6年ぶりの姉の帰国はなかなかどうして忙しく目まぐるしい日々であった。
もちろん色んな家族ごとを片付けることが1番の目的ではあったものの、両親共に認知症になってからは初のご対面である。

母に会う、父に会うという大仕事をはじめ、母マンションの片付けも本当にいっぱいやってくれた。
一体どれだけのゴミ袋を出したことやら。
私が手を付けていたのは台所と、見えるところ、引き出しの中だけだったので、大量の本やCDを一緒に売りに行ったり、母のアクセサリーの整理と売却（30万超えた！）、本棚の中や外の荷物入れの整理、洋服の整理、化粧台の片付け等々多岐にわたっていた。洋服に関しては施設へも届けてくれていたし、母の施設には何度も面会に行っていた。

さらに母の銀行定期預金と投資信託の解約には2度も母を2人で連れていって終わらせたし、父の担当のソーシャルワーカーさんへの初ご挨拶にも行けた。

姉自信の年金や子供たちの事でも役所へ出かけていたし、帰国中に保険証を作り、色んな医療機関にかかってメンテナンスも行っていた。

マンションの模様替えも行ってくれており、母がいた時よりさらにずいぶんと人が住んでいる感じのシンプルで整った部屋にしてくれた。
丁度滞在中に清掃や消防点検もあったりして、私が立ち会わなくても済んだのもありがたかった😊

母があれこれと自分が死んだ後のことを決めている風だったので、それらも姉に確認してもらったが、まさかの言っただけだったことも判明💦

斎場はあそこでいいわねとか、死んだ後の衣装はこれがいいとか言っていたのに、それらは何の手続きも現物もない状態でした…ｵｲｵｲ

ただ華美なのは嫌だし、葬式っぽいのも嫌だということはずっと言い続けていたのでそれくらいは叶えてあげようと思う。（好きな音楽とか花とか）

まぁそんなことを1ヶ月弱の間にすべて詰め込んで片付けてくれた。
せっかくの日本滞在なのでお買い物にもいっぱい行って、日本食も行けるところに厳選して出かけました。
でも全然足りなかったなぁ。もっと美味しいもの食べさせたかった😢

私が2つ仕事をしているもので、とにかく時間が足りなくて。

父も母も私にとっては嬉しくない存在だったけれど、その父と母がいなければ姉と姉妹になることは出来なかったわけで。
この姉と姉妹で本当に良かったなと思った😄

姉に誘われて映画館での映画も鑑賞でき（それこそ何年ぶりの映画館！）、丁度婦人科の受診まで姉と一緒に片付けることが出来た(笑)
買い物の時間もエンドレスってわけにはいかなかったけど私も久しぶりにスーパーではないお買い物に出かけることが出来て新鮮だった✨
どうしようもないアクセサリーの売却で得たお金を元手に姉たちとおそろいのブレスレットも買った💕

それでも、まだこれとこれは次回だね…と今回片付かなかったものを確認して、長いようで短かった日本滞在期間は過ぎ、寂しさとともに姉を空港まで送ったのでした

姉がいなければ銀行ごとは無理だったし、私だけでは片付けも全然進まなかった。
充実した日々をありがとう👏

次に姉が帰国してくれた時にはどんな家族の宿題が私たちを待っているんだろうな～（できればソフトな宿題にしていただけるとありがたいんだけど）