退職代行を使ってみた!


新卒採用されて1ヶ月程で体調を崩し、
退職代行を使った者ですo( ^_^ )

今回のテーマは…

☆「退職代行」を使ってみた☆

退職代行を使った感想を書かせていただきます。

一応、「退職代行」についてざっくり説明いたしますね。

…退職代行とは、退職したい本人の代わりに代行業者が会社側に退職の旨をお伝えしてくれるサービスです。

つまり、会社に言いづらい…会社に行きたくない…
もうフェードアウトしたい…

→そのような人が自分で言うストレスを肩代わりしてくれるサービスです

「退職代行を使うべきかどうか」に関してお答えいたします

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(以下に当てはまれば検討した方がいいかと思います)

〇体調が良くなくて、精神状態が悪い人
→メンタル崩壊する前にすぐにでも使うべきでしょう。自分で伝える気力も絶え絶えな人は要検討!

〇心身共に異常なし。会社がただ合わない。
できるだけストレスを感じずに辞めたい!お手軽に辞めたい!
→オススメですね。無責任な言い方ですが、退職ってエネルギー使います。こちらの意思が決まっていたらもはや交渉の余地はないのですが会社はわざと時間を掛けてきます。

※ただ、退職代行とはあくまでも代行サービスです。
「退職行為は誰にでも、退職届を提出するだけで時期を選ばず自由にできます」
なので、お金のない方は調べながら自力で行うこともおすすめします。

「私の体験談」(以下体験談)

私も、退職をしたいと入社して2日目で感じながら
1年にも感じられるような、1ヶ月が経ちました。

その間に体調を崩して。
メンタルはやられて。
自信は失い。日常が空虚に感じ。
親に心配され。友達にも心配され。
遊んでも楽しめず。休日はただ眠るだけ。
日曜日には会社がチラつきストレスを感じておりました。

働いている時の心境は
「(はやく時間よ過ぎてくれ…会社にロケットが落ちてくれ…)」

「(もう、災害でも起きて出勤停止になって…)」

「(もはやクビにしてくれ…)」

そう考えながら1ヶ月すごしていました。
(ひどいパワハラでもされていたらそれを根拠に気兼ねなく辞めていました。)

そして、ゴールデンウィークが明け
1週間経ち…
本格的に会社に行くことが苦痛過ぎてしまい
…退職代行に申し込みを入れました。

※退職代行業者の名前は伏せさせていただきます。
気になる方が多いようでしたら、また記事にしたいと思います。
(あくまでも私が伝えたいのは退職代行を知りたい人や退職代行を使おうと考えている人への体験談です。)

そして、お金を振り込む前に

退職代行業者の公式LINEでやり取りがスタート

退職代行業者「ご登録ありがとうございます。お名前、電話番号、年齢、雇用形態、契約期間、退職希望日をご記入くださいませ。」

私「…(答える)」

退職代行業者(以下、退職)

退職「ご質問はありますか?」

私「すぐに辞めれますか?例えば、明日から行かないとか?」
私「あと、辞める電話入れてくださったあと私は何かすることはありますか?」

退職「あなた様の場合は有給休暇がありませんので、このケースでしたら「欠勤」として退職日まですごしていただきます。」

退職「〇〇様(会社員の私)にしていただくことは、退職届と要望書を書いていただき郵送していただくことです。」

私「ありがとうございます。ごめんなさい、まだ質問がございます。(;´Д`)」

私「会社から訴えられるようなことはありますか?
会社から懲戒などの処分を受けることはありますか?」(ビビっている)

退職「今まで何百ケースか見てきましたが訴えられるようなことはありませんでした。
懲戒に関しては、「絶対にない」とは言いきれませんが「ほぼほぼない」と考えていいでしょう。
これも私が見てきたケースで懲戒された方がいなかったからです。」

私「ありがとうございます。(安堵)^^*」
私「すみません、まだ質問いいでしょうか?」
(ビビり…)

退職「いくつでもお答えいたします(*^^*)」
(優しい…)(ビジネス)

私「会社に預けた資格の証書や私物は返して貰うことってできるのでしょうか?」
私「私、もう会社に行きたくはないのですが。」

退職「退職届に私物の郵送願いを書きましょう。」

私「源泉徴収票や離職届、被保険者喪失届なども送ってもらえるのでしょうか?」

退職「はい、退職届に書くだけです。大丈夫ですよ。」

その後、振込を終えて、いざ退職の時!

