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2022年執筆知財記事振り返り

各媒体で今年掲載してもらった知財記事について紹介していきます。執筆背景も交えつつ、サラッと。

★お忙しい方向けの要約★
・自分なりにたくさん記事を書きました。
・今年一年ありがとうございました。
・来年もよろしくお願いします。

01 Toreru Media

まずは2020年5月からお世話になっている「Toreru Media」。今年は現時点で5記事掲載。(通算36記事掲載)

中でも「大変だった」のが、10/25公開のコチラ。

哲学に興味があったので、いずれ書いてみたいと思っていたテーマ。ネット検索し、名言(とされるもの)がやたら多い「ソクラテス」に着目。しかしいずれの名言紹介サイトでも出典が不明。「ググレカス」という声を聞きながらググるも、あまりヒント無し。

というわけで、近所の図書館や BOOKOFF を巡り、名言が隠されてそうな書籍を集めて読み漁ることに。

これら所謂「プラトン対話篇」は読みやすいとされるものの、慣れていない分野なので中々読み進まず。

しかしどうにかこうにか「4つ+おまけ1つ」を見つけ、記事が完成。労力はかかったものの、楽しく書けた。おまけの「満足な知財権よりも不満足な知財」がお気に入り。

02 知財図鑑

お次は「知財図鑑」。2021年8月よりお世話になり、コラム執筆や「知財ハンター®」としてご一緒させてもらうことに。

知財図鑑では現時点で今年17記事掲載。(通算27記事掲載)
最も「思い出深い」のがコチラ。

地域の財産である伝統工芸を知財情報から探る「地財探訪」。シリーズ第10弾は兵庫県「吹き戻し」、幼少時代に遊んだ ”ピーヒャラ” である。

明治時代に出願された以下実用新案登録の存在が、吹き戻しの歴史の裏付けに。先人の知恵や足跡である知的財産情報を、歴史情報として堪能することができた。

実明13823号:吹キ開キ玩具
出願日:1909.5.29 考案者:竹本喜太郎 氏 J-PlatPat リンク


実明13823号

なお、地財探訪シリーズにおける多くの場合は組合さんの許可を取ってバナー画像を作成しているものの、本記事のバナー画像素材は自身で撮影した。1人でピーヒャラを持って外でパシャパシャ撮影するのは恥ずかしかった。

横浜の大さん橋にて。

03 The kakeru Times

お次は「The kakeru Times」。2022年に開業した佐賀の弁理士法人によるメディア。立ち上げ当初から地域ブランド関連のコラム記事を執筆し、現時点で21記事掲載。(通算21記事掲載)

発足当初は佐賀県にまつわる地域団体商標をテーマにしていたものの、途中から趣味の「こち亀」を取り入れて暴走気味に。「最も好き」なのはコチラ。

有明海に面する佐賀県太良町。日本一の干満差という特徴を活かしたキャッチフレーズ「月の引力が見える町」がステキ。いずれ訪れたい。

特急列車「かもめ」から眺める有明海

04 個人note

最後は個人note。特許料理シリーズを今年4件掲載し、本シリーズは完結へ。登録クレームに沿った内容で料理をしており、献立に悩んだときは参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。

05 さいごに

ここ3年程、興味関心の向くままに記事を書いたりしており、その結果、価値観の合う方々と繋がることができました。幸せなことです。思えば「02 知財図鑑」との繋がりも、可愛い特許図面を集めたコチラの記事がきっかけでした。なんでもやってみるものですね。

2023年もどうぞよろしくお願い致します。

*本記事は「知財系 Advent Calendar 2022」12/4 の記事です。明日は弁理士大谷先生です!

Uchida


記事をご覧いただき有難うございました!