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移住定住コンシェルジュのコラム(3月編)〜2023年度の振り返り~

みなさん、こんにちは!移住定住コンシェルジュの後藤です。

さて、3月のコラムです。
当noteがスタートして9か月、今回は2023年度の本取り組みの区切りとして、振り返っていきたいと思います。

1.移住相談は100件を越えました!

尾道市移住定住コンシェルジュの業務は「尾道市への移住の支援」が目的です。そのなかの役割のひとつに移住に関する相談窓口がありますが、見出しの通り、移住相談はこの9か月で100件を超えました!

※出張相談などの相談件数も含まれています

移住前のご相談が大半を占めていますが、尾道市内の事業者からのご相談もありました。意外と多かったのは、尾道出身者や地元の方からの「実家(不動産)をどうにかしたい」という声です。

住まいのことであれば不動産屋さん、またエリアが該当すれば空き家バンクに相談されることを紹介してきました。また尾道市には空き家対策を検討する専門家による協議会もあるため、そちらにおつなぎすることも。尾道空き家対策専門家協議会には、無料で相談することが可能です。

移住相談を受け続けて振り返ってみると、「移住」というテーマには移住者側の視点もあれば、まち側の視点もあるものだなと気づかされることが多く、日々難しさを感じてきました。ただ、もし移住者とまちの希望がうまく合えば良い結果に繋がることにもなります。

100件以上という相談件数の多さは”尾道”という町の人気や魅力からかもしれませんが、相談内容の1件1件、望まれた形で事が運んでいくかというところが大切なのだと思うんです。その考えのもと、相談内容に合った専門員の方とも連携しながら、できる限り丁寧にとサポートさせていただきました。

この移住相談ののち、移住された方もいらっしゃいます。尾道でのこれからの暮らしがうまく進んでいくことを願うばかりです。

定期的に開催している「移住者交流会」。移住後の話を気軽に出し合う場になっています。

2.「note見てます!」という声も

「移住を考え始めたときに、知りたい情報が少ないよね」

当note編集担当のアンドウさんとは互いに移住者だったこともあり、そんな話をよくしていました。このnoteは、「だったら、かゆいところに手が届くような、より移住についてイメージしやすいメディアを作ろうよ!」ということで7月からスタートしました。

2023年7月から2024年3月までで、総投稿記事はこの記事を含めて102本となりました。フォロワーさんも100名を超え、移住相談を受けていても「note、見てます!」とよく言っていただくようになりました。

編集のアンドウさんだけでなくデザインにはTHREE NINE/YUCOさんが参加。記事には、尾道移住者を中心にたくさんの人にご協力いただきました。(移住者だけでない、関係人口枠の方々にも…!)さまざまな人を巻き込みながら一緒に”何か”を作り上げていくという尾道の姿も、noteを通じてお届けできていれば幸いです。

…当note、いかがでしたでしょうか?笑
できる限り移住を検討される方が「欲しい!」と思ってもらえる情報の視点で記事を増やしてきました。もし今後、「こういう情報もあるといいな!」などご意見・ご感想があれば、ぜひコメント欄で教えてください。

※noteの記事はカテゴリ毎にまとめています。各カテゴリについては1月のコラムでまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

3.出張移住相談会を開催してみて

2024年2月からは尾道を飛び出し、東京・京都・大阪という3つの拠点で出張相談会を開催してきました。東京有楽町にはふるさと回帰支援センターがあり、広島県として相談体制が常設されています。京都と大阪で印象的だったのは、「Uターン(出身地に戻る移住)」を検討されている方に出会う機会が多かったことです。

個別相談だけでなく交流会でも、参加者それぞれの立場からの悩みが。

50代前後のセカンドキャリアに向けた仕事の悩み、
実家をどうするかについての悩み…。
重複しますが、具体的な相談内容であれば支援機関をご紹介させていただきます。

仕事に関しては、尾道はハローワークでの求人情報が多いのですが(市や地元企業と一緒に尾道市ふる里就職促進協議会という取り組みもあります)、これまでの経験を活かした転職であれば近隣の福山市や三原市なども勤務地として候補に入るようで、その場合は広島県の「はたすて」を紹介することもありました。

また「首都圏以外の相談窓口がわからない」という声もありました。今回関西での相談会が開催できたことで、結果としてこのような声を実際に伺うことができ、良かったと思っています。今後可能であれば、関西での再度開催や九州開催なども検討してみたいですね。

おわりに

3月のコンシェルジュコラムは以上です!

当note「尾道市移住定住コンシェルジュ'23」をご覧いただきありがとうございました!2023年度の取り組みは、この投稿が最後になります。今後、尾道市への移住に関する情報などは、ぜひ過去の記事からもご参考にいただければと思います。尾道でまたお会いできることを楽しみにしています!


・相談窓口「移住定住コンシェルジュ」とは↓

●移住定住コンシェルジュ・執筆:後藤峻(@concierge_goto
●編集:アンドウ(@holiday_cloudy

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