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Vol.62 空港を見ればその国がちょっと感じられる

今回、ベトナム-日本を、韓国の仁川空港を経由して行き来しました。
その際に感じたことから、国の違いが見えたので、
これもこの時期の状況の忘備録として残します。

<<< 7月10日深夜便 タンソンニャット空港→仁川空港 >>>
夜時間で通常の配車アプリでは全然タクシーが呼べず、
いつも使っていない配車アプリで知人に呼んでもらいました。

2H前にチェックインカウンターに着いたんですが、既に長蛇の列。
現状、韓国は複雑な入国制限を行っています。
基本的にビザありか、重要な用事がないと入れません。
ベトナム人は観光でもビザが必要で、観光のベトナム人もいると思いますが、そんなに多くないと思うので、
つまり、韓国人か韓国人家族か韓国で仕事の人が多いような気がします。

韓国への入国の流れですが、
(1)48H以内のPCR or 24H以内のRATの結果
(2)Q-CODE(検疫情報入力システム)への情報登録
(3)入国後1日以内でPCR
(4)入国後1Week程度でRAT
となっていて、ワクチン接種は参考情報にしかならないようです。

詳しい情報は在大韓民国日本国大使館をご参考に。
ここから紐づけて行ったほうが速いと思います。
https://www.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

...ということで、検査結果の有無やQ-CODE登録についての確認で
カウンターの時間がかかっているようでした。

列の最後はこの7倍くらい後ろでした💦

私は韓国はトランジットだったので、それを係員に伝えると、
しばらく時間が空いた後、お迎えが来まして、
別の窓口に誘導されて、チェックインすることになりました。

あの長蛇の列、かなーりストレス溜まるだろうなーと、今でも思います。

出国検査エリアはガラガラで、すんなり抜けて、搭乗待機エリアへ。
しかし、お店がかなーり閉まっていて、暗さもあって、
なんだか物寂しさを感じる様子でした。
人も少ないので、なんだか写真を撮る気もうせてしまい、1枚も残らず。

そんな、タンソンニャット空港でした。

<<< 7月10日午前便 仁川空港→成田空港 >>>
ぐっすり眠って起きると、仁川空港。
トランジットの人はやはり少なかったです。
入国をする人達の長蛇の列を横目に見ながら、
すたすた歩いて荷物検査をして、搭乗待機エリアへ。

あまり時間もなかったし、散策をしませんでしたが、
開いている店は少ないし、人も少ないと感じるものの、
明るくて、開放的で、いつ来ても気分のいい空港だなと思います。

成田空港には昼前に着きました。
日本入国については既にnoteに書いているので、細かく書きません。
あっという間に入国検査が終わって、夜バスまでの時間を潰しましたが、
成田もお店が少なく、
飛行機が着いて人が一時的にわっと増えて、少なくなって、ガランとする、
というのをくり返しているようでした。
ただ、人が少ない・いない時間がやたら多く感じました。

<<< 7月26日昼便 成田空港→仁川空港 >>>
前にも書いた通り、トランジットの扱いに不安があったので、早め行動。
3H前に空港に着くと、もうチェックインカウンターが開いていました。
でもすぐに案内されて、無事にチェックイン。
出国検査もゲートに入ってみたら入れたので、どんどん進んで、
あっという間に搭乗待機エリアへ。

お店、本当に開いているところが少ない。
そして、閉まっているところが多いし、暗めのところも多いので、
雰囲気はタンソンニャット空港と似た感じ。
旅行者や出張者に、
日本円を最後に使わせるとこじゃん!って思うのですが、
なかなかそういう感じでもないように思いました。

こういう充電できて、仕事できるような場所は多い

ちなみに飛行機の機内はガラガラで、おそらく一人乗車の人は
隣の座席が空いていたと思います。3人の列も1人でした。
これもちょっとびっくり。

<<< 7月26日夕方便 仁川空港→タンソンニャット空港 >>>
再び仁川空港でトランジット。
今回もやっぱり韓国入国の長蛇の列を横目に見ながら。

搭乗待機エリアをブラりして、お土産の1つでもと思っていたら、
こんなものに遭遇。


これが韓国の外向きの強さなのかもしれないなというところを感じました。
寂しい国際空港内で、スタッフも減らされているであろう中で、
韓国の魅力や文化を紹介し、
ハブ空港であるゆえに、韓国に入国しない私のような人のために
次は旅先に韓国を選んでみてくださいと訴えているように感じました。

そして、日本はこういうことができないだろうなとも思いました。

時間になって搭乗口へ行くと、なんともベトナム人と韓国人がわんさか。
久しぶりに横入り、じりじり詰めて抜かれるとか、
すでに懐かしさと、そういう国に戻るのねと覚悟を決めさせられました。
#めんどいので全部私は譲ります。

そして極めつけ。
タンソンニャット空港に定刻より早く22:30前には着いたと思います。
現在、ベトナム入国は何ら制限がありません。
入国審査でマスクを外して顔を見せるのが、これまでとの違いという感じ。

それからが大変でした。
荷物が出てこない、出てこない。
わんさか人が群がって、見ているとベトナム人が多い。
韓国人の若い人は、仕事か旅行だろうなという雰囲気。
おそらく私と同じスーツケースだけを待っている様子。

でも出てくるのは段ボールばかり。取っていくのはベトナム人。

おそらくきっと、売り物かなぁ。
コスメ系かもしれませんし、服かもしれません。
若いキラキラ系の女性が大きな段ボールを男前につかんで持って行きます。

うーん。
結果、2時間くらいジーっと待って、荷物を無事にピックアップ。
最後の最後にこれがあろうとは…。

日本は韓国に負けている、
そしてベトナムは元気がある、とやっぱり思いました。


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