宮の劇場、漫才劇場、NGK、祇園花月と観光は置いておいて、ひたすらに劇場を回っていたな。
1人で寂しかったけれど、笑うことで笑顔になれた。
幸せだった。

解散を知って、彼らの漫才を一目でも見たいと思って劇場チケットを探した。
しかし、「休演」「キャンセル」の文字。
もう二度と、見る機会がないことが分かった。

もう、DVDやネット配信されている、賞レースのネタしか見れないのかと寂しくなった。
彼らの漫才を生で感じたいと強く思った。
あの日、森ノ宮の劇場で見た、あの漫才が大好きで、息できないくらい笑ったのを今でも鮮明に覚えている。
また、いつか、二人での漫才は見れないかもしれないけど、二人の漫才は見たいなと思った。

そんなことを考えていたら、解散する芸人には解散ライブを必ずやるべきだと考えた。
しかし、コンビ間やコンビ仲の理由は様々あるから、やれ、絶対にやってくれとは当の本人に伝えることはできないから、私の見解を書いていく。

昨年の初夏にスタンダップコーギーが解散したが、ラストライブは過去一愛に溢れたライブであったと思う。

そのライブに出ていた芸人がスタンダップコーギーについて、ネタ中に触れた。その内容は、「なにそれ」と笑えるものから、「そんなこともあったな」と出来事を思い出すようなことまで、いろいろあった。ライブに出る予定でなかった芸人がスペシャルゲストとして、登場したり、とても盛り上がっていたライブだったと感じる。

私は、スタンダップコーギーを有田ジェネレーションで知った気がする。
それから、マセキの事務所ライブに行くようになった。ライラックブルーのメンバーが大好きだったな。
ライラックブルーに行くようになって、ナルゲキのライブも楽しめるようになった。電撃サンパチチャンピオンというライブもあって、客席がすごかった思い出もある。

ここで、言いたいことは、解散ライブやラストライブをやることによって、私のようなファンの心が一掃されるのだ。

なんで、どうして、もうネタを見られないの?、もうあなた達で笑えないの?と、感情のぐちゃぐちゃが整理されるのだ。

コーナーや記念撮影があると尚よい。
これまでの年表を見たり、そこでの思い出話なんかも聞いていたい。
いろんな芸人や関係者を呼んでわいわいやろう。
オールナイトで、アルコールありでも嬉しい。
いや、こんなことするコンビやトリオは、解散はしないか。
結成何十年の記念ライブみたいになってしまうか。

そうなってくれることを期待してしまっていたんだな。

あなた達がいたことで
あなた達で笑えたことで
幸せになった人や笑顔になった人がたくさんいるということを忘れないでほしいと思う。

ただそれだけだ。

ライブといっても、グレイモヤみたいなコーナーもトークもないライブでもいいのだ。

私は、ライブ、ライブ、うるさいな。

そんなことを思ってしまう。



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