このタイトルを見て、「あ、あのパターンだな！」とピーンと来た方！

すばらしい！勉強熱心ですね！今回の内容は読まなくても良いかもです。

おそらく既にあなたのブログはPVが多いことでしょう。

さて、今回は『タイトルの付け方』のテクニックのご紹介です。

ピアノコピー

最初にごめんなさいしておきます。

今回は【読みたくなるnote文章術】講座です。

タイトルを見て「noteを3ヶ月続けたらどうなったの！？知りたい！」と思われた方。

この記事のタイトルに特に意味はありません。

ただ、あなたはまんまと僕のキャッチコピーテクニックにつられています。

このタイトルはとあるテクニックが使われています。

それが【ピアノコピー】です。

音楽の通信講座の広告のために、コピーライター界のレジェンド『ジョン・ケーブルズ氏』が書いたものです。

おおもとのキャッチコピーはこれです。

私がピアノの前に座ると
みんなが笑った。
でも、弾き始めると…！

広告キャッチコピーのテクニックなのですが、人を引きつける文章という点ではブログにも大いに活用できます。

このコピーを２つの視点で解説します。

①人は逆転ストーリーが好き

上記ピアノコピーを見た後で「おそらくすごい演奏で皆が魅了されたのかな？」みたいな逆転ストーリーを思い浮かべませんでしたか？

ピアノに興味がある！ピアノを始めたい！と思った方はこのキャッチコピーの主人公に自分を重ねて、自分が逆転勝利したような感覚に陥ります。

そしてそのまま音楽の通信講座に申し込んでしまうのです。

僕のこの記事のタイトルを見られた方はどうでしょうか？

「私が書いてるこのnoteを書き続けたらどんな逆転ストーリーが待ってるの？」と無意識に期待してしまったはずです。

『自分がやっていること』『自分が興味があること』の逆転ストーリーに人は惹かれるんです。

②強力なザイガニック効果

ザイガニック効果とは心理用語のひとつです。

難しそうな言葉ですが、とても簡単です。

『人は完成されたものより、未完成のものに興味が惹かれる』というものです。

ピアノコピーだと『でも、弾き始めると…！』の部分ですね。

これが『でも、弾き始めると観客全員が彼が奏でる音色に魅了されました』
と全部書くとザイガニック効果はなくなってしまいます。

人は途中で終わってると気持ち悪く感じるんです。

なので続きを見て、自分の中で最後まで補完してしまいたいと無意識に考えてしまいます。

実はこれはあなたの身の回りでもよく使われているテクニックです。

テレビの『CMのあと衝撃の展開が！』とか

Web広告の『太っていた私がこのサプリを飲んだら…』

みたいなやつですね。

読んでほしければタイトルにこそこだわる

広告でもブログでもでいちばん重要なのは、『まず中身を見てもらうこと』です。

その中身へ誘導する役割が『タイトル(キャッチコピー)』です。

たくさんの方にブログを読んでほしいのであればまずタイトルにこだわりましょう。