尾道ぐらし

尾道市地域おこし協力隊公式(instagram@onomichilife)。尾道の食・…

尾道ぐらし

尾道市地域おこし協力隊公式(instagram@onomichilife)。尾道の食・ひと・スポット・暮らし・プロジェクトをゆるく発信中🚶‍♀️

マガジン

  • ものづくりの現場から

    400年の歴史があるものづくりの現場や、幻の果物、ジャパンブラウンが生まれる過程など、各回1テーマを取り上げます。観光では味わえない、尾道の味わい豊かなをお楽しみください。

  • 【特別企画】カメラマンとめぐる尾道(全8回)

    カメラ探求者必見。第一線での活動経験や撮影経験豊富な、尾道にゆかりのあるプロカメラマンさんと、協力隊員が尾道市内各地をめぐり撮影研修をする企画です。各回で学んだ内容や企画過程をシェアします。終盤には素敵なお知らせも...?

  • ONOMICHI BASIC INFO 尾道コトハジメ

    尾道ってどこ?尾道ってなにがあるの? 尾道のことを知るにはどこを調べればいいの?といった記事や、 尾道市地域おこし協力隊の自己紹介記事をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

"JAPAN BROWN"が生み出される場所を訪ねて

「柿渋(かきしぶ)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。 まだ青い柿を収穫して圧搾機で絞り、絞り汁を数年寝かすことでできる液のことをそう呼びます。 塗料、防腐剤、染料...など使い方は多種多様。 柿渋を木に塗ると防腐・防虫・防水などの効果があるそうで、平安時代には建物を建てるとき木材に塗られていたのだとか。 「つくるひとは少なくなりましたが、柿渋は自然素材だから、いまの時代に合っていると思います。」 そう語るのは、株式会社尾道柿園の現代表・宗(むね)八重子さん。

    • 船をつくるという仕事_いままでとこれから編

      因島(いんのしま)の「造船」をテーマに、前回と2本立てでお送りしています。 今回は因島鉄工業団地の3社とアイメックス(分社化前は日立造船)のご協力のもと、尾道のものづくりの現場をレポートします(尾道市地域おこし協力隊|instagram / note )。 2本目のこの記事では、因島の「造船の歴史と未来」を扱います。「いやいや、造船って身近でもないし….」という方が大半かと思いますが、 という方に向けて、尾道の地場産業である造船の、未来に向けた取り組みの話を中心にお届け

      • 船をつくるという仕事_ビジュアルツアー編

        「因島(いんのしま)はゾウセンの島なんだよ。」 広島県尾道(おのみち)市に移住して間もない頃、誰だったか地元のひとにそう教えてもらった。ゾウセン…?何かの略語だろうか。 ゾウセンの正体は「造船」、つまり船を造る仕事だ。 因島の造船の歴史は古く、はじまりは150年前に遡る。戦中やバブル期の造船ブームを経て、バブル崩壊以降も島を支える一大産業となっている。かつて日立造船所の船体パーツを造る目的で工場を集めてつくられた因島鉄工業団地では、いまも幾つもの造船会社が稼働している。

        • 子どもと創るみんなの居場所|カメラマンとめぐる尾道_最終回(浦崎町)

          今回は全8回のシリーズ企画最終回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報、撮影について学んだ内容をinstagramとnoteマガジンで発信します。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね(尾道への交通手段をまとめた記事はこちら)。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介最終回となる第8回の舞台は、浦崎町(うらさきちょう)。 尾道の「飛び地」とも言われる浦崎町は、陸から行

        • 固定された記事

        "JAPAN BROWN"が生み出される場所を訪ねて

        マガジン

        • ものづくりの現場から
          6本
        • 【特別企画】カメラマンとめぐる尾道(全8回)
          10本
        • ONOMICHI BASIC INFO 尾道コトハジメ
          5本

        記事

          町民による町民のための場づくり|カメラマンとめぐる尾道_第7回(原田町)

