つながる文化ターミナル「ooen」が出来て4ヶ月が経とうとしています。4ヶ月というのは9月1日から数えてになりますが、この「ooen」を行う場所を見つけたときからはちょうど1年くらい経ちます。

昨年の11月頃から私たちは物件を探し始めていました。自分たちがしたいこと、といってもそんなにガッチリ決まっていたわけでもなく、なんとなく「場所があると色々出来るよね」と言いながら、数件の物件を内見した中の一つに、この「ooen」の物件と出会いました。

どういう使い方をしようかと色々と考えに考え、年が明けて4月ころにようやく設計の話し合いが始まりました。そしてゴールデンウィークが終わり、クラウドファンディングを行いました。ここでは資金集めをするというのも大きな目的の一つでしたが、何より「ooen」を始めるにあたってのコンセプトづくりや運営の方法、場所の活用の仕方などを固めていくことに多くの時間を費やしました。「ooen」というネーミングもこの時に生み出されたものです。ロゴも同時に作ってもらいました。

※内容の詳細は以下クラウドファンディングのサイトを参照ください

7月にクラウドファンディングが終わり、ほぼ同時に完成する予定だったのですが試行錯誤や紆余曲折、設計変更などが色々重なり、ようやく9月1日にオープンすることができました。まだ4ヶ月間ですが、ooenには本当に色々な人たちが訪れてくれました。子ども、近所の人、外国人、などなど老若男女が行き交う文化ターミナルとして、少しずつ輪が広がっていく感触をつかんでいきました。

また、とてもステキな取材も受けさせていただき改めて私たちの想いも語っています。

※“そばで はたらく”をテーマにこれからのはたらき方を考えるウェブメディア「リンジン」

http://rinzine.com/post-2206/

来年は2020年です。オリンピック・パラリンピックが東京で行われ、日本も東京も一つの契機を迎える年になることでしょう。私たちのストーリーもまだ始まったばっかりです。まだまだ考えたいこと、やってみたいことはたくさんありますが、ooenに関わってくれる全ての人たちが健やかに幸せや生きがいを見つけてくれるととても嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ooen

小松伸一・千裕   拝