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Uターン移住デザイナーがLayerXでフルリモートしてみて

こんにちは。LayerXでデザイナーをしているわたなべなつきです。
バクラク申請・経費精算でアプリデザインをしています。

1年ほど前から地元の山梨にUターン移住し、フルリモートで働いています。
もともと「今後子供を産んで育てるなら東京出たいな〜」という願望はあったのですが、「いつか移住できたらいいな」くらいの気持ちでした。
LayerXに入社してみて、大阪・福岡など、全国各地フルリモートでバリバリ活躍している方が多い(非関東圏の在住社員は約13.2%)ことや、同僚の皆さんからの後押しもあり、「この会社でなら安心してフルリモートできそう!」と移住を決めました。

最近、家が完成しました。お友達の皆さん遊びに来てください。

フルリモートで働く上で気をつけたいこと

コロナ禍でのフルリモート生活を経験してみて、この2つは気をつけたいなと思いながら働いています。

1.チームメンバーとのコミュニケーションが円滑にとれている

  • Face to Face(物理)のコミュニケーションがほぼなくても、一緒に働くチームメンバーと円滑に仕事ができている状態であること。

  • 私がフルリモートであることが要因で、報連相が滞り、チームの仕事が進まないというのは避けたい 🙅‍♀️

2.自身の心身が健康な状態で働けている

フルリモートで困った時に誰にも相談できず、孤独感に陥るのはNG🙅‍♀️

上記2つを守りながら問題なく働けるよう、今回はLayerXで1年間フルリモート生活してみて、

  • フルリモート的にありがたかった仕組みや取り組み

  • フルリモートで働く上での自分自身のコミュニケーションの工夫

についてお話したいと思います🖊


フルリモート的にありがたかった仕組みや取り組み

1. Gather

私の所属しているバクラク事業部では「Gather」というバーチャルオフィスでコミュニケーションをしています。
オフィス出社/リモート出社関係なく、チームでGather上に集まり、同期的に会話することが多いです。
話しかけて良いのかステータスがわかりやすく、声掛けのハードルが低いことが有り難いです。朝の挨拶をしたり、「◯◯さん、ちょっと良いですか?」と相談したりしています。

メンバーが不在の場合は応答不可と出るので分かりやすいですね

2. 働いてる場所に左右されない会議体

前述のとおり、LayerXではフルリモートの方や、都内近郊に住んでる方でも出社は週に数回という方もいらっしゃいます。
そのため、LayerXの会議は、働いてる場所に左右されない設計になっているな〜と感じます。

  • 会議は基本的にオンライン。全社員が集まるような会議体もチャットで盛り上がってるので、一体感がある!

  • オフラインが推奨される会議の場合は、その旨が事前に伝えられ、フルリモート勢も出社して参加できる(私は月に1〜2回程度出社しています)

  • オフィスの会議室の設備についても、リモートの人とオンラインで会話できるようにスピーカーなどを設置。オフライン/リモートが混在している会議での会話のしづらさが軽減されている。

3. 定期的なオフラインでのワークショップや懇親会

私が今所属しているバクラク申請・経費精算アプリチームでは、期初に「相互理解ワークショップ」があり、チームメンバーを理解できる場として、とても有り難かったです。

「相互理解ワークショップ」では、以下のようなフォーマットの内容を記載し、1人5~10minほどで、お互いに自己開示していきます。 

- テンション上がること(仕事をする際にあると嬉しい情報)
- 苦手なこと、嫌いなこと
- 仕事の基本スタンス、大切にする価値観
- スキルセット
- ぶっちゃけ一緒に仕事する上でしっておいてほしい私のこと
16personalities or エニアグラム or ストレングスファインダー or ポケモン自己分析

例えば、私が自己開示してる様子はこちら・・・。
なかなか恥ずかしい内容ですが、これをきっかけに一緒に働くメンバーの価値観を知ることができ、自分自身のことも理解してもらえて、働きやすくなったなと感じます。

チームメンバーからの温かいコメントも

こういった相互理解は「飲みニケーションでカバー!」みたいなこともあると思うのですが、フルリモートだとそれもなかなかできないので、チーム内の心理的安全性が担保できるような取り組みがあるのはありがたいです。

相互理解ワークショップについて、詳しくはバクラク申請・経費精算チームでエンジニアリングマネージャーをしているkomineさんの記事をご覧ください!

また、デザインチームは2ヶ月に1度、オフライン親睦会があります。
デザイナーそれぞれ取り組んでいる仕事が異なり、普段あまり一緒に仕事をすることが少ないので、デザイナー陣で直接コミュニケーションを取る良い機会になっています。

デザインチームの楽しい懇親会後の様子

フルリモートで働く上での自分自身のコミュニケーションの工夫

会社の仕組みも有り難いのですが、自分自身のコミュニケーションの仕方も大事だと思い、以下の工夫をしています。

1.リアクションする

  • 何気ない発言もスルーせずにスタンプをおす。

  • Slackのレスは返す。すぐ返せない場合もその旨を伝えるか、スタンプを押す。

  • 会議中も、なるべくミュートにせず、声に出して相槌を打つ。

特にフルリモート勢は、自分から何も言わないと、今何やってるか見えにくいです。
相談したいときに全然反応がなくて不安にさせてしまいやすい(とコロナ禍の経験から思っている)ので、意識的にリアクションしています。
私自身もリアクションもらえると「あ、ちゃんと自分の発言見てくれてる人いるな」と感じて嬉しいのでやっているというのもあります。

2. 発信する

自分の進捗を適宜発信
前述の通り、自分から何も言わないと、今何やってるか見えにくいのでやってます。進捗共有から議論に発展してより良くできることもあるし、リアクションももらえてテンションもあがります。

困ってることや疑問に思うことをカジュアルに伝える
自分から言わないと、周りは困ってることがわかりません。
LayerXは「素朴な疑問はどんどん言っていこう、周りもそれを拾っていこう」という文化があり、チームの皆さんにいつも助けていただいてます。ありがたや・・・。

「ムズい」と発言して、助けてもらってる様子

3. 自分の心身の状態を素直に伝えられる場を設ける

1on1で自分の心身の状態を伝える
私の場合は自分の気持ちを周りに吐露するのが下手くそ & メンタルダウンがすぐ身体に影響するので、1on1のフォーマットとして意識的に心身の状態を伝える場を設けてもらってます。

ちょいヤバだった日の1on1

自分の気持を吐露できる場があるとだいぶ気持ちがラクになります。上長のzakkyさんにはいつも感謝です。

上長以外にも、1on1やオンラインランチをお願いする
私は性格的に、自分の殻に閉じこもって孤独感に陥りがちなので、信頼できる人を見つけて定期的におしゃべりする接点をつくっています。(1on1や定期オンラインランチなど)

特に、フルリモートの場合、自分の仕事で関わる方以外と話さなくなりがちです。上長ではない方と話すことで、斜めからの視点で得られる気づきもあります(いつもお付き合いいただいてる皆さん、ありがとうございます・・・)

と、ここまで書いてはみたものの、フルリモートかどうかに関係なく、働く上で当たり前に気をつけるべきコミュニケーションかもしれないですね。

終わりに

住む場所に左右されず、自分の人生において大切にしたいことにも重きを置きながら働けるのは有り難いなと思います。
フルリモートで働きたい方、働いてる方の参考になれば嬉しいです。

LayerXではデザイナーが大大大大募集中です!ご興味ある方はぜひお声がけください!


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