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「ランティエ」を知っていますか

2021年 1月3日 日経ヴェリタス 38ページ 人生100年こわくないを読んで。
「ランティエ」(Eentier)とはフランス語で十分な資産を持ち、働かなくてもよい人たちのことを言うそうです。主に19世紀頃のフランスで遺産相続から生み出される地代や金利で生活していた方々が20世紀にはいっても数十万人も存在していたようですが、その後の能力主義至上主義の台頭によって楽して生きている人々としてネガティブな印象になっていたとのこと。21世紀はというと金融リテラシーが低い日本はまだまだ根強く不労所得に対して懐疑的な考えを持つ人も多いようですが、きちんと教育されれば、誰にでも億り人になるチャンスは開かれており、実際のところ、不勉強が原因で所得格差が広がり、それを嘆いているというのが殆どの日本人の実態だと思います。最近ではFIRE(Financial Independence Retirement Early)という言葉もちらほら聞くようになり、早々に資産を作ってリタイア、またはセミリタイアという方法で、好きなことをしながらちょっと仕事をして生活費の足しにすることを目指して投資をしている方々も多く見かけるようになりました。世界が羨むような国であるはずの日本で、日本人の多くが悲観的、という今の状況をぶち壊したいですね。

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