見出し画像

【読まれる文章のコツ】読みやすそう感をだすには。あなたの記事は白っぽい?黒っぽい?

せっかく文章を書くのであればたくさんの方に読んでほしいですよね。

読んでもらうためには「パッと見て読みやすそう」な文章でなければなりません。

今回は、お手軽に「読みやすそう感」を出す技術をお伝えします。

書き終わったあとに記事の色を見よう

記事が白すぎても黒すぎても駄目です。

白?黒?なんのことだ?って感じですよね。

簡単に言うと【ひらがなと漢字の比率】です。

ひらがながおおいとスカスカで白く見えます、漢字が多いと詰まってて黒く見えます。

書き終わったあとに記事を俯瞰してみて、白すぎても駄目(ひらがなが多すぎる)ですし、黒すぎても(漢字が多すぎる)ても駄目です。

記事の色が白すぎると

記事が白い、つまりひらがなが多すぎるとどうなるか。

まずは極端な例をお見せします。

-----------
ほうきどろぼうのさるがあらわれているのは、しまんとがわにかかるいわまちんかばしちかくのこうちけんしまんとしにしとさいわまちくだ。さるは、やく2ねんまえにじょうりゅうのやまからやってきたとみらえる
-----------

※内容は気にしないでください。適当に今日のニュースから引っ張ってきました。

どうでしょう。

凄く読みにくくないですか?

ひらがなが多いとパッと見た時に文章が頭に入ってきません。

一字一字読んでいかないと文章の意味が理解できないのです。

記事の色が黒すぎると

記事が黒い、つまり漢字が多いとどうなるか。

例をお見せします。

-----------
税理士制度を「納税者の代理人制度」としてとられ、適正な税務行政を行うため「税務官吏をして法律に従って行動することを助ける」と同時に「納税者が税務官吏に対抗するのに税務官吏と同じ程度の精通度を持った援助者たる専門家」としての役割を求めている。そのためには「税務代理士階級の相当水準の資質の向上を図る必要がある」と勧告している
-----------
※wikipediaより

内容は無視してくださいね。

パッと見の印象だけ見てください。

「うっ…難しそう…」となる方も多いのではないでしょうか。

漢字を多用すると、ごちゃごちゃして、難しそうに見えるのでパッと見の印象が悪いです。

理想の構成は【ひらがな70%:漢字30%】

漢字は20%~30%を目安にしましょう。

そうすると印象の良い文章になります。

70%とか30%ってどうやって計測するの?まさか一字一字数え…

安心してください。

漢字割合を計算してくれるサイトがたくさんあります。

例えばここなんかわかりやすいです。→リンク先はこちら

こんな感じで解析してくれます。


ここでは具体例として、同じ文章で、①漢字が多い文章②ひらがなが多い文章③丁度いい文章、を見比べてみます。
※例によって内容は今僕が適当に考えたものなので気にしないでください。

①漢字が多い文章

-----------
私は常日頃から孤独を好む事が多い。滅多に家族と一緒に居る事は無い。世間的には一家団欒が美として推奨されているが敢えて言わせて頂ければ時代錯誤も甚だしい。
-----------
漢字使用率『45.6%』

漢字が30%を超えると『難しそう感』が出てきます。

②ひらがなが多い文章

-----------
私はつねひごろからこどくを好むことが多い。めったにかぞくといっしょにいる事はない。世間的には一家だんらんが美としてすいしょうされているがあえていわせていただければじだいさくごもはなはだしい。
-----------
漢字使用率『10.2 %』

ひらがなが多くなると読みにくく幼稚な印象を与えます。

③丁度いい文章

-----------
私は常日ごろから孤独を好むことが多い。めったに家族と一緒にいる事はない。世間的には一家団らんが美として推奨されているがあえて言わせていただければ時代錯誤もはなはだしい。
-----------
漢字使用率『29.9.%』

いつもどおりに書いたのですが、一発で結構良い数値になりました(ちょっと自慢)。

漢字が30%だと一番心地よくスラスラと読めます。


文章で引き立たせるべきものは『漢字』です。

漢字はキーワードの役割を果たします。

なぜなら漢字は『それだけで意味がわかる』から。

だから漢字を使うと読みやすくなるのです。

ただ、一方で多用すると難しそう感が出てきます。

おわりに

慣れてくれば解析サイトなんか使わなくてもだいたい分かるようになってきます。

「あーちょっと記事が黒くなりすぎてる。漢字減らすか」

という具合で書きながら違和感を感じれるようになります。

読みやすい文章にするため『記事の色』を意識してみてはどうでしょう。

※ちなみにこの記事(例文除く)の漢字使用率は『23%』でした。



この記事が参加している募集

noteの書き方

最近の学び

こいつなかなかおもしろい記事書くな🤔 と思っていただけましたらよろしくお願いします😀🐱‍👤🐻🐾 頂いたサポートはnote執筆のためにデスク回りの小物に 使用させていただきます😍