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すぐに温泉療養が知りたい方へ

「みんかつ」民間活力開発機構 公式サイト

温泉療養・湯治といっても、具体的にどのような症状がどのような温泉で改善されるのかなど、わからないことも多いかと思います。こういったご質問にお答えする専門家が監修したサイトが今は存在します。

最近では、本が売れなくなり、サイトのみになりましたが、かつて『温泉療養の手帖 温泉で体を治す』という日本各地の加盟旅館や医療機関や医師などの専門家のリスト、温泉療養についての詳しい説明がされた本が出版されていました。

およそ10年前に廃版になっている温泉の手帖は、最終的に第7版まで出版され、毎回、当時の著名な温泉療法医の専門家が執筆する興味深い内容だったようです。

Amazonなどでは、一部古本がまだ販売されています。
 
そのインターネット版が以下の「みんかつ」一般社団法人 民間活力開発機構 公式サイトとなります。
http://minkatsu.or.jp/

病状や好みに合った温泉施設の探し方

こちらのサイトでは、訪問された方の病状・ご希望の条件で検索結果を表示することができます。以下に、検索項目を記載致しますので、ご参考になされるとよいかと思います。

左カラム上から、都道府県・宿の形式・温泉の泉質・アドバイザーの検索。
メインコンテンツでは、医師や専門家のアドバイスを元に、適切な温泉療養の方法について検索することができます。また、健康づくりができる宿として、こだわり条件なども設定できます。

こちらは、あくまでも民間活力開発機構の組合組織に参加されている宿のご紹介ですので、ご要望に沿った具体的な温泉を検索して、そこから「源泉掛け流し」など詳細をお調べし、ご検討されることをおすすめ致します。

「みんかつ」一般社団法人 民間活力開発機構 公式サイト
http://minkatsu.or.jp/


▼温泉施設を探す
 都道府県から探す⇒ご希望の都道府県から温泉を検索できます

 宿の形式から探す
 宿形式を選択:旅館/ホテル/民宿/ペンション/ビジネスホテル/公共の宿
 地形を選択:山/海/高原/湖/田園/市街地

 標高を選択:標高300m以下/標高300~600m/標高600~1000m/標高1000m以上

 温泉の泉質から探す
 泉質を選択:二酸化炭素泉/炭酸水素塩泉/塩化物泉/硫酸塩泉/含鉄泉/硫黄泉/酸性泉/放射能泉/単純泉/その他(鉱泉)

 宿名・フリーワードを入力⇒自由検索

▼アドバイザーを探す
 都道府県から探す⇒ご希望の都道府県からアドバイザーを検索できます

▼温泉療養について知る
 医師や専門家のアドバイスを元に、適切な温泉療養の方法について検索することができます。

 ご自身の病状を入力:一般的な温泉療養/高血圧症/高血糖/関節リウマチ/高尿酸血症/腰痛、肩痛、ひざ関節痛/心身症・ストレス/更年期障害/リハビリ/慢性胃炎、慢性胃・十二指腸潰瘍/便秘/皮膚疾患/呼吸器/脂肪肝/胆石/痔/慢性下痢

▼健康づくりの宿を探すこちら
 都道府県
 宿立地
 地形:山/海/高原/湖/田園/市街地
 標高:標高300m以下/標高300~600m/標高600~1000m/標高1000m以上
 泉質:二酸化炭素泉/炭酸水素塩泉/塩化物泉/硫酸塩泉/含鉄泉/硫黄泉/酸性泉/放射能泉/単純泉/その他(鉱泉)
 宿タイプ:旅館/ホテル/民宿/ペンション/ビジネスホテル/公共の宿
 こだわり条件を指定する:
  アイコン左上から、
  ・一人での宿泊ができる宿
  ・素泊まりができる宿
  ・自炊ができる宿
  ・湯治または連泊プランがある宿
  ・食事内容を事前に相談できる宿(要事前連絡)
  ・温泉療養の相談ができる医師がいる宿
  ・温泉療養の相談ができる専門家がいる宿
  ・バリアフリーの設備・サービスが整備されている宿
  下の段、左から
  ・シルバースター登録をしている宿
  ・露天風呂がある宿
  ・貸し切りと露天風呂または露天風呂付客室がある宿
  ・薬湯浴槽がある宿
  ・飲泉設備がある宿
  ・温水プールまたは温泉プールがある宿
  ・運動施設が利用できる宿
  などです。

ちなみに、みんかつ、社団法人民間活力開発機構の活動内容としては、

社団法人民間活力開発機構は産(企業)、学(有識者)、官(地方の公共団体)とコンソーシアム(事業共同体)を組成し、日本全国のまちづくりを支援する活動にご協力させていただいている団体です。民活ソフト支援事業(現存する資源・産業の利活用支援)を通じて、地域産業の活性化に資するため、精力的に活動を行っております。

というように記載されており、温泉療養について学ぶ、と題されるコンテンツも用意されていますが、本の頃に比べてあまり優れているとはいいがたいものになってしまいました。

温泉療養の手帖はなかなかよい本だったので、今は出版されていないことが惜しまれます。

以上、昔話が少し入った温泉療法について詳しく検索するサイトのご紹介でした。

これからも、温泉療法医としての目線で様々な温泉をご紹介していきたいと思いますので、また、お立ち寄りください。

本日はご訪問・ご拝読頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。

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