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【移住サポーターの紹介・第6回(最終回)】株式会社プラス・酒井 裕次さん

尾道をはじめ広島県には、みなさんの移住や移住に関する困り事をサポートしてくれるサポーターが各地に点在しています。当noteの「移住した人プロファイル」を見てもらえるとわかるのですが、これまでの先輩移住者も多くの方がそんなキーパーソンたちのサポートを受けながら移住してきました。

そんな移住サポーターたちにスポットを当てるこの企画。第6回(最終回)は、広島県の移住コーディネーターであり、因島いんのしまにあるデザイン会社・株式会社プラスの代表取締役を務める酒井 裕次さんにいろいろと教えていただきます。

【プロフィール
■名前
:酒井 裕次
所属:株式会社プラス 代表取締役
■相談対応:オンライン
■好きな食べ物:因島にある「ミチフク」という肉屋さんのハムコロッケ(世界一です)

ー酒井さんが得意とする相談分野を教えてください。

僕自身が東京で起業し、Uターン後に尾道と東京での2拠点ワークを始めたので、「起業」や「2拠点ワーク」については現実的な相談に乗ることができます。

たとえば「カフェをオープンしたい」「転職せずに働くためにはどのように会社と交渉すればいいか?」など、起業家や経営者の立場に沿った話をするのが得意です。

またデザイン会社を経営しているので、店舗や商品デザインなど移住の先の事業ごとサポートすることができます。

移住希望者が参加する現地ツアーでのコーディネート
先輩移住者を呼んで、話を聞くことも

ー移住相談ではどんな内容が多いですか?

仕事、特に転職に関しての相談が多いです。

前述しましたがやはり僕が経営者ということもあり、相談者が未経験でも就けるような職種をご紹介できることもあるので、キャリアアップを含めてさまざまな相談に乗ることが可能です。

東京有楽町で開催される移住イベントにもよく登壇しています

ー酒井さんから見た、尾道の魅力を教えてください。

風光明媚な景色はもちろんですが、古くは北前船から栄えた商人の街。いろんな人が行き交い、それぞれが好きなことを思うように実行して楽しんでいるところです。だから街を歩くと、「こんなお店あったかな?」というくらい、どんどん新しいお店がオープンしています。

尾道が、いつ訪れても懐かしく新しいという街なのは、おそらくそういう人たちがたくさん住んでいるからだと思います。

ー酒井さんが好きなおすすめスポットを教えてください。

やっぱり、渚の交番 SEABRIDGEですね。自分でデザインしたからというのもありますが、日常の中の非日常がそこにはあり、いろんなものが詰まっています。

ー最近の個人的ニュースを教えてください。

移住コーディネーターを中心に地域のプレイヤーに尋ねるトーク配信「重箱の真ん中」を始めました。

第1回配信の様子

―尾道でおすすめのイベントはありますか?

因島水軍まつり。
サントリー地域文化賞もいただきましたが、島全体となって取り組む、年に一度の、島で一番大きな祭りです。これがないと、夏が過ぎた気になりません。

ー移住検討している方、移住される方に向けてメッセージをお願いします。

移住とは、ついのすみかを探す永住ではなく、今の人生をもっと楽しくするために手に入れる選択肢のひとつです。住所を移すことも移住ですが、その地域や人と関わることや、ときどき遊びに来て住むように旅していくことも移住のひとつだと思います。

選択肢はたくさんありますので、とりあえず”半歩だけ”動いてみることから始めるのもアリかもしれません

\酒井さんに会える(かもしれない)場所/

渚の交番 SEABRIDGE
住所:広島県尾道市因島大浜町87-1 MAP
アクセス:尾道駅から車で約30分
https://sea-bridge.jp/

船首の形をしたカウンターと水しぶきのようなライティングが印象的な、渚の交番 SEABRIDGE


●移住定住コンシェルジュ:後藤峻(@concierge_goto
●編集:アンドウ(@holiday_cloudy


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