退職「では、今から会社に電話します。」

私「(家の布団に籠る)お願いします
(´;ω;`)」

しかし、出社時間に会社に来ていない私のスマホに大量の着信が届く。

私「(やばいことしちゃったかも…)」(もうしんどい)

退職「とりあえず、かけました。上司が出ないのでまた時間を見て掛けますね」

私「会社からたくさん電話がかかってきます。(><)」
私「もうどうしたら…」

退職「出ないでください。よくある、パターンです」

退職「私に話す前に直接〇〇様に話してしまうと意味がありません。明らかに○○様を説得に来ております。」

私「では、着拒しておきます。」(冷静沈着)

退職「その方がメンタルにいいでしょうね。」

〜退職業者vs上司〜

退職「どうやら、私に対しての印象が悪いようです。もちろん、〇〇様に電話すること、家に電話すること、訪問することはやめてくださいとお伝えは致しました。」

退職「ただ、強制力はありませんので気休め程度に考えてください。

私「(オロオロ…)あ、はい…ありがとうございます」

ピロピロピーーーー♪

(家にも電話がくる。)

退職「万が一、家への電話が止まらないと言うのであればネットカフェなどへ身を隠してください。」

退職「一時しのぎではありますが、相手もずっと〇〇様に時間を割けないはずですので。」

私「わかりました…」(ちくしょー)

退職「郵送に必要な退職書類一式のデータは〇〇様に送ります。それを記入して“内容証明郵便”で会社へ送ってください」

※内容証明郵便とは受け取ったことを証明する郵送の事です。
これを行うことで、相手に「受け取っていない」と言わせないことが出来ます。

無事、書類の郵送(要望の書いた書類も)を送る

退職「ひと段落です。リラックスしてください。」

私「(大丈夫かなぁ)はぁ…」

~翌日~

会社から家にまた電話がかかり、おじいちゃんが
電話を取ってしまいました。

おじいちゃんは訳の分からぬまま、私の親に繋いで欲しいと言われて親に電話を繋い出しまいました。

私「親に繋いでって、会社から電話が来ました。やはり、退職さんがお伝えしてくれても効果ないのですね。(´;ω;`)」

退職「結構悪質なタイプのお勤め先ですよ。よくありますが…(´・ω・`;)」

退職「ただ、退職届の入った郵便が届けば話は変わります。」

私「退職届はとても有効なのですね?」(感心)

退職「ええ、あれが届けば会社の態度も大きく変わりますよ。」

退職「ただ、それでも連絡を取ろうとしてくる会社なのであれば、、、」

退職「〇〇様が
「これ以上関わるなら労基や弁護士に相談します」
と一筆書いていただければほぼ確実に大人しく出来ます。」

退職「もちろん、一筆書くことはあくまでも切り札です。よっぽど悪質なタイプでない限り退職届で大丈夫ですよ。」

~また翌日~

私「私が日中に外へ避難している間に上司が家に訪問していましたーーーー(´;ω;`)」

退職「えぇ…」(困惑)

退職「〇〇様の判断にお任せ致しますが、一筆を書くというのはなかなかにオーバーではあります。」

退職「〇〇様の上司はしつこい人ですか?確かに、ご本人の〇〇様から話を聞けないというのは会社としても不安でしょう。」


「本人の意志を直接確かめたいという意味ですが」

私「もうメールで対応してみたいと思います(´;ω;`)」
私「これ以上続くなら早くケリを付けたい」

退職「…わかりました。ただ、このパターンは大抵会社側から退職者が罵倒されることが多いです。

退職「法的に退職の手続きにおいて必ずしも会う必要などありません。」

退職「力不足で申し訳ありませんがお任せ致します。」(無念)

~私vs上司~

私「メールは返してこない…では、電話で対決!」٩(`ω´٩ꐦ)
(謎の自信)

電話にて…

上司「さすがにひどいよね。これは」

私「はい」

上司「時間つくれる?」

私「(いやなのだが?)はい。。。」

上司「じゃあ、月曜日の18:00は?」

私「大丈夫です。」(だるい)

上司「▷カフェで待ってるから。」

私「(デートかな?)はい」

勝負→私の負け(決まり手:アポイントを組まされる)

~カフェでバトル~

上司「前代未聞」(敬称略)

私「はい」(以下略)

上司「なぜ辞めたい?」(純粋な疑問)

私「入社式から辛いと思っていました」

上司「どこが辛かった?わからない」(素朴な疑問)

私「私はバカなので、なにが辛いのか表現に苦しむのですが…辛い点は…(下に続く)」

「社風、人を徹底的に詰める文化、人を虐める文化(パワハラ)、人のミスを公開処刑にする文化etc...」

私「そもそも希望職種と違うということ…」(以下略)

