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国と民間銀行、どっちが信用できますか?

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/733584
※大河内薫”お金の学び” Voicy 2024年2月23日放送より

どうも、大河内薫です。
今日はちょっと本題の前にお知らせです。


◾️お知らせ

<木下×大河内のズバリお金から逃げるな‼️>

明日(2/24)まで限定価格500円で配信をしている
「木下×大河内のズバリお金から逃げるな‼️」
第3回の後編「デフレマインドの破壊とインフレ時代の家計管理」
ですが、過去最速ペースでいいねが積み上がってます。
皆さん聞いていただき本当にありがとうございます。

配信開始から半日で、72人くらいからいいねがついています。
すごいですね。
テーマはインフレです。
デフレ時代しか知らない日本人がほとんどの中、インフレしていくという新しい時代にゲームチェンジが行われた中で、どう考えてインフレマインドを自分にセットアップしていくか。
その辺りの話をこの有料放送2時間の前編後編で木下さんと喋っています。

2時間お話ししましたが、それだけでは全然終わらないですね。
スタート地点に立つマインドセットという感じでこれからその文脈でいろいろと発信をしていかなきゃいけないなと、僕のそもそもの発信もかなりゲームチェンジが影響するだろうなと思います。

デフレマインドというのは骨の髄まで日本人に叩き込まれています。これからはその真逆をいかなくてはいけません。
インフレマインドのスタート地点に立つぞという方は、ぜひ聞いてほしい内容です。
無料部分の13分だけでも十分に学びがあります。
限定価格500円は明日(2/24)までです。
明後日以降はこちらの放送もインフレします。

<Voicyプレミアムリスナー限定セミナー>

打って変わって、今月の大河内のプレミアムリスナー限定セミナーの注目度がとっても低いんです。
このセミナーを聞きたくてプレミアムリスナーに参加していただいた方は下手をすれば一人もいないかもしれないです。

明日(2/23)20時開催「国債まるわかりセミナー」です。

日本のお金の流れが明瞭に分かる、そんな話をしたいと思います。
いつもはセミナーの内容を発表するとプレミアムの人数が結構増えるんですよね。
でも今回は本当に無風でした。
つまり皆さんは国債に興味がないのかもしれない…もしくは魅力が伝わってないんじゃないかなと思いますので、今日は国債の話をしたいと思います。

◾️国債

「国と民間銀行、どっちが信用できますか?」

ロジカルに考えても直感的に考えても一般的には、民間銀行より国の方が信用力があるよねって思う人が多いのではないでしょうか。
いち国家といち企業ですからね。
ただし数字はちょっとチグハグになっている部分があるんです。
それが国債周りの話なんです。

国債を簡単におさらいします。
国が国債を発行して国債を買ってくれた人に利息を渡すという感じです。
購入するとか売却するという言葉が使われることが多いです。
その本質は「借金である」ということですね。
国が借金をして、そして借金を返すときに利息を付しているという感じです。

国にお金を貸しているのは誰かというと、国債を購入している人たちです。
その中でも一番購入しているのは民間銀行なんです。
国債はまず民間銀行が買うというのがほとんどのスタートです。
日銀が直接買うときもありますがこれは特例です。

もちろん個人でも買うことができますが、個人が買える国債は限定的です。
例えば、楽天証券では募集期間が2月5日から2月29日です。
そして発行日は3月15日固定3年固定5年変動10年という3つの個人向け国債が出ています。
ちなみに利息は固定3年が0.05%固定5年が0.25%変動10年が0.49%です。
国債を買うとこれぐらいの利率で返還されます。

本質的には借金だという目で見ると、国にお金を貸して固定3年なら0.05%の利息を受けるということになります。

◾️預金

そして僕たちは銀行にもお金を預けています。
これも、本質的には貸しているんですよね。

銀行にお金を預け入れたらそこにずっとお金が眠ってるわけではなくて、銀行さんがそのお金を運用しているんです。
だから、ありがとうございますという意味を込めて普通預金にも利息がつくんですよね。
だから銀行にお金を貸しているという状態なんです。
でも銀行からもらう普通預金の利息は今0.001%ですよね。
この数字ってちょっとチグハグだと思いませんか?

◾️借金の利率

本来、借金の利率はお金を借りる人の信用力が高ければ高いほど下がっていきます
例えば、無職の人がお金を借りる場合と上場企業に勤めている人がお金を借りる場合は、銀行は利率を変えてきます。後者の方が信用力が社会的には高いから、利率は下がります。

そろそろ何が言いたいか分かってきましたか?

僕たちは国債を買った時、
つまり国にお金を貸した時は最大0.5%の利息を受け取ります。
そして民間銀行に預金を預け入れた時、
つまり民間銀行にお金を貸した時は0.001%の利息を受け取ります。

信用力が高いのは民間銀行より国ですから、国にお金を貸した時の方が利率が下がりそうじゃないですか?
ここがとってもチグハグだよなって思うんです。

◾️まとめ

国債の受け入れ先で最も多いところは民間銀行です。
つまり国に一番お金を貸しているのは民間銀行なんです。
だから当然、民間銀行も国から0.5%くらいの利息を受け取っています

一方で、民間銀行は個人や企業を相手にお金を預かるという商売をしています。
ただこれは本質的にはお金の貸し借りと同等なので、個人や企業からお金を借りている状態です。
そうすると当然、個人や企業に利息を支払わなきゃいけない。
でも普通預金利息は0.001%なんです。

国にお金を貸して0.5%受け取っていて、僕たちからお金を借りて0.001%しか払っていないんです。
これは間違いなく銀行の収益源ですよね。
この利息のチグハグっていうのは銀行の利鞘になっているということなんです。

こういう話とかを深掘りしていくとやっぱり面白いんじゃないかなと思うんです。当然、日銀も出てきますし財務省も出てきます。
国債を切り口にした日本のお金の流れや国家のお金の流れを明日のセミナーで深掘りしていけると思いますので、興味がある方はぜひ聞きにきてください。よろしくお願いします。

プレミアムリスナーではセミナーだけでなく、今盛り上がっている「トークン発行型クラウドファンディング」のFiNANCiEの話をしてみたり、仮想通貨バブルの話をしてみたりと盛りだくさんでお送りしています。
ぜひプレミアムリスナーもよろしくお願いします。

それでは本日も張り切っていきましょう!

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

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この記事を音声で楽しむには
Voicy : https://voicy.jp/channel/660/

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