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彼だけは看護師になると決めた私にエロいとは言わなかった

タイトルの通りだ。

このnoteは大分、短くなるだろう。


私は来年の4月から看護師になる。

私にとっては夢の看護師であり、早く働きたいとさえ思う。
早く働きたい一番の理由は、自分で自分が使えるお金を稼ぎたいからだ。たくさん稼いでたくさん自分のために使いたい。

まだ自分よがりな私は子供だと思う。

看護師になることや看護学生だと伝えると大抵の男の第一声はエロいであった。
次いで、看護師な体制が着くと思うよとか。
何の体制なのかは想像に任せる。

そういう目で見てくる男はろくでもない奴だ。
今の彼氏を含めてそう思う。
コスプレで看護師を指定された時は、唖然とした。

でも、あの人だけは違った。
私が看護師になることを伝えたら
「潰しが効くな」
と言った。

語彙が足りない私は、その時、何を言われたのか変わらなかった。

潰しが効くとは
職を転じたとしても、その職業で上手くやる能力がある。ということらしい。

何故か新鮮に思えた。
そういう目で見られていないことも嬉しかった。あの人がそう言ってくれて、不思議と安心を覚えた。

それ同時にあの人の価値観と物の見方が好きだと思った。

「潰しが効くな」
の言葉のあとに続いて、お姉さんが看護師であること、活躍していることなど、お姉さんのことについて話してくれた。

距離が近くなったと感じてしまった。

私は、あの人の才能や容姿だけでなく
感覚や価値観、物の見方までにも心を惹かれてしまったと思って、さらに抜け出せなくなっている。

あと少しでもう少しで嫌いになるから。

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