見出し画像

『日々のきのこ』語彙録


「菌婚式(fungi wedding )」
性別は問わず、同性、ポリもあり。ただ「菌として」愛し続けますか?と菌父さんなるものから聞かれる。

「菌人」
盈眩菌感染者の呼び名。漢字読めん。

「ばふ屋」
ホコリダケをばふんばふんと踏み歩き、胞子を撒き散らし繁殖を促す。秋限定の季節労働で、行政機関にも登録されている仕事。正式名称は、地胞子拡散業。(この本がSFだということを忘れ、翌日そんな職業はこの世に存在しないことを知り、大変落胆しました私。)

読み始めから、読了まで震えてました。まるで、きのこが胞子活動をする時みたいに。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?