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現代の子ども達に1番遊ばれている鬼ごっことは?

おはようございます!鬼ごっこ協会です。

私たち鬼ごっこ協会が、これまで11年間活動をしてきて南は沖縄、北は北海道まで訪れてきたときに、その現場ごとに子ども達にどんな鬼ごっこで遊んでいるかという質問は、必ずイベントをはじめる時には聞くようにしています。

そこで、良く耳にする鬼ごっこをここでは紹介したいと思います。

人気がある鬼ごっこは、時代によっても大きく変わってきます。

■30代の子どもの頃の鬼ごっこ

例えば、この記事を書いているスタッフは30代中盤なのですが、私が子供の頃は間違いなく一番人気は「缶蹴り」でした。今では考えると良くないことかもしれないのですが、子どもの頃にはよく道端に空き缶が転がっていました。公園や空き地に行くと、必ず落ちていたものです…。その落ちている空き缶を(考えたら汚いのですが(笑))使って、缶蹴りをして遊んでいました。しかし、現代においてはあんまり空き缶というものが落ちていることは少なくて、子ども達から缶蹴りで遊んでいると聞くことは、ほとんどありません。言葉としては知っているようなのですが、実際に遊んだことがある回数は少ないみたいですね。

■70代の子どもの頃の鬼ごっこ

鬼ごっこ協会の代表理事の羽崎泰男は70代ですが、子どもの頃は「陣取り系」の鬼ごっこが最も人気があったそうです。今でいうような、ただの追いかけっこはあまり行われていなかったそうです。地面に線を描いたりして遊んでいたそうです。今はなかなか地面に線を描いて遊ぶという光景を見ることはめっきりすくなくなりましたね。

30代と70代でも、全然感覚が違うことが面白いですよね。70代の方の頃は、そもそも缶があまりなかったはずですからね!

■現代の子ども達の鬼ごっこ

そこで、現代の子ども達に1番遊ばれている鬼ごっこのことを書きたいと思いますが、それは「バナナ鬼」です。このnoteでも度々バナナ鬼のことは書かせて頂いていますが、実際に鬼ごっこ=バナナ鬼と思っている幼児もいるくらいです。これは、私が鬼ごっこ協会の活動を始めてから、ここまで認知をされていることを知ったので、ここ数十年~数年での事象なのだと考えています。

遊び方は、以下にいろいろなサイトが載せていましたので、ご参照下さい。

■世代によって鬼ごっこの手法は変容する。

今回のnote記事でお伝え出来たらなと思いましたのが、世代によって人気がある鬼ごっこには違いがあったという事実です。

鬼ごっこと聞くと、だいたいみんな同じ反応をして遊んでいたということを頭の中で想像されますが、実はそれぞれでイメージしている鬼ごっこの像は違うというのが、とっても面白いことなのではと思っています。

何故かというと、みんなが当たり前と思っている鬼ごっこは、その人にとっては当たり前のもので、実は時代によって変容していて、その時に合ったものに変わっていて、概念は継承されていても、手法は変容しているということが面白いと考えています。

ぜひぜひ、ご家族やご友人に鬼ごっこはどんなものが流行っていたかを聞いてみて下さい。いろんな学びや気づきが、改めて生まれるかもしれません。

■以下から、バナナ鬼の記載サイト例です!


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