私「ただ、私は馬鹿なので、これをどう表現したらいいのやら。」

上司「…...」(くそデカため息)

上司「…!!(罵倒の数々あまり覚えていない)(以下一部抜粋)」

(俺が親なら土下座している、
お前はロボットかなにかか?人としてどうか?
甘いんだよ!!退職代行だとふざけるな!!
意味わかんねぇんだよ!!
他の奴ら見てみろよそんな奴いないだろうが!!
その様子だとどこいってもダメ。全然むりだから
成長しないよ?まじで
社会を舐めすぎ。
逃げ癖がついてるからね。
そもそも退職代行意味ないじゃん。今対面で話してるんだからさぁー!(私:確かに‼︎)
わかる?こういう退職代行みたいな商売は無知な弱者をターゲットにしてるの!まんまと使ってバカじゃないのか?等々…)

私「...ピエン(´;ω;`)」

上司「… etc。。。(いい話風になにかを喋っている)」

私「(黙々と聞く)」

~その後~

カフェから解放

そして、2ヶ月後に各種書類や私物が家に届きました。

~END~

いかがでしたでしょうか?

「退職代行役にたってなくない?」

「はじめから直接で話せば良かったのでは?」

「結局罵倒されてしまうのか…(困惑)」

などなど

そのようなお言葉も聞こえてきそうです。

しかし、私に取ってはとても嬉かったサービスでした。

退職代行依頼料1万1000円(税込)は当時の私にとって大変な有難かったように思いました。

(というのも、もう直接上司に連絡して、話し合いの約束をして、理路整然と話す体力がなかったので「退職代行」が良いきっかけとなっていました。)

(ただ、上司と直接話合いになったのは正直言って「想☆定☆外」ですので。)

前職では多くの同期が辞めてしまいました。
どうやら、私の勤めていた会社は毎年たくさんの新入社員を雇っては退職されているようです。

もし、今あなたが会社に行くこと・仕事がつらくて体調やメンタルがおかしくなっているのでしたら。退職することは十分にありだと思います。

なぜなら

壊れた精神はなかなか治らないから。(本当に)

次の様な言葉で退職者を止めようとするかたがいらっしゃいます。(要注意!)

↓↓↓

・「限界までやってみる。それから考える」→精神が壊れた人の寛解(≒治癒)は年単位であり、その過程で亡くなる可能性もある。社会復帰までの期間も長い。さらに心の傷跡は今後も残り影響し続けることが多い。

「死ぬ気でやっても死んだ人はいない」→死ぬ(某ト〇タ幹部、某〇通の高学歴社員といい優秀な方達も精神的に追い込まれて命を絶っています)

「逃げは甘え。甘えずにやる」→その考えが甘え。思考停止です。必要以上のストレスは毒。会社の場合はせっかく採用した人財を退職させる環境(システム)を改善できないタダの能力不足。合わなかったら自分が変わるか環境を変える方が自然でしょう。

「私の時代ならもっと…で大変な環境だった(系)」→時代錯誤。化石か。価値観の変遷についていけず思考停止している証拠です。近年は減ってきたかもしれませんね。

「お前、どこにいっても通用しないぞ(系)」そう言う奴もサバンナやスラムにでも放り込んだら通用しない。そもそも業界とは幅広いです。(公務員、医療系、福祉系、サービス業、製造、農業畜産etc...とても広くて書ききれませんね。)誰がどこで通用(活躍)できるかなんて判断しようがない。あと、別に活躍できなくてもOKです。生きていきましょう。

まだまだ、退職時に使われる言葉がありますが基本的に的外れです。

そもそも退職しても大丈夫なんです。(突然の無責任発言)

たしかに、会社員で居続けることは利点です。毎月の固定収入(給与)、ローンや審査各種(家やクレカ、車など)の通しやすさ、世間体の安定、社会保険各種(年金など)、福利厚生、病気になっても給与は支払われる、などなど…どれをとっても魅力的です。無職になったら失うものが多そうですね。

しかし、良い側面があれば悪い側面(デメリット)も当然あります。

週5日の出勤、8時間程度の拘束時間、人間関係、リストラ・倒産リスク、成果を出さなかった時の対応(詰められます)、業績の悪化、出向・転勤、ブラック労働各種、サビ残、前残、給与未払い、クレーム、上司の存在、余暇の充実ができない、etc..

