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なるべくして詩人になった男・キーツ【偉人鑑定】

皆さま
ご機嫌いかがでしょうか。

今回は
ロマン主義の詩人であり

『ネガティブ・ケイパビリティ』
の言葉の生みの親である

ジョン・キーツについて
ホロスコープを読んでいきたいと思います。



偉人は生年月日など
諸説あるため
あくまでもエンタメとして
お楽しみください。




キーツ・ネイタルチャート


ジョン・キーツ 
1795年10月31日 

ロンドン生
出生時間不明

ロマン主義の詩人ですが
医学の道にいたこともある…

異色の経歴である彼は
一体どんなホロを持っているのでしょうか。

※ホロスコープ ARI占星学総合研究所より


まず目を引くのは
太陽・海王星 0度
(なんなら金星も!)

そしてそこからの
天王星・太陽 60度ですね。

水星・木星 60度それから
火星・木星 120度
火星・水星 60度

これらは
小三角形を形成しています。

この方はもう
詩人で成功するのは
なんら不思議ではない
ホロスコープですね。

表現していくことへの情熱も
途切れることはなさそうです。

ちなみに、
ネイタル水星の真向かいの双子座に

1811年の5月頃
トランジットの木星が入ります。

もしかしたらその頃から
彼は詩を「アウトプット」
し始めたのかもしれません。

一方で、
土星と金星の150度と
火星と冥王星の150度があり

後天的な努力も
求められているようです。

さて、
すくすくと成長したキーツは
13歳で学術賞を取るほど
優秀であったようです。

しかし
早くに父親を亡くし、
さらにキーツ14歳の頃
看病の甲斐なく母親が
結核で亡くなります。


このころキーツは
「外科医見習い」として
一歩を踏み出します。


キーツ・外科医見習い時代

1809年頃


【水色のマル】
ネイタルの火星に
ソーラーアークの土星が90度です。

これは困難な出来事の
始まりを告げています。

もっとも、
険しい山を登るほどに
自分が成長できる…
と捉えることも出来るのです。

【赤いマル】
ネイタルの太陽に
トランジットの天王星が0度。

これは大いなる「変化」を表しています。

キーツにとっては

今までの生活からの別離
母親との別れ
価値観の変化…

だったのではないでしょうか。

天王星は「科学的」なことを
暗示するとも言われています。

くしくも、
ここからキーツの
「外科医見習い」人生が始まるのです。

若いキーツには
大変すぎるアスペクトが
続きましたが、
救いの手もあったようです。

【ピンクのマル】
ネイタルの土星に
ソーラーアークの木星が120度。

年長者からの
良いサポートも
あったように思います。

彼は医学の道を懸命に進みました。

しかし、
詩人への夢を捨てきれず
とうとう医学の道を進むことをやめたのです。

そしてキーツ23歳のとき
大きな出来事が起こります。


キーツ・詩人時代

1818年頃


【赤いマル】
自信をもって発表した詩が酷評され、

看病していた弟が亡くなりました。
母親と同じ結核で、です。

しかし、
天王星と火星の0度は

「電撃的な恋愛」

をも意味します。

実際にキーツは
このころ移り住んだ家の
隣に住んでいた娘
ファニー・ブローン嬢と恋に落ちたのでした!

それは【ピンクのマル】
ネイタル金星と
トランジット金星の60度

そしてネイタル金星と
トランジット土星の120度も
応援してくれているかのようです。

二人は婚約までするのですが
とうとうキーツの病状が悪化してしまいます。

彼も結核を患っていたのでした。


病気の療養のために
ローマに移り住んだキーツは

1821年
25歳の若さで亡くなりました。

彼の墓碑に名前は記されず

Here lies one whose name was writ in water.
(その名を水に書かれし者ここに眠る)

とだけ彫られているそうです。

生前は本人の納得いくような
評価が得られなかったようですが

「こうして後世にまで名を残しているよ」

そう彼に伝えたいです。

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お読みいただきまして
ありがとうございました。

あなたの毎日があらゆる面で
安心で素敵なものになりますよう

心から応援しています。










あなたの毎日があらゆる面で 素晴らしく安心なものになりますよう心から応援しています。ありがとうございました。