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赤ちゃん食支援の最初のハードル

子どもの食事発達は、乳幼児期からスタートしている。いや、新生児期といっていいだろう。とにかく早くからスタートしている。


子どもの食支援は乳幼児期からスタートしている。いや、新生児期でもいい。とにかく早くからスタートしている。
この時期に食支援が必要と考えることはあまりないが、やはり

  • 診断のあるお子さん

  • 早産児

  • 未熟児

など、何かしら出生時から配慮が必要となるお子さんは、食支援の視点を持って介入して、助かることはあっても損することはない。そう考えている。

では私725理事長がどのような視点で新生児期の哺乳を見ているか。今日はその視点をまとめたいと思う。

母乳・ミルクのスタート

陣痛や出産を乗り越えて、さぁいざ母乳。
うーん「痛い!」うまく飲ませられなくて四苦八苦。
そんな母親が多いはず。
しかし中には「うまく飲んでくれない」というお子さんもいるし、何より「診断がついた」「出産時のトラブルがあった」などの理由で、母乳をあげるどころか、赤ちゃんはそのままNICUに運ばれて、飲ませてあげることができなくなった。という方もいるはず。
もちろん母乳にこだわる必要はない。私の子供は小さく生まれたので、母乳がうまく飲めず、ミルクも一時検討した(結局本人は飲んでくれなかったから、母乳だけになったけど)

いずれにせよ今回は、さまざまな配慮がいるお子さんにしても、特にトラブルを感じないお子さんにしても、「母乳・ミルク」を飲むときの、最初の目安についてのお話をする。

最初のハードルは体重○○グラム

赤ちゃんが誕生して、私が最初の目標にするのが体重の壁を越えることだ。

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