景気の予想は困難で、会社の安定性を保つことが難しい時代に、正社員=安定というのはもはや飛躍した考えです。

(そもそも人類みな会社員になることができる世の中ではありません。)

(就労できない人、自分にあった会社に巡り合えない人、たくさんいます。こんなもの9割が運ゲーとしか言いようがありません。)

なので、会社員であることは、生きる上で絶対必要ではなくて、「数ある生き方の一つに過ぎない」とお伝えしたい。

日本は成熟した社会であり「生活保護」をはじめとしたセーフティーネットから格安で買い物ができる「100円ショップ」「格安外食チェーン店」、なんだかんだ求人のある「アルバイト」「住み込みバイト」「派遣」「パート」「副業各種」、また障害を持っても「福祉的就労」「障がい者雇用」があり、場合によっては「障害年金」まで存在します。

少なくとも日本において仕事を辞めたからと言って必ずしも餓死したり、突然死ぬことはありません。

無職=死 このような時代ではありません。

「働かざる者食うべからず」の時代は生活保護が存在する時点で終了していて、生活保護を受けていないホームレスやニートも生きています。

【余談】私は仕事・環境柄、周囲にさまざまな方と関わることがありました。例えば、薬物依存症で前科があり就労が困難な人、重度の知的障害兼ダウン症の人、毎朝幻聴が聞こえるおじさん、歯が抜け糖尿病になり50代半ばの人、すごく不潔なうつ病のおばさん、親からずっと虐待を受けている人、etc...様々な人と関わってきました。事情があって働けていない彼らには家があり、ご飯もあり、スマホを持ち生きてます。

新卒を早期退職した私が言うのもなんですが、世の中なんだかんだ良くできています。(理不尽で嫌なことばかりで、劣等感と無力感、屈辱感を味わうこともたくさんありますが、私は少しづつ慣れてきました。)

※退職する前に、次のことをもう一度よく考えてください。

・「いまの会社の良いところ・悪いところ」

(嫌なところだけではないですよね??まさか。。)

「勤め続けて得られること・失うこと」

(新卒でしたら20代という貴重なゴールデンタイムですよ)

・「退職する前にできることはできたか」

(例)思い当たる人へ相談、同じようなことをした人の事例を調べる、自分との会話、休職、求職活動、など」(相談しても解決することは少ないですが自分の状況を客観視できるようになることは重要です)

・「自分のしたいこと実現できそうか?」

→もし、実現したいことがないのでしたら、追い詰められている今がチャンスです。考えてください。実現したい過ごし方、したいこと、住みたいとこなんでもいいです。したくないこともあなたの実現したいことです。※思いつかなくても大丈夫です。多分、これから見つかります(100歳からしたいことが思いついても大丈夫)

・「上司や先輩を思い浮かべて、将来の自分がそうなるとしたらうれしいか?納得できるか?」

・「いままで続けてきた趣味は続けられているか?」(精神的に余裕があるか)

・「休日を楽しめているか?」

(私みたいに無気力になっているのであれば赤信号ですよ)(休日、動けなくなったり、昔みたいに楽しめなくなっていたらイエローカード!!)

いかがでしょうか?考えることができましたでしょうか?

どうでしたか?まだまだいけそうですか?もうダメ無理すぎ?

終わりに!

もし何か私に質問がございましたら私がお応えできる範囲で回答いたします。

私がこの記事を書いた理由は、会社を辞めたくて、生きることが辛くて絶望(病み)状態の人の力になりたかったからです。

冒頭でお伝えした様に、私は新卒を早期退職してます。

退職代行を使って退職しました。

実質いわゆる"飛んだ"のと同じです。

アルバイトでしたら稀にあるかもしれないことを正社員でやらかしました。

自己防衛のため自分勝手に多くの方にご迷惑をおかけいたしました。

それでも会社は回ります。会社の人もそんな私のことにずっと腹を立てる人はいません。そもそも、私のことを思い出すこともほとんどないでしょう。死んでしまう方がよっぽど驚きだったに違いありません。

私は現在なんだかんだで会社員になりましたが、安定なんてものはありませんし前職から考えると所得は大きく下がりました。※前職の給与が高かった訳ではありません。いろいろありまして...((´;ω;`))

私はいま、好きな読書や興味のある分野の勉強をする余裕が生まれました。レザークラフトや動画編集、ジム通いもできるようになりました。

家族も私が退職を独断でしたことに無関心を装ってくれていましたが私が健康に過ごせているので安心した様子です。

友達との遊びも楽しめる様になりました。

同じように悩んでいる方の力になれたら幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。それでは、また

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