          今回は全8回のシリーズ企画第7回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報、撮影について学んだ内容をinstagramとnoteマガジンで発信します。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね(尾道への交通手段をまとめた記事はこちら)。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介第7回の舞台となるのは、原田町(はらだちょう)。 広島県尾道市の北東部のエリアで、山もあれば谷もある農

          町民による町民のための場づくり|カメラマンとめぐる尾道_第7回(原田町)

          LAから移住。古民家DIYで英会話教室|カメラマンとめぐる尾道_第6回(御調町)

          今回は全8回のシリーズ企画第6回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報と、プロから習ったカメラのミニ知識をinstagramとnoteマガジンで発信していきます。 この企画の投稿や記事を見て、カメラ片手に尾道各地を巡る際の参考にしてみてください。 1.エリア・テーマ・講師のご紹介今回、第6回の撮影舞台は、御調町(みつぎちょう)。 尾道市の最北部のエリアで、尾道駅から車で約30分程で着きます。かつて人の移

          LAから移住。古民家DIYで英会話教室|カメラマンとめぐる尾道_第6回(御調町)

          その一打に想いを込めて|カメラマンとめぐる尾道_第5回(市街地)

          今回は全8回のシリーズ企画第5回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報、撮影について学んだ内容をinstagramとnoteマガジンで発信します。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね(尾道への交通手段をまとめた記事はこちら)。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介第5回の舞台となるのは、市街地。 この記事で言う広島県尾道市の「市街地」は、ガイドブックによく載ってい

          その一打に想いを込めて|カメラマンとめぐる尾道_第5回(市街地)

          また、戻りたい島。|カメラマンとめぐる尾道_第4回(生口島)

          今回は全8回のシリーズ企画第4回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報、撮影について学んだ内容をinstagramとnoteマガジンで発信します。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね(尾道への交通手段をまとめた記事はこちら)。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介第4回の舞台となるのは、生口島(いくちじま)。 瀬戸内を取り上げた雑誌やTVなどのロケ地としてよく登場

          また、戻りたい島。|カメラマンとめぐる尾道_第4回(生口島)

          Uターン移住した若手農家の挑戦|カメラマンとめぐる尾道_第3回(因島)

          今回は全8回のシリーズ企画第3回。 広島県尾道市にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報、撮影について学んだ内容をinstagramとnoteマガジンで発信します。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね(尾道への交通手段をまとめた記事はこちら)。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介第3回の舞台となるのは、因島(いんのしま)。 ポルノグラフィティの故郷や、映画化もした長編歴史

          Uターン移住した若手農家の挑戦|カメラマンとめぐる尾道_第3回(因島)

          尾道(広島県)の行き方・交通手段|在住者が飛行機・バス・電車・新幹線を総まとめ

          こんにちは、尾道市地域おこし協力隊です(自己紹介記事、intagram)。 今回は、自分が初めて尾道に訪れたとき「どの交通手段で行くのがベストかよくわからない」と感じた経験から、この記事を書きました。 読者の方の出発地はバラバラだと思いますので、この記事ではできるだけ、どの地域から出発しても役立つ情報を記載します。 具体的には、知っておくと移動が楽になる基本の地理情報や尾道に行けるすべての交通手段をまとめます。なお、一部特定地域から出発するときのみ使える情報を記載してい

          尾道(広島県)の行き方・交通手段|在住者が飛行機・バス・電車・新幹線を総まとめ

          大自然の保育とヒンメリ|カメラマンとめぐる尾道_第2回(向島)

          今回は全8回のシリーズ企画第2回。 尾道にゆかりのあるプロカメラマンと、尾道市地域おこし協力隊が市内をめぐり、各地で撮影した場所やひとの情報と、プロから習ったカメラのミニ知識をinstagramとnoteマガジンで発信していきます。 この企画の投稿や記事を見ながら、カメラ片手に尾道各地をめぐってみてくださいね。 1. エリア・テーマ・講師のご紹介第2回の舞台となるのは、向島(むかいしま)。 尾道駅がある市街地から渡船で2分の島で、移住者が多い尾道のなかでも近年特に人気が高

