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スケジュールに予定ではなく目的を書いてみる 「先延ばしと挫折をなくす計画術 無敵の法則」(野呂エイシロウ著)

週の始まり月曜日。

週初めは、仕事術とか自己啓発的な書籍をご紹介して、自分も仕事のモチベーションをあげていきたいと思います。


感想を一言でいうと、超目的思考の本。

これまでどちらかというと、意味とか目的とか世の中そういうのだけじゃないよね的な本が多かったので、これらとは真逆で、意味とか目的のど真ん中を追求する(そうじゃないものは排除して合理化する)本書の全然違うアプローチ、いいですね(笑)

本書で、エポックメイキング的に取り上げられているのが、スケジュールに予定だけじゃくて目的を書こうというもの。

例えば、「11:00 〇〇さんと打ち合わせ」ではなく、
「11:00 〇〇さんと打ち合わせで宿題になっていた調査データを完璧に報告して信頼を勝ちとる」といったところまでスケジュールに書く
ということです。

目的を見える化することで自然と動けるようになるということです。


著者は、ズボラで自分のことを信用していないと言います。

そのため、準備、習慣、ルーティーンといった「自分を動かす仕組み」を全部書き出して、自分を管理しているとのことです。
仕組みで自分をコントロールすることを徹底しているわけですね。
「歯を磨く」ということまで「プラークを取り除く」とスケジュールに入れています。
結局その様子は、ズボラとは真逆で几帳面に見えます(笑)

頭の中で思っていることを書き出して、見える化することの効果は大きいと思います。
最近、毎日noteで日々思ったことを記録しているため、特にそれを感じます。
自分は、自分で自分のnoteを「あれ、あの時、あのことはどういう感じで考えていたっけ」と思い出すために見返すことが結構あるので、「書き出す」ということの効果を最近感じます。
絶対忘れてるから書いておいてよかったと思う。

前回読んだ井上正八さんの「続ける習慣」では、「続けることそのもの」を「手段」ではなく、「目的」にしているとありました。
何のためかとかそういうことは、二の次で、続けることそのものが楽しい、そうしていると何か見えてくるということでした。
そうすると、本書とは真逆のことが書いてあるようにも見えます。はて。

しかし、真逆のことが書いてあっても、実は意外と共通している気がしています。

それは、「徹底していること」と「ゲーム感覚」だと思います。

どちらも、ある実践を普通の人からしたら、「え、そこまでやるの?」というレベルで徹底しています。
また、その徹底を「ゲーム感覚」でやっている。
「ゲーム感覚」ということは、実践そのものを楽しんでいるということです。

真逆のことを書いているようで、意外と同じようなことを書いていると言えるのかもしれません。


あるいは、これは、谷川 嘉浩さんのいう「衝動」ということができるかもしれない。

つまり、目的を超えて何かそれに突き動かされる偏愛的なものがある。

著者の野呂エイシロウさんは、人生のレールに外れていないことをスケジュールに書いていくことを徹底した結果、人生のレールを外れるレベルの超仕事人に達しています(笑)

本書には、やりぬくための55のコツが書いてあります。
すべての仕事=問題解決であり、問題解決するためにどうしたらいいのか、そのために必要なものだけを徹底的に洗い出し、自分を動かす仕組みのために必要なものが整理されていると思いますので、著者の姿勢は一貫していると思います。

その中から、自分の「衝動」にあうものを引っ張り出すといいかもしれません。

とりあえず、私はスケジューラー(googleカレンダー)にその作業の目的とか書いてみようかな。
そうしたら、なんでこれをやっているのかが「書き出される」。
頭の外に言語化されて見える化されると、その仕事の性質が変わると思います。
そうしたら、仕事の取り組み方もより解像度があがって変わってくるような気がする、そんなわけで頑張っていきましょう、そんな感じです。

ということで、「今日一日を最高の一日に

起床時間5:40

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