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批判的だった頃の僕へ

学校という組織の中で、物事を決めていくには、手間がかかると考えています。相談→提案→修正→提案→合意というステップは手間がかかり、無駄なことが多いように思う方もいるようです。しかし、今のことろ僕が勤める学校では最短ルートです。

正直言って、トップダウンでバンバン決まっていくなら楽です。しかし、上に挙げるステップを省略すると、意思疎通が取れていなかったり、無言の反発を招いたりすると思います。そうであれば決まったようで、何も決まってないのと同じです。

教員になって何年かして「組織としての学校」に触れるようになり、物事が決まらないことや、決まったことにたいして批判的になっている時期がありました。一方、それらに対して無関心な時期もありました。いずれも「組織としての学校」が分かってきつつも、決めていくことを経験したことがほぼなかったからだと思います。

だから今、僕が踏んでいる「最短ルート」に対して、批判的な方がいてもおかしくありません。しかし、僕も同じように感じていた時のことを忘れ、今の感覚で「なんもわかっちゃいないな」と投げやりになってはいけないと思い直します。

もちろん「ケチをつけたいからつける」方や「不安だからひとまず言っておく」方々に対して、ニコニコと「そうですよね〜」と言いながら押し通していく強さも必要です。

え、何の話かって。
学習で使うノートを統一して注文しようよってことを決めるだけの話ですよ。

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