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経験から学ぶ失敗

こんにちは。今日はカメラ談ではなく
僕のお話。

最近僕は、ものすごい壁にぶち当たった、
それも、たくさんの壁が一気に来た。

まず、僕が経営するのは焼肉店、とは言っても
代表は叔父であり、僕は専務である。
実質、代表が主に経理関係、僕は現場担当。
小さな会社なため、経営陣が椅子で罵るなんてことはなく
近頃の、原材料費も高騰していて休むまもなく働いている。

そんな中事件は起こった。

僕が現場担当なため、一部のアルバイトから
俺さんは○○ちゃんを優遇していると、
僕は20代とはいえアルバイトは高校生、
お気に入りもクソもなかった、皆同じように接していた。
しかし、店長のお気に入りはいた。店長は自分より10歳は上だ、
その店長お気に入りの子は、ネイル、頭髪はおろか、嫌な仕事はしない、
ラウンジのバイトがあるからと、忙しくても帰る、
僕には、毎回体調がとか家でとか何かと理由をつけていたが
実は、違うバイトをしていた。
それに気づけなかった僕にも分はあるが、違うバイトをするのは自由だが、
嘘までついてするならやめてほしかった。
そしてこれらの出来事が、皆に僕が優遇していると言われた要因だった。

僕が取った行動

まず僕は、その子に対して、ネイル、頭髪を注意した。
現場を見切れていなかったこともあり最初こそキツく言わなかったものの
その子は、治す気配すらなかった。しかし注意し続けた結果
シフトもだんだんラウンジ寄りになり
入る回数は減った。ある意味好都合だった。

僕はアルバイトからの評価を気にする訳ではないが、
僕というより、お店にとってこの状況がいけないと判断した。
これにて壁は一つ突破した。

友人を雇ったこと

僕は今年に入り、同い年の友人を2人雇った。
1人は、関東の方で、仕事をしていたが、地元に戻ることになり
就職先が見つかるまでという内容で雇った、少し自信過剰な男である。
もう1人は、アルバイトを転々とする友人で、女の子である。
この子は、ストレスを抱えるとパニックになり、自傷行為や急に
行方不明になったりと厄介ではあるが、僕のことは信用していてくれているのか
僕の前では、そういうことになったりすることがなかった。
そして、この2人自身も元々同じ高校で、友人同士であったため
何不自由ないと思った。これが大きな間違いだったのだが、、、

2人ともほとんど同じタイミングで雇い
飲み込みも早く、それぞれにあった仕事をしてもらっていたのだが、
男の方は、特段仕事ができ、特に手を焼くこともなく
行ったことは全てこなし、提案んもしてくれるいいやつだった。
女の子のも、仕事には特に問題なかったが、やはり急にパニックになったり
することを恐れて、手をかけていて、一緒にいることがおおかった。
これには元々いるアルバイトの子たちにも説明済みであった。
しかし、問題はそこではなかった、もう1人の友人男の方であった。
彼がキレたのである、なぜ女の子ばかり手をかけるのかと、
彼にも説明していたが、同い年で自分はできて当たり前のことは
他の人もできて当たり前と言い出し、営業中の店で大暴れ、
これに付随して、女の子の方はパニックに、、
最悪である。

営業もあり、手が離せない僕は静粛を試みるも虚しく、
1人は大暴れ、1人はパニック状態、僕はお手上げに近かった。
男の方は、落ち着かせ仕事終わりに話をするから、今は仕事をしろと言って
仕事をさせたが、女の子の方は無理だった、話すらまともにできない状態に陥り
その状況を作った男の方は、自分は悪くない、できな方が悪いという。
僕はおもった、(こいつ自己中だ)って、
それと同時に僕の見込みが甘かった、会社には迷惑をかけ、
一気に2人のバイトが減った。
女の子は現在は普通だが、この一件以降
僕のこともあまり信用しなくなった、長い期間面倒を見てきただけに
ショックが大きかった。

友人を雇うべきではなかった

僕にとってはかなり信用していた友人2人、
この三人で将来会社を立てたいと、構想を練り
計画書を書き、それぞれの役割まで決めていた。
全てパーだ。
ここまで費やしてきた自分がアホらしくなった。
自分が情けない、どうしようもない、そう思い
暗い日々が続いた、
度重なるストレス、コロナで業績は伸びない
店は問題だらけ、何かに失敗すると(お前が悪い)そう攻められ続け
それが蓄積し初めて、死にたくなった。

初めて死にたくなった

そう、こんなこと本当に初めてで
普段ストレスが溜まっていたとしても
休みの日を利用して、日帰り旅行に行ったりしていたが、
こればかりは限界だった。
ある日の仕事終わり、僕はガードレールに向かって
車のアクセルをベタ踏みしていた、
もういいと思った、しかし、
自分には夢がある、生きる理由がある
何かというより、誰か、だった。
僕が死んで悲しむ人はいるだろう。
でも喜ぶ人はいない、ただ迷惑をかけて死ぬだけだ。
大事な人や家族、それに大親友や幼馴染、笑顔が見れない
そんなのは嫌だ、死にたくない人はたくさんいる、
でも死んでしまう人もいる、これしきで死ぬのは
単なる逃げで、自分への甘えだと思った。
気づけばブレーキを踏み車は停車、事故を起こすこともなく
生きていた、涙が出た。

偶然とは本当は悪戯では?

そこに偶然すぎるくらい偶然にも、大事な人からLINEが来た。
内容はこうだ
なぁ、何してる?
今日仕事でめっちゃ嫌なことあってさ話聞いてほしいねん

ってね、速攻で電話した、声を聞いて安心してまた涙が出た
些細なことだが生きてる実感があった。
幸せだった。こんなことで挫けてはいけない。
自分の夢は自分でしか切り開かないと。

人生とは、無理難題も多いが、経験を積めば
無理ではなくなる、可能性が増える、
やりたいことに近づける。
時には、甘えも必要だが、常に自分に厳しくあれ。
これが最近あった出来事による、教訓である。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
僕の判断の甘さと、自分への甘さがこの展開を
生んでしまった事実。これを教訓に次に進もうと思う。
これからもよろしくお願いいたします。

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