おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。

今回は、ライアン・グリンを
取り上げていきます。

 【ライアン・グリン】陸軍学校を卒業した右の強打者は入団直後に投手へ転向したもののアメリカでは結果を残せずに来日 ハマったときは無双状態の投球内容で楽天球団史上初の外国人完投投手となった助っ人 - YouTube

1974年、アメリカ合衆国バージニア州に
生まれた本名ライアン・デイヴィッド・グリンは
州の陸軍訓練学校に入学すると
右の強打者として1995年、MLBドラフト会議で
テキサス・レンジャーズから4位指名を受けました。

入団直後に投手へ転向した右腕は
1999年、メジャー初登板を記録しましたが
翌年は16試合に登板して5勝7敗、
防御率5.58とレギュラー定着には至らなかった事から
2003年のシーズン途中、不振により退団した
元近鉄バファローズ、ナルシソ・エルビラの
代役を探していた韓国プロ野球サムスン・ライオンズと
契約したのです。

しかし韓国でも思うような結果を残せず
1年で解雇された事から
ミネソタ・ツインズ傘下の3A
ロチェスター・レッドウイングスで
プレーしていたところ、
予想もしなかったオファーが舞い込みました。

2006年、右の先発投手不足に
頭を抱えていた野村監督率いる
東北楽天ゴールデンイーグルスは
マネジメント契約を結んでいた代理人ダン野村氏を介して
グリンに白羽の矢を立てると
身長190センチ、体重89キロの助っ人は海を渡って来たのです。