包丁変えたらキッチンで卍解した。
こんにちは。よのです。
突然ですが、今の台所にある包丁、どのくらい使っていますか?
包丁って意外と買い換えるタイミングがなくて、気がついたら10年単位で使ってた。みたいなこともあると思います。
(実家で使っている包丁は、母の嫁入り道具らしく、30年近く使っている。)
買い替えの機会を失い、月日が経って打製石器と化した包丁を使い続けていた僕が、新しい刃を手に入れ、文明開化を遂げた記事です。
My First Gear... Amazonベストセラーの刃
18歳の時、福岡から進学で東京に上京したときに、
人生で初めて包丁を買いました。
なんのこだわりもなく、
「とりあえずAmazonベストセラーで間違いないやろ!」というノリで
お勧めされているモノを脳死で買った覚えがあります。
[なんだかんだで6年間お世話になった包丁]
模範的な大衆品です。経年で消耗もします。
安物の包丁研ぎで手入れし、これまで騙し騙し使っていましたが、
ついに歯が欠けてしまいました。RIP...
長い付き合い、地味に愛着が沸いていましたが、買い替えです。
デザイン原理主義者が選んだ包丁
6年間の間に、脳死コンシューマーからデザイン原理主義者にレベルアップし、以前のように、脳死で包丁を選ぶことはしません。
「できるだけスタイリッシュなモノを使いたい」
その一心で、Amazonの端から端まで駆け回りました。
その結果、選んだ包丁はこちら
柳宗理
名前が既に強い。実家のような安心感。
スタイリッシュを約束された刃。
プロダクトにこだわりがあるメーカーが醸し出す雰囲気に魅せられ、購入を決意。高揚感を胸に配達を待ちます。
THIS YANAGI
美しい...
ありがとう柳宗理。
ありがとうインダストリアルデザイン。
もうパッケージから開けた時の高揚感。
プロダクトが人間に与えるパワー、幸福感。
値段は安いとは言えませんが、
「日用品」として使う度にテンションが上がることを踏まえれば、
高い買い物でもないでしょう。
フォント、文字サイズ、控えめなロゴ。
全体に対するテキストやロゴの比率。シルエット。
U~~N....好き....................
1番のお気に入りは取手のテクスチャ。
重厚な茶器を彷彿をさせる高級感のある質感。
ザラザラしすぎない。でも、しっかり手に摩擦が残る。
この繊細なバランスにこそ、価値があるんやなぁ(スリスリ
photo with Sigma fp
あれ? 俺、卍解した??
キッチンに立った時だろうか。僕が卍解したのは。
覚えがない。
目の前の肉達が、力も入れずにバラバラになっていく。
心なしか、刀が..軽い.....
包丁って、切れ味やバランスが違うとこんなに差があるんですね。
自分が卍解したと勘違いするところでした。
本体のバランスが良いため、実際の質量より、すごく軽く感じ、
ほとんど力を入れずに牛肉、豚肉、筋まで簡単に切れます。
肉って、力を入れずに切れるんだ...
Quality of Life ☝️☝️
惰性的に使い続けれるモノだからこそ
僕は"包丁が欠ける"とアクシデントよって、日用品を見直す機会を得ました。しかし、そういったアクシデントがない限り、
"包丁を変えてみる" みたいな発想にならないと思います。
もちろん、大前提として、僕が以前使っていたベストセラーの商品も、
6年間文句なしに使えた良品です。
しかし、世の中には僕たちに素敵な体験を与えてくれるプロダクトがたくさんあります。
リモートワークで家にいる時間が多くなり、必然的に台所に向き合う時間も多くなっているような世相をTwitterなどからも感じています。
そんな包丁に向き合うことが多くなった今だからこそ、
「卍解してしまった..」という読者の方が現れることを祈っています。
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