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揺れるのは心

またしても大きな地震。
被災地の皆様の無事を祈る。

肌感覚として活動期のような時期に入っていると感じる。
インドネシアの噴火情報を見た矢先だった。
地殻変動が起きているのだろうか。
地球全体で見れば、少し痙攣している程度なのかな。
そういえばニューヨークでも地震があったしさ。

人類の歴史は数千年しかない。
だから千年を超えるスパンの変動は中々発見が難しい。
千年前と二千年前と三千年前の記録が残っていない限り。
地層に残された痕跡で予想するぐらいだ。
地球の歴史からみればほんのわずかな瞬間しか知りえない。

東日本大震災のときには、絆というキャッチコピーが生まれた。
あれはほんとうに感動的だった。
全世界の人々が日本を助けてくれた。
日本中の人々が絆という合言葉を胸に行動をした。
あの時に生まれた絆がなくなっているとは思わないけれど。
コロナ以降の分断も同じようになくなっているように思わない。

来るか来ないかわからないことに怯えて暮らすなんてガラじゃない。
けれど、いつか僕の住む街も大きく揺れるのかもしれない。
既に今年に入って何回の体感地震があっただろう。
それでも今日を生きるしかない。
不安を抱えている人も実はいるはずだ。
わずかな揺れでも、大きく動揺する人もいるはずだ。

終末論者のように悲観的に生きても仕方がない。
いずれ清算の時がやってくるなんて新興宗教の常套句だ。
こんなときこそ、平静にいつもの自分でいられたらいい。
そして不安を感じている人と少しだけ笑える話をしよう。
悲観的になっている人と何かを創ったりしよう。

こんなにも揺れる国で。
長い歴史を紡いできているのだから。
豊かな文化を生み出してきているのだから。

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