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キロンの傷を拡張する木星

木星ふたご座入り目前のいま。

既に軽やかな兆候を感じ始めている人もいるらしい、

けれど、

ふたご座直前の、
おうし座最終度数あたりに"キロン様"がいる私は
それどころではない。

私と同じ、ネイタルキロン牡牛座、
特に20度~29度あたりの方(1981年6月頃~1983年6月頃生れ)は今、何かしら体感あるかもしれません。

つい先日、天王星とぴったり重なりそのパワーを帯びた木星は、
今おうし座でステリウムとなっている他の天体たちと力を合わせ、
ネイタルのキロンの傷を、

まさにおうし座的に"体感"させてくる。

予想外の変化、周りの人からふと出た言葉、
つまりは”外圧”によって、
ここにきて、
これでもか!というくらい何度も傷をえぐられる出来事が起こる。

見事に、ネイタルのキロンハウスの領域において。

おかげで”自分のキロンの示すものが何なのか”
はっきりと認識させられた、
というか、閉ざしていた傷を思い出した。



キロンの表す傷は、
土星の表す厳しさや苦しさとは違い、
たぶん本気で"痛い"もの。

痛いから触らないでほしいところ。
痛みを伴う体験から、心を閉ざしてしまったこと。

そのため、容易に言葉にしたり話したりできるものでもない。

向き合おうなんてしてみたものなら、
自分で自分の傷をえぐるようなもの。

けれど、
向き合いなさい、と強調されるときは人生で何度か来るわけで、

それが木星が乗った今。

これはむしろ、チャンスなのではないか。



キロンと木星は共に、
"精神世界での指導者"
という点で近い意味を持っているらしい。

実際にユングやキング牧師をはじめ、キロンと木星のアスペクトを持っていて精神性を説いた人は多い。

「向き合えば向き合うほど使えるようになり、
乗り越えた先には、
個人のキロンの領域において”超がつくほどの才能”を発揮できるようになる」

と言われているキロン。

そんな
「後からギフトもらえるよ」なんて言われても
渦中にいるときには全く響かず、
とにかく今、逃げて楽になりたいとしか思えない。


逃げても蓋をしても、いつかまた傷が痛みだす。

一生付きまとわれるなら、
もうあきらめて、
視点を変えてしまうしかない。

「痛い、嫌だ、自分だけなぜこんな思いを・・」

から、

「あーまたきた、これいつものやつ、キロンのせいだから仕方ない・・」

と思えることが、

きっと、乗り越えるためのスタートライン。


キロンの傷は生まれたときからそこにあり、
これからもそこにある。

乗り越える、とは、たぶん、
変わらないものを受け入れること。

そして、傷を手当できるようにちゃんと見ること、綺麗に接合するためにあえてちょっと開くようなことも

目をつむるのは簡単だけれど(モヤモヤはするけれど)

この”おうし座木星期間”を見方にする!

体感しまくって痛すぎた挙句、

「別に大したことじゃない、キロンのせいだから!」
とまでの発想に至らせ、
「しかたない、覚悟を決めて向き合うか」
”開き直り”が起きたのは、

木星の持つ”拡張”パワーのポジティブな影響だろう


逃げてばっかりで、
キロンリターンの時(50歳くらい)におおきいヤツが来るのも勘弁だしね。



木星がキロンにアスペクトするとき、

その経験と精神性を、
まさにキロン的に”人に教える指導する”という風に解釈もでき、

まだまだ向き合い渦中ではあるけれど、

体感シェアとしても、
自分への戒めとしても、ここに書いておこう。




話はふたご座に戻りますが、

そんな木星ふたご座入り前の苦い苦いハードル!にぶちあたり、

まったく軽いバイブスを感じられない、
と思っていたけれど、

ネイタルキロンのサビアンシンボルを読んで驚いたことに、

「視点を変える」

その時点で、既にそれは双子座の兆候なのだそうです。

サビアンの詳しい意味は省きますが、個人的な今とのしっくり度合いがすごい!

自分でとことん内省したその先に、その先だからこそ、サビアンが一発で答えを見せてくれることって多いです。



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