デザインっていう言葉

いろいろな人がいろいろな意味合いで「デザイン」という言葉を使用されています。

例えば、見た目をコントロールするスタイリングという意味であったり、ゼロからなにかを生み出す行為、既にあるものを改善していく行為、何かを実現するためのフロー、システマチックな組み立てのためのグリッドやガイド、グラフィックソフトでつくられたもの、なにかを設計すること、誰かに指示されたことだけを処理すること、自発的になにかをつくること… などなど。
業界や分野、その人の経験や立場によって、デザインという言葉の意味が大きく違ってきます。

スタイリングに関してだけでも、シンプルな見た目を良しとしているのか、派手やかな見た目なのか、リアルなのか、武骨なのか、カラフルなのか、シックなのか、と、例をあげたらキリがありませんよね。
そこに発想や、設計、行動、フロー、コンセプトなどといった大きな部分を含めていくと、もうカオスです。

このように、デザインという言葉に対し、個人が、それぞれのモノサシを持っています。
スタイリングが好きな人はスタイリングベースのモノサシでデザインについて話し、デザイン理論を得意としている人は理論ベースのモノサシで。世の中を良くしたいと考えている人は大きなモノサシで、会社に与えられた仕事を従事しているひとはマクロなモノサシで、それぞれのモノサシをベースにし、デザインという言葉を使用していると思います。

色々な意味合いで使われるデザインという言葉は、個人のモノサシが違うがために、打ち合わせや飲み会などの席で、すれ違いや齟齬が発生してしまう原因になることがあります。特に、一方的に発信できるニュース記事やブログ、SNSなどでは、自分のモノサシだけをゴリ押ししてしまうと、言いたいことがうまく伝わらずに、受け手に不愉快な思いをさせてしまう場合もありますよね。

デザインという言葉は、使うときの立場であったり、置かれている状況、個人の感覚、知識量などによって意味が違ってくるのは当たり前です。
そのためデザインという言葉の扱いには気をつける必要があります。

そう思うからこそ、ぼく自身、打ち合わせや飲み会の席では相手のモノサシに注意を払うように心がけています。
相手のモノサシには通じないような言葉は使わないようにする、というのもその中に含まれます。
デザインという言葉だけでなく、自分がイメージしている言葉の意味が本当に相手のイメージしているものとイコールだとは限らない、ということを念頭において、話を聞きます。
ぼくの知らないモノサシが出てきたらその場で教えていただくか、質問することによって流れを遮ってしまうようであれば、後でそのモノサシを調べなおしたりします。
そして、一通り相手のモノサシがわかった時点で、自分の意見を言うようにしています。

これが良いことなのか、悪いことなのかはわかりません。また、結構むずかしいので自分自身がうまくこなせてるかは自信ないのですが…
相手の思う「デザイン」を理解するためにも、これから「デザイン」していく上でも、コミュニケーションを行うことが非常に大事、ということを常に感じています。

ぼくはデザインすることが大好きです。
スタイリングすることも、コンセプトから設計することも、理論を考えることも、グラフィックソフトを使うことも、作業効率をアップすることも、大きなビジョンに対しても、マクロなビジョンに対しても、自分が得意なことも、自分が不得意なことも、全てのデザインが大好きです。
そして、どれも重要だと思ってます。

場合によっては、デザインの中のスタイリングだけを求める場合もあるでしょうし、デザイン全体を理論的に設計したい場合もあると思います。
どれが良くてどれが悪いというのはなく、どれも重要だからこそ、目的に応じて、デザインする行為のバランスをとることが大事だと考えています。

支離滅裂になってしまいましたが、何が言いたいかというと、デザインって、コミュニケーションとバランスが超重要だよねっ!ってことです(笑)

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Seiji Miyazawa

株式会社三階ラボ | 3flab inc. 取締役デザイナー。

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