【用紙配布】最強の自作の単語テストを作成しよう part2 加点式単語テスト
単語テストって実際に身につくかも身についているのかもわからず
そのくせ、やたら実施したがる人が多いのも事実。
単語テストのときだけ覚えて、それ以降忘れてしまうならやる意味はないでしょう。
ただ、やらないと覚えるきっかけにならないのも事実
というわけで、それらを解決する素晴らしい単語テストを考えました。
前回のnoteはこちら
まずは自作の英単語を作るメリットについて書いてあります。
この英単語帳を適切に作成して、それをうまく使って自分でアウトプットをしていきましょう。
加点式単語テスト
名前を見たらイメージが湧く人もいるのかもしれませんが
簡単に説明をすると。
20問の単語テストがありますが、
解答欄に
「対義語」
「類義語」
「それを用いた熟語(動詞)」
「語法」
複数の品詞を持つ場合はそれら
スペルが似ている単語(thought though through など)
について
追加で答えるとそれに応じて点数がプラスされるものとなります。
close という単語であれば、
動詞で「閉まる」とか「~を閉める」という意味もありますし
形容詞で「近い」という意味もあります。
この場合は複数の品詞を答えているので2点になります。
さらにcloseの他に「近い」という意味を持つ単語があればそれも追加で書くと加点されます。
なお「near」も近いと訳をする単語ですが、使い分けがありますので、注意が必要です。なお、使い分けのことについて言及されていれば、それも加点になりますので、
20点満点のはずなのに25点とか30点を取れてしまいます
ただし、無限に時間があるわけではありません。
使える時間は5分だけです。
つまり、5分の間に20個の単語の意味も書きつつ、
残りの時間に加点を目指していくというものになります。
実際のところ、これで5分じゃ足りませんってことは中3レベルではありませんが、
もしかしたら高校生や大学受験をする受験生からしたら5分では足りないかもしれませんので、
その時は6分とか7分とかにするといいでしょう。
特に大学受験となると似た意味の単語はたくさん出てきますし、
使い分けや語法もそのまま試験の問題のネタにされるかもしれませんからね。
実際にやってみると生徒の個性が出てきて面白いものになります。
自分でやってみるのもいいですが、友達と一緒にやるともっと面白いです。
アウトプットのいい練習ですし、以下に知識を点ではなく
線や面として覚えているのかを確認するいい経験になります。
過去に出てきた単語も上手にアウトプットできればもっとよいですね。
加点式単語テストの用紙はこんな感じ(ver.1.01)
たぶん中学生か高校生かでスペースを大きくしたり狭くしたりする必要はありそうな気がします。
実際に偏差値60以上の高校受験を考えている生徒は
平均して20問中20点以上が出るように単語を選んであげるといいですね。
オススメ単語 高校受験編
最後に少し、加点式単語テストでやるといろいろ深掘りできる単語をいくつかまとめておきます。
about 「~について」「およそ〇〇」
like 「動詞 ~が好き」「前置詞 ~のような」→look like名詞などの熟語と意味を書くと加点
kind 「名詞 種類」「形容詞 親切な」
close 「動詞~を閉める」「形容詞 近い」→nearも「近い」→使い分けが書けたら更に加点
look 「自動詞 見る」→look after, look forward to~ing, look at, look like, look for, 高校受験で出てくる熟語が多い。
take 「写真を取る」「時間がかかる」「行動を取る」→take part in, take place, take care of(群動詞なので、受け身の時はbe taken care of by 人 の並びになる)
これらを1つか2つを毎回入れつつ、それ以外はランダムに単語を選んであげるとよいでしょう。
ではみなさん豊かな英語学習ライフをお過ごしください。
友達とやると楽しいですよ٩( 'ω' )و
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