          大自然の保育とヒンメリ|カメラマンとめぐる尾道_第2回(向島)

          カメラ片手にひと息旅を。|カメラマンとめぐる尾道_第1回(座学)

          今夏に準備をえいさこらはじめて、11月に開催した写真撮影研修の企画。 詳しい内容やできあがるまでの過程は別記事でご紹介していますが、広島県尾道市内をプロカメラマンとめぐって、各地で出会った場所やひと、プロから学んだカメラのプチ知識をnoteとInstagramで発信する企画です。 1. 今回の講師企画の第1回目は座学。市内をめぐる実践編の前に、写真撮影の基礎知識をカメラマンの竹國照顕(たけくに てるあき)さんから学びました。 竹國さんはプロカメラマンとしてご活躍される他

          カメラ片手にひと息旅を。|カメラマンとめぐる尾道_第1回(座学)

          干し柿の季節がやってきたという知らせを聞いて。

          数ヶ月前に、柿渋(かきしぶ)についてご紹介したことがあるのですが、同じ柿園さんから「干し柿の季節が来たよ」と知らせがありました。 また柿?なんて思われてしまうかしら。と思って少し迷っていたのですが、いざ行って撮影をしてみると、みなさんにご紹介したいなぁ。と思う瞬間にたくさん出会いました。 なので今回は、写真メインで、広島県尾道市の山エリア、御調町(みつぎちょう)で長年つくられている干し柿をご紹介します(尾道市地域おこし協力隊の自己紹介記事|Instagram)。

          干し柿の季節がやってきたという知らせを聞いて。

          プロカメラマンと尾道の各地をめぐって写真を撮る企画ができるまで

          11月~来年2月にかけて、ある企画がおこなわれる。 尾道市地域おこし協力隊の2名が、尾道にゆかりのあるプロカメラマンと市内各地をめぐりながら写真を教わり、学んだ内容をnoteで、撮った写真をinstagramで共有するというものだ。 今回は、この企画が生まれた背景と、企画がつくられていった過程についてご紹介します(尾道市地域おこし協力隊の自己紹介記事・instagram)。 1. カメラ嫌いわたしはカメラがきらいだ。 正確にいうと、写真を撮ることが好きじゃない。 撮る

          プロカメラマンと尾道の各地をめぐって写真を撮る企画ができるまで

          尾道市地域おこし協力隊×プロカメラマン×Instagram×note企画の内容紹介

          今月11月~来年2月にかけて、今年の夏から準備を進めていた、ある企画がはじまります。 それは、尾道市地域おこし協力隊2名が、尾道市にゆかりのあるプロカメラマンさんと市内各地をめぐり、撮影をしながらカメラを学ぶというもの。各地で撮影した写真はinstagramで、学んだ内容はnoteで公開する予定です。 今回は、その企画のくわしい内容についてご紹介します! (尾道市地域おこし協力隊の自己紹介記事・instagram) 1. 企画内容まずは内容について、3つのポイントにわけ

          尾道市地域おこし協力隊×プロカメラマン×Instagram×note企画の内容紹介

          手と腹で学ぶ自然学@ごちそうの森|大地の再生流・森の手入れから学んだこと

          広島県尾道市には、「尾道自由大学」という市民活動団体がある。 おおもとは東京の「自由大学」の活動で、これからの生き方や働き方に合わせたさまざまな講座を、老若男女問わず地域のひとたちに提供している。 尾道自由大学はその姉妹校という位置づけで、「海と島学部」「街とメディア学部」「旅と文化学部」「仕事と未来学部」「暮らしと環境学部」の5つのカテゴリーに分けた講座や、特別講師によるゼミを開講している他、地域の魅力的なイベントなどの紹介もおこなっている。 気になってはいたけれど、

          手と腹で学ぶ自然学@ごちそうの森|大地の再生流・森の手入れから